2016年11月30日水曜日

ドル円相場、強いですねぇ。

結局週明け28日月曜につけた111.35を下回ることなくレンジ入り。
現時点では理由がよくわからないのですがキウイドルが上昇し
キウイ円が新高値を更新していて、クロス円も強いです。

今週は明日30日のOPEC総会や、週末のイタリア国民投票、オーストリア大統領選などの
不透明要因から利食い先行での一定の押し目(下落)があるかと思っていましたが
下値が固い。それだけ実需買が出ているということでしょうか。

今夜は米7-9月期米国内総生産(GDP)改定値が発表され
実質で前期比年率3.2%増と予想の3.0%増を上回っており、
これがドル買いにつながっています。
米国株式市場も強含みで、今夜のダウも現時点(AM2:00)で30ドル高。

トランプラリーはまだまだ終わっていない?!

ドル円コアポジロング継続も、短期ポジションとして112.38円でショートしていましたが
今日112.40円超えで微損で撤退。理由は1時間足での75SMAを超えてきたから。
1時間足のトレンドが崩れたことと、日足の5SMAを下回ったことが短期的な
ショートの理由だったのですが、再びそれを上回る可能性があるため、
一度撤退して様子見です。

かといってこのまま再度上昇し、新値をとるかというと
この高値を買うにはリスクが多い気もしているので、手がでません。

明日のOPEC総会ですが、イランのザンギャネ石油相が
「イランは減産しない」と述べたほか、サウジアラビアが
リビアとナイジェリアを除くOPEC加盟国が減産合意に参加しない場合、
合意を破棄する用意があると語ったと報じられており、原油が反落基調。
今夜は原油安にもかかわらずダウが高いという相場で、原油下落リスクを無視。

ただ、原油安と言ってもレンジの範囲内なので、それほど警戒することも
ないという見方もありますが、それにしても、それほどトランプラリーが
強いということの証左なんでしょうか(;'∀')

ただし、今日は中国再建期待とトランプラリーでプチバブル化していた銅市場が
比較的大きな下落を演出中。Wトップの様相で大崩れのリスクあり。

※銅日足チャート


コモディティ市場というのは流動性が小さいため、値動きが先行するケースが多く、
こういうところからマーケットの変化を見出せることも。
需給を考えるとドル円相場が大崩れするとは思いませんが、ちょっと警戒してみておきます。
ここからの高値追いはしない、ということです・・・。

イタリアの国民投票については下記記事参照。

イタリア、早期ユーロ離脱の公算小さい-でも国民投票が心配な理由
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-11-28/OHBORP6KLVR901?cmpid=yjp

コアポジ保有も、新規ポジは取らずに様子見とします。


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2016年11月29日火曜日

やはり、ドル円相場は9~10連騰も記録すれば一服するという
過去データーが示す通りの展開。

週明け28日月曜は調整入りの展開となっています。

ドル円相場は1時間足の一目均衡表の雲と75SMAを割り込んだら、110円から上で買った
ドル円ロングポジションは手仕舞い方向と書きましたが
112.50円割れで110円台でのロングを手仕舞いました。

もっと大きく崩れるかと思っていたのですが、実需の買いが旺盛なんでしょうか。
今日月曜の安値は111.35円までで、その後112.50円超えまで反発しています。

あれれ、手仕舞いしなくても良かった??と思ったりもしましたが
結局NY時間になって再びドル円相場、軟調な展開を強いられています。

チャートを見ますと、これまた綺麗に75SMAが今度は上値抵抗になっています。
これまでのサポートラインがレジスタンスに変化した、ということは
この相場、上昇が止まっている(あくまで短期的にね)と考えます。

※ドル円1時間足 一目均衡表と75SMA



ということで、短期的に112.38円で軽めにショートしてみました。

コアポジション、100.80円、101.80円ロングは継続のまま、です。
短期では押し目形成の下落を取ってみようか、ということで・・・
上手く行くかしら・・・?💦
ターゲットは、4Hの一目の雲と75SMAが支える110.20~110.40円かな。

今週は30日OPEC総会、2日米11月雇用統計、4日イタリア国民投票とオーストリア選挙。

リスクイベント満載です。
原油価格がどうなるか?米利上げを占う指標の見極め、
そしてEU離脱は英国だけで済むんでしょうか、イタリアやオーストリアにも
ポピュリズムの機運。となると、EU崩壊というシナリオも冗談の域では
なくなってきます。英国に起きたことが、イタリア、オーストリアで
起きない保証はないですよね。

ということで、リスクポジションは手仕舞われる週となるのではないか、
とみています。あ、イタリアの国民投票は憲法改正を問うものですし、
オーストリア選挙は大統領選のやり直しですので、
決してEU離脱を直接問うものではありません。、、、、が。

選挙結果によっては、離脱を掲げる政党が力を増す流れになるということで、
EU連合の綻びが浮き出てくるリスクがあるということです。

中長期的には買い場探し。
トランプラリーは始まったばかり、という見方は変えていませんが、
短期的には(11月末~12月半ばまで)調整リスクが高まると考えています。

*******************************

ちょっと面白い記事を見つけたので、簡単にまとめます。

ポンドが「ミニ・ドル」という位置づけで、
ここから大きく上昇するという展望が増えているとか。

ポンドは貿易や投資面で歴史的にドルとの結び付きが強く、
ドルと同じ方向に動く傾向があるため、ドル人気が再燃している今、
ポンドにとって有利であり、ブレグジットを巡る不透明感は大きくも
なお英経済は欧州や日本に比べて高成長が見込めるという見方があるようです。

英国は歴史的に直接投資を通じて米国と関係があるため、
ドルが上昇すれば機械的にポンドも堅調になる可能性が強いミニドル。
来年の大きなトレードテーマになるかも、、、です。


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2016年11月27日日曜日


ドル円相場は大統領選後から9連騰。

先週末、豊商事名古屋セミナーでご一緒した岡崎良介氏によれば
ドル円相場の過去の連騰記録はおおよそ9連騰で一服します。
1970年以降の大型相場で9連騰で上昇が止まったケースが8回。
1976年9月と2002年9月に10連騰という記録がありますが、この2回のみ。
これ以上のドル円の上昇の記録はありません。

ということで、先週末は113.89円までドル円相場の高値がありましたが
NYクローズは113.03円、10連騰にまでは及ばず一服しています。

過去のパターンに倣った連騰記録ストップですが
さて、今週以降、さらなる上昇開始となるのか、センチメントが変わるのか。

今回のドル円相場の上昇は、日銀が日本国債の10年債利回りをゼロ近傍に
ピン止めする政策をとる中で、米金利が上昇したことによる
日米金利差拡大が最大の材料でした。

米長期金利は週末2.35%まで上昇(一時2.4%乗せ)
選挙直前の1.82から0.5%も上昇しています。

JPモルガン・チェース銀行の棚瀬順哉氏の試算によると、
日米長期金利差 0.10% 拡大に対するドル円相場の感応度が
選挙前の1.56円から選挙後2.97円に増大しているそうです。

つまり、この相場、米金利上昇のスピードよりドル円上昇のスピードのほうが
スピード違反の印象が大きいということに。

米長期金利上昇スピードは2013年のバーナンキ・ショックを若干上回る程度ですが、
ドル円は、直近終値ボトム11月3日から3週間で10%上昇となっており、
このペースでの上昇は1995年以来なのだそうです。

1995年の円安ドル高は、円高に対処するためサマーズ財務長官とMr円こと榊原さんが
協調介入を行った時です。今回の上昇は為替介入に匹敵するピッチだということも
言えるわけですから、ここからはさすがに注意が必要でしょう。

ここまでのドル円の上昇(米債利回り上昇)は、大統領選前にリスクにかけて
ドル円をショートしていた、あるいは米債に資金を非難させていた向きの
ポジションがひっくり返る過程で上昇した値動きに合わせて
ヘッジファンド勢らの新規買いなどが機械的に入ったことによるものと思われます。
日本の実需(輸入やM&A手当など)がまだまだ買い遅れているために
あまり下がらないという相場展開ですが、
かといって絶対に急落がないかというと、そんなことはないでしょう。
金利への感応度が高まっているということは、米金利が低下すれば
ドル円相場の下落も大きくなるということです。

中長期では、まだまだこの相場は初動だと思うのですが、
短期的にはスピード調整があっても不思議はありません。
上昇が止まれば、一定の押し目が期待できると思っているのですが、、、


こういうすさまじいトレンドが発生している時は日足5日移動平均線を見ます。

※ドル円相場日足 5SMA


強い相場では5SMAがサポートされて上昇が続きます。
24日終値で112.14円近辺を走っていますね。

この5SMAを「NY終値」で割り込んだら、いったんこの上昇は終了と考えます。
100.80円と101.80円台で買ったコアポジションは継続しますが110.58円で
買い増しした分は、ここをNYクローズで下回れば手仕舞い。

日足レベルで緩やかに失速した場合は、日足の5SMAを見てからの判断でいいのですが
もし、相場の急変、急落があるようならザラバ中でも手仕舞います。
その場合は1時間足を見ておくのがいいかな。

※ドル円相場 1時間足 一目均衡表と75SMA


1hはトランプラリーが始まってから、一度も雲を下回っておらず
75SMAがきれいにサポートしています。

ここを勢いよく割り込んで来たら、110円より上で買ったポジションは
一度手仕舞って置いた方が賢明でしょうか。


今週は30日にOPEC総会、週末金曜は11月分の雇用統計が発表されます。
この2つのイベントは注目度が大きく、内容によっては手仕舞いが出るリスク。

原油先物3%下落、OPEC減産合意不確実に
http://jp.reuters.com/article/cru-1125-ny-am-idJPKBN13K20W

減産合意となるか否かはさっぱりわかりません。
事前報道が政治的背景と思惑が交錯しすぎてまるでアテにならないからです。
 
減産合意に前進しているような報道もあれば、決裂しそうだという報道もあり、、

ちなみに上記記事、サウジが28日の会合に参加しないとありますが
OPEC会合は30日です。28日は閣僚級協議とでもいいましょうか。
28日不参加でも30日減産合意のどんでん返しもあるかもしれず。
9月の非公式アルジェリア会合でも、予期せぬ減産合意報道となりましたので
こうした一連の事前報道は眉唾・・・

膨れすぎた「減産合意バブル」、弾けたらどうなるか
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/48478

ということで、減産合意で原油が上昇しリスクオン相場が加速するシナリオも
あるかもしれませんが、その場合は、そこがいったんの山になりそうな気もします。

それから、雇用統計。

前回10月の雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比+16.1万人増。
予想の+17.5万人を下回ったものの、8月分と9月分合わせて計4.4万人が
上方修正されていたため好結果。

今回11月分の予想は+18.0万人ですが、さて。

なんだか、足元では強気転換する向きも増えてきた印象です。
(まだまだ慎重意見も多いですが)
OPEC総会、雇用統計控えて一呼吸あるかもしれませんね。

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それでも下がったところはまた、買いで考えています。

中期的に期待できそうなのが
海外投資家が積極的に日本株を買い始めたこと。
海外勢は11月第2~3週に買い越した額は8900億円強で、
2016年度の累計でも1200億円強の買い越しに転じていきています。

半面、個人投資家の売越額は2週合計で8600億円強、
年金基金の売買動向を反映するとされる信託銀行も
計1500億円強を売り越しています。

個人や信託の売りは、やれやれの売りでしょうか。
今年前半の下落で、しこり玉となっていたものが、あがってきたことで
手自まわれている可能性。その売りを吸収して買いあがっている海外勢。
まだまだ上昇余地はあるんじゃないでしょうか。

米金利にしても、足元の上昇スピードは行き過ぎにしても
中長期ではもっと上がると思います。

グリーンスパンFRB元議長は最終的には3、4、5%の領域まで上げると、
ジェフリー・ガンドラック氏は今後5年ほどで6%まで上昇しうると予想しています。

まだまだ大相場は始まったばかり。
あとは、どこで利食ってどこで再度買い参入するか。
これに尽きますね。
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2016年11月25日金曜日

23日水曜 勤労感謝の日 祝日東京市場休場明けですが、
24日木曜はサンクスギビングデーでNY市場が休場。
そして25日金曜はNY市場半ドンなんです、短縮取引。
だから実質、NY勢はもう日曜まで長い休みに入っちゃったのよね。

※サンクスギビング 

日本でいうお正月みたいな日。
家族と過ごす習慣があるので、皆帰省して七面鳥を食べます。

サンクスギビングの翌金曜日はブラック・フライデー(Black Friday)と呼ばれる
1年に一度のアメリカで最も大きなセールの日なのですが、
近年、翌日土曜をスモール・ビジネス・サタデー(Small Business Saturday)
週明けの月曜日をサイバー・マンデー(Cyber Monday)などと呼んで
セール期間が長期化しています。実質は、このブラックフライデーを皮切りに
クリスマス商戦に突入するという感じでしょうか。

米国のGDPの7割が消費セクターが占めているため
この期間の米国消費動向ってものすごい重要。

23日、日本市場が休場だった夜のNY市場で、
米10年物利回りは一時 2.417%と、2015 年7月以来16ヵ月ぶりの水準まで上昇
していますが、これって休暇前にポジション整理が入った
(つまり債券を投げた)からじゃねぇか、と大倉キャプテン。

なるほど、しこり玉を整理して休みたかったということはあるかも。
11月末決算の老舗ヘッジファンドが多いため、例年
このサンクスギビング前にはポジション整理が出やすいとも指摘されていますね。

ただ、ポジション整理なら高過ぎる米株を売ってから(手仕舞ってから)
休みに入るんじゃないか、って予想する向きもあったようです。
しかし、実際には、利益確定ではなくて損切りして休暇に入った向きが
多かったということでしょうか。米株もショートが切らされた結果、
サンクスギビング前のNYダウは更に高値を更新したということかもしれません。

同じポジション整理が出る、という予測でも
利食いが出るか、損切りが出るかはわからないもので…。

23日は耐久財受注の数字も良かったんですよね。
これで、金利が上昇、ドルも急伸しました。
ドル円相場が一気に112円台に乗せたのは、耐久財受注を受けて、です。
(その後、欧州時間には113円台まで上がるのですが)


※耐久財受注

耐久年数3年以上の耐久財への受注額。
特に「非国防資本財受注」は設備投資の先行指標として注目度が高いです。

10月耐久財受注 前月比+4.8%(予想+1.5%)(前回▼0.1%)
昨年10月以来1年ぶりの大きな伸び

「非国防資本財受注」+0.4%

一般機械をはじめとする機器類の需要が幅広く増え、
第4四半期初めの米経済成長が加速したことを示しています。


年内利上げは確実も、来年の利上げが
かなりハイピッチで実施されるんじゃないか、って感じよね。
Fedの利上げより市場金利上昇が早すぎるって。。。

今夜23日は米国市場が動いていないのですが、
為替市場ではドル円がじり高、現在も113.30円です。(AM3:05)

昨晩(23日)和田仁志さんにお話を伺ったところ、
買い遅れている向きがたくさんいると。

①輸入筋

大統領選リスクで100円割れもあり得る、が市場コンセンサスだったため
選挙後下がったところでドル買いしようと待ち構えていたら
まさかの急ピッチ上昇で、全然買えていない

②M&Aのドル資金調達

企業のM&A、銀行さんに依頼される部分も大きいのですが
託された銀行が買い遅れちゃってM&A資金も手当てできずにいるとか

一方、輸入はこの上昇で期末までの売り予約ができている?
輸入の売りが上値を抑える圧力にはなりにくいようです。

それから、困っているのが生保など機関投資家勢。

日銀のマイナス金利導入で日本国債の運用妙味がなくなり
外債投資に動かざるを得なかったわけです。
米債を買う時にドル買いして米債を買うのですが
それでは円高になると、為替分損しちゃうかもしれない。

ということで、米債を買う際、同額(かそれ以上の)円買いをすることで
円高に行っても損しないようにヘッジしていました。

為替ヘッジ付なので為替のリスクはない、とはいうものの
ついこの間まで債券バブルだったわけですから
めっちゃ高い価格の債券を買っているわけです。
これがトランプ勝利後、債券市場の急落(金利の急騰)で
彼らは大きな損失を出しています。

外債投資で出た巨額の損失どうする?!

①債券を損切りするのか
(損切りすれば、さらに債券利回りは上昇してドル円上昇要因に)

②円高で円買いしちゃった為替ヘッジを外すのか
(ドル円ショートになっているポジションを外せばドル円上昇要因に)

という事態に陥っているわけで、彼らがどちらに動こうとも
円安ドル高要因となってきます。

ところが、彼らは、確信のないことには動かない(動けない)のだとか。
会議を重ね、時間をかけて、判断するんですって。
ヘッジを外すべきか、耐えるべきか・・・・。

決断するのに、凄い時間がかかるらしいです。
会議するから、、、(;´Д`)

そんなことをしているうちに13円もドル円上がっているんですけど。。。
というわけで、生保など機関投資家らは、
外債投資の損失は放置したままのようです。

これが処理されるときには、さらなる円安進行となると思われます。

ということで、円高になるという理由は需給面からは考えにくい状況。

トランプさんがまだ信用できないとか、
スピード調整がありそうだとか、
急落リスクもゼロではないんだけど、
需給面からは、下がったら買いたい向きがうようよ存在しています。

ということで、まだまだロング目線継続。

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2016年11月22日火曜日

日本時間午前5:59の福島県沖を震源とするマグニチュード7.4の地震を受けて
為替市場では若干円買いがでました。

22日火曜午前3:30前後には111.35円まで円安ドル高となったドル円相場が
東京時間オープン直後に110.39円までおよそ1円の円高ドル安がありました。

しかし、東京時間にじりじり買い戻され、ロンドン時間入りには
111円台、やはりドルを買い遅れていた向きがすかさず買いを入れている印象。

110.50以下で拾いたかったのですが、少し出遅れて
110.58円でドル円を拾っています。

余震ならぬ本震が来るという恐怖とリスクもぬぐえないのですが、
もともと110円台前半まで下げれば買い増そうと思っていたので
それに従って。

*****************************

昨晩、ECBドラギ総裁はインフレ目標の達成に向けECBは
現在の金融緩和の水準を維持する必要があるとの認識をあらためて示しています。

「インフレ率が中期的に2%弱の目標水準へと持続的に戻るのに必要な
極めて大規模な金融緩和政策を維持することにコミットしている」

12月のECB理事会では来年2017年3月までの予定の資産買い入れ政策を
延長するのか、縮小に向かうことになるのか議論することとなっていますが、
早くも、緩和延長に言及したということになります。

しかしながら、為替市場ではアメリカ大統領選でトランプ勝利以降、
ユーロはドルに対して導入以来最長の連続下落を記録し、
約1年ぶりの安値に達しており、すでに大きく下落していることから
反応は限定的でした。

足元のユーロ下落は、ドル金利の上昇ということだけでなく、
トランプ氏が掲げている本国投資法。
アメリカ企業が海外での利益を本国に回帰させることを促す税制HIA2が
ドル買い・ユーロ売りを促すという思惑も働いているものと思われます。


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昨晩はポンドドルが強くて、その背景がイマイチわからなかったのですが
メイ首相の発言が材料視されたようです。
英産業連盟(CBI)主催の会議で

EU離脱決定を受けた企業の国外移転を回避するため、
科学やテクノロジー分野などの研究開発(R&D)に20億ポンドを投じる方針を表明。

ロボティクスやバイオテクノロジーなどの研究開発を促すため、
2020年まで新たに年間20億ポンド(25億ドル)を投じるとしています。

また法人税率を先進20カ国で最低水準にするとの考えを
あらためて表明しています。

メイ首相はこれまで、2020年までに法人税率を現在の20%から17%に
引き下げるとしていますがトランプ次期大統領は選挙期間中、
法人税率を15%に引き下げる意向を表明しており、
これに対抗して17%からさらに引き下げる用意があるのかどうかに注目。

こうした発言がポンド上昇の背景にあったモノと思われます。

今週はゴールドマン・サックスが発表した2017年トップトレードが話題ですが
筆頭はドル買いとしながら、売りはポンドとユーロの均等パスケットとしており、
1年後、ポンドドルは1.14ドル ユーロドルは1.00、パリティを予想しています。

ユーロ下落はそうかなあと思っているんですが、
ポンドがまた下がるんでしょうか・・・。現在1.2485ドルくらい。

ポンドは底入れしたように見えますが、それよりもドルのほうが
圧倒的な強さを見せるということかしら…。

ハードブレグジットとなって、英国から資金流出がないように
メイ首相もいろいろな施策を出してくると思われます。
インフレも気がかりですしね。利下げ思惑は後退しているため、
個人的にはポンドが再下落するというのは、あまりピンとこないかな。
(今ポンド円ロングしているのでポジショントークです(;'∀')

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8日大統領選挙からおおよそ2週間、まだmarketの勢いは緩みません。

週明け21日月曜早朝、ドル円相場は東京市場がオープンする前の
商いが薄い時間帯に111円大台乗せ。111.18円まで円安ドル高が進行しました。

東京時間に一服するも、110.46円まででガス抜き終了でしょうか、
現在再び111円大台目指す上昇を見せています。

ただし、今夜の値動きは若干これまでと変化が見られます。


ドルインデックスを見ると、これまでのドル高が一服。
陰線をつけようか、という下落を見せ始めており、
ユーロ、ポンド、カナダ、豪ドル、NZドルなどが反転上昇の兆し。
さすがに行き過ぎからの巻き戻しがくるのか、それとも
ただの調整に過ぎないのかは、まだワカリマセンが、

興味深いのが、円はあまり戻っていないこと。
つまり、円安基調に一服感がみられません。
おかげで今夜はポンド円、キウイ円、豪ドル円、カナダ円などクロス円が
一段高の上昇を見せています.。



※通貨インデックス日足チャート 円安だけは止まらず


私のポンド円ロングにとってもいい展開。
ポンドドルも高いし、ポンド円も高いということになりますね。

要するに今夜はドル安円安。

円安の背景は、おそらく先週の日銀の指値オペ。
長期国債利回りをゼロ%にピン止めするためには、日銀は「無制限」に
国債を市場から買い入れます。要するにこれは緩和策強化。
9月の日銀会合で「イールド・カーブコントロール」が発表された直後は
マイナスに沈んでいた長期債をゼロに誘導するってことは
日銀が買い入れ量を減らす、、、テーパリングじゃないの?!
という指摘が多くて、評価が低かったのですが、
米金利上昇に連れて日本国債も上がり出したために、日銀が買い出動、
ゼロ%固定のためには無制限買い入れなわけですから、とんでもない量的緩和です。

米金利上昇+日銀国債無制限買い入れ=ドル円最強!!

ってことですね。

他の英国やカナダ、豪ドル、キウイなどの各国の金利上昇
においてもそれぞれの国との金利差拡大ですから、日銀の指値オペは
「円安効果」として効いてきたものと思われます。


さて、このドル安、円安が今夜だけの値動きなのか今後も続くのかもまだワカリマセンが、
他に変わった値動きがないかリサーチしましたところ、
今夜は原油が高い。11/30のOPEC総会に向けて減産に向けた協議の詰めの
作業に入っているのですが、何か減産を匂わせるニュースでも出たんでしょうか。

※コモディティ日足チャート一覧 特に今夜はエネルギー高が顕著


今夜特にポンドやカナダが強いのには原油高が影響しているかもしれません。
イギリスは北海ブレント、カナダはオイルサンド。

トランプ氏は、、石炭、天然ガス、石炭掘削に関わる規制撤廃を進め、
CO2排出値の削減を決めたパリ協定について破棄するとの考え方を
示してきました。再生可能エネルギーへの助成金を撤廃することで
炭鉱作業員を職場復帰させると述べています。

この分野もこれからの注目の高い投資先となるとみられています。
今夜の原油高と直接関係があるということではありませんが、
原油価格はこれだけのドル高にも、全然崩れないというのは
11/30のOPEC総会に向けた減産合意期待だけではなく、
トランプ新大統領誕生も少なからず影響しているのではないか、
って気がしています。その根拠となるニュースは別にないんですけど(;'∀')

こういう「押し目待ちに押し目なし」みたいな非常に強いトレンドの相場では
一目均衡表を表示した1時間足チャートを見て、転換、基準線、雲、75SMA
などを押し目のメドとして使っています。


あるいは日足の5SMA 5SMAまで落ちて来たらロングです。



 あまり深押ししないのです。
チャートからは次に買うのは110円前半まで落ちてきたとこかな。
109.09円のロングは継続中。
ポンド円ロング、日経平均ロングもそのまま継続です。

今夜も現在までのところ(1:25)NYダウ平均上昇中。


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◆オセアニア、新興国通貨安


主要通貨では、豪ドルやキウイなどが大きく下落しています。
通常リスクオン相場で買われやすい通貨であるにもかかわらず、
株高、原油高のリスクオン相場の今、大きな下落に見舞われているのです。

これは、リスクオンで金利のある通貨が買われるというテーマより
新興国通貨が売られ、資金が米ドルに還流するレパトリの流れの中にある、
ということかと思われます。ブラジルレアル、インドネシアルピア、
南アフリカランド、トルコリラ、フィリピンペソ、人民元、、、
軒並み安です。この通過群の中に豪ドル、キウイも入っているということね。

この新興国通貨安、米国の金融引き締め懸念から新興国通貨が
急落に見舞われた2013年の「バーナンキ・ショック」が記憶に新しいのですが、
現在はそのようなリスクとしては受け止められていないようです。

それが証拠に、株高、原油高ですね。鉄鉱石などの一次産品銘柄も高い。
コモディティはゴールドやプラチナなどは弱いものの、比較的強いんです。
中国銘柄として、それからトランプ公共投資思惑として、というところでしょうか。
こうしたコモディティ価格に支えられて、新興国経済には2013年以降に
見られた動揺は起きていません。油断はできないものの、過剰に警戒することもなさそうです。。。


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QUICKが21日に算出した前週末18日時点の店頭FX会社9社合計(週間)の
建玉状況によると、FX取引で円に対するドルの買い比率は低下している模様。

「ドル・円」取引の総建玉に占めるドル買い建玉の比率は50.0%、
その前の週末に当たる11日時点を3.7ポイント下回り、
2015年6月5日時点(47.3%)以来約1年5カ月ぶりの低水準へ。
個人投資家はドルの上値が近いとみて、相場の流れに逆らう「逆張り」の
ドル売り・円買いに動いているとみられます。


ということで、この流れは週明けも続いているようですので、
まだ続くかな。。。ドル円上昇。

目先のターゲットは半値戻しの112.40円台、
ここまではトレンド継続と思っています。

ただし、今週は23日水曜が日本は勤労感謝の日の祝日。
翌24日木曜はサンクスギビングで休場。
25日も午前1時までの短縮取引となることから
手じまい売りも警戒されています。

手仕舞いによる思わぬ安値もあるかもしれません。
…その時は、拾うチャンスでしょう、きっと。
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12/03 (土)13:00~ 大阪セミナーに行きます。

私にとって年内最後の大阪です。

『NYダウ上場記念特別セミナーin大阪』
http://www.yutaka24.jp/?url=/seminars/detail/258

13:00~14:00 第一部:大倉たかし×大橋ひろこ
「本音で言わせて! LIVE」

14:00~14:30 特別セッション:大倉たかし×大橋ひろこ
「NYダウもついに上場! 今注目のくりっく株365の魅力とは!?」

14:30~14:45 休憩

14:45~16:15 第二部:岡崎氏
『不確実性下の金融市場』~週明けの日本で戦うダウ365必勝法~

大統領選前からドル円ロングを構築、100円をストップにロングを継続し
この大相場をがっつり取った大倉キャプテンが大阪に!!

何故、ドル円上昇を予想していたのか。
その考え方と、今後のシナリオを大倉キャプテンに伺うセッション
「本音で言わせて!LIVE」で、ご一緒します。

12/10 (土)は東京会場。
http://www.yutaka24.jp/?url=/seminars/detail/259

皆様のご参加、お待ちしております~♪
どしどしお申込みください。

2016年11月20日日曜日

 大統領選以降、ドル一強ですね。通貨インデックス一覧を見れば一目瞭然。

※通貨インデックス一覧


上がっているのはドルだけです。
円、ユーロ、豪ドル、NZドルと軒並み売られていますね。

この背景にあるのが、米金利上昇。
トランプ氏が唱えるインフラ投資と減税を織り込み債券が売られ
金利が大きく上昇しています。インフレ期待もあるでしょうか。


18日金曜には米10年債利回りが一時2.36%と約1年ぶりの高水準まで上昇。
大統領選開票前の8日終値1.85%から比較すると0.50%高い水準。

米金利上昇は、トランプ効果だけではないと思われます。
米国が年内にも1年ぶりの利上げに踏み切るだろうことも追い風でしょう。

17日木曜はFRBイエレン議長の議会証言が注目されましたが
追加の利上げについて「比較的早い時期に適切になる」と述べました。

FRB議長 来月利上げに踏み切ることを示唆
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161118/k10010773481000.html
これで12月利上げはほぼ確定でしょう。
12月FOMCは利上げの有無よりFOMCメンバーの金利見通し
(ドットチャート)で、来年の利上げのペースに焦点が移っています。

ニューヨーク連銀のダドリー総裁は物価上昇率2%の達成に「より楽観的だ」
と述べたており、これも金利を押し上げにつながったようです。

※こうした米国債利回り上昇をうけて、他国債券市場でも利回りつれ高。
ドイツ国債も9年以上から8年以上にプラス利回りが拡大。
スウェーデンでもマイナスだった9年物がプラスに浮上。
現時点で10年債利回りがマイナス圏にとどまっている主要国はスイスのみ。
日本も先週16日、プラス圏に浮上しましたね。
もともとプラス圏にあるカナダやオーストラリアの国債金利も一段と上昇中。




※こうした変化を受けてのドル円上昇はわかります。

日本の長期金利はゼロ%にピン止めされているため、
ドル円は日米金利差拡大で素直に上昇するのは理解できますよね。

※日本10年債利回り



しかし、豪ドルの凄まじい売られ方に若干の違和感。

そもそも金利があって、このところの指標などから
利下げ思惑が後退している豪ドルなどが
これほど大きく売り込まれるなんて。。。。

このところの鉄鉱石などコモディティ価格の上昇は
豪ドルのサポートにならないんでしょうか。

今、米債利回り上昇に連れて、世界中の金利が上昇しており、
勿論、豪州の10年債利回りだってご覧の上昇です。

※豪10年債利回り

だから、上記通貨インデックス一覧で豪ドルがものすごい勢いで
売られているのがちょっと不思議なんだけど、、、と思って、
米10年債利回りチャートを見たら、上げ方が尋常じゃなかった。

※米10年利回り



これを見ると、とにかく米債利回り上昇の勢いがすさまじいのね。
それほど米金利上昇はサプライズだったということでしょうけれど、
そんなに、選挙前には逆のポジションが偏っていたってこと?!
巻き返しよね、この勢いって。

つまり、高金利、新興国などに投資されていたものがひっくり返って
米国に戻っているということ。

新興国通貨安、景気に影 投資マネーが米に流出
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM19H39_Z11C16A1FF8000/

米長期金利が急上昇し、新興国の株や債券に投資してきたマネーが米国へ還流。
メキシコペソやトルコリラが軒並み下落するなど経済の足腰が弱い国が狙い撃ちされる。米連邦準備理事会(FRB)が12月の利上げを示唆しており、この傾向が加速し新興国景気を下押しする恐れがある。

国際金融協会(IIF)によると、米大統領選後に新興国市場から流出した資金は100億ドル(約1兆1000億円)を超える。



ということで、オセアニア通貨もこの流れの中にあるとみられます。
クロス円(対円)で見れば、日本と豪州、日本とNZドルの利回り格差が
広がるので、素直に豪ドル円、NZドル円買いでいいと思うんだけど、
ドルストレート(対ドル)でこれだけ派手に下がっていると、
クロス円での上昇も限定的となってしまいますねぇ。

今は素直に、ドル円が最もパフォーマンスがいいということになります。

しかし、この新興国からの資金流出がファンド勢らの投資収益を
落としてしまったことで、巡り巡って米株下落、日本株下落を
もたらしたことは記憶に新しいので、この部分には警戒が必要ですね。

特に中国です。

中国当局、急激な人民元安には対応の用意 資本逃避を懸念=関係筋
http://jp.reuters.com/article/china-economy-yuan-idJPKBN13D18G?feedType=RSS&feedName=businessNews

中国の政策当局者は最近の人民元下落を気にかけていないが、心理的に重要な1ドル=7元を超えて急激に下落すると資本逃避を加速する可能性があることから介入する用意をしている。
複数の政策アドバイザーが明らかにした。

元は18日、8年ぶり安値の1ドル=6.8950元に下落した。


ということで、元安が2016年年初の米株下落をもたらしたことを考えると
今回もそのリスクがないとは言い切れません。
くれぐれも、高値追いで高値掴みをしないで
「下がったら買う」スタンスでいないと、、って思ってます。

そう思って大統領選前にはダウ平均を買いそびれたのですが(;´Д`)

今週以降は米利回り上昇が今後どんな弊害をもたらすのか、
この点に注目ですね。

週末18日金曜のダウ工業株30種平均は反落してます。
35ドル89セント(0.2%)安1万8867ドル93セント、
米株の失速があれば、ドル円も一服となるかもしれません。


ドル円相場は 110円95銭と約5カ月半ぶりの円安水準まで
円安ドル高が進行、110円もあっさり超えてきました。

アベノミクス相場125円台までの大きな円安ドル高相場が
今年2016年前半に100円割れまでの円高となったことで
アベノミクス、日銀緩和政策の失敗・終焉とまで言われましたけど、
112.40円まで戻れば、その半分は取り返したこととなります。

38.2%戻りの109.20円近辺で一度阻まれるかと思ったのですが
あっさり抜けて110円台乗せ。次のターゲットは112.40円です。
109円台で買いなおしたドル円ロングは112円台に乗せたら手仕舞います。

100.80,101.80Lは、しばらく継続しようと思います。
ゲームチェンジ、すなわち、トランプ大統領誕生で
ドル高はまだまだ進むものと考えています。

足元のリスクは、
11/30のOPEC総会(減産合意ならずで原油安の可能性)と
12/14のFOMC(利上げはほぼ織り込み済みも、株下落リスク)

来春の1/20の大統領就任まで上昇相場が続くとは思いませんが、
再び100円を割るような相場はもうないんじゃないかな。。。

****************

米国株が史上最高値圏にあるのに対し、日経平均は15年6月につけた高値
20868円を2000円強下回ったままであり、
ドル高の影響で資金流出が懸念される新興国に比べて円安の恩恵を受ける
日本株のほうが物色されやすい流れが続くと思います。

円安進行は企業業績に追い風ですし、今年前半の円高での
業績下方修正懸念も払しょくされたところです。

日経平均も近い将来20000円を目指す展開となると思います。
20000円達成はさすがに来年かなぁ、、、
年末年始には波乱もありそうですので。

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2016年11月17日木曜日

ドル円相場は108.55円まで安値があったようですが、
17日木曜東京時間再び109円台。底堅いですねぇ。
安値を拾うことができませんでしたが再参入、
出遅れちゃったかなぁ、109.09円で再度ドル円ロングです。

その一つには個人の売りが結構大きいってことが…。

アングル:トランプ相場に挑むミセスワタナベ、逆張りでドル売り
http://jp.reuters.com/article/trump-mrswatanabe-idJPKBN13C0BB

投機筋らはドル円ショートを買い戻している中で、個人がドル円ショートを
増やしているという。。。このような売りが燃料となって上がりそうな予感。

昨日17日、日銀は初めて「イールドカーブコントロール」政策である
「指値オペ(公開市場操作)」を実施したことが話題。

幕上がった日銀vsトランプ相場 初の指し値オペ

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ17H4E_X11C16A1000000/


米金利急上昇の中、日銀は日本の金利を押さえつけるとの意思表示、
と受け止められるとした解説が多いですが、9月日銀会合で
やるって宣言していたことを、実行したまで。
驚きのニュースでもなんでもないのですが、
今週に入って日本国債10年物の利回りがプラス圏に浮上していましたね。
これはトランプ効果による米金利上昇につれ高となっているものですが、
プラス圏っていったって、わずか0.005~0.015%そんな程度。

ただし、これがさらに上昇して1%になっちゃったりすると困るわけで
(日銀は長期債利回りを0%近傍にピン止めする政策を発表した)
更に上がってしまう前に押さえつけたということです。

これが機能する政策であるというなら、円安要因。
これがコントロール不能とみなされれば、円高要因となり得るのですが、
そのような事態になることはたぶんないと思うので問題ないでしょう。

ということで、日銀は粛々と長期債をゼロに固定するオペを実施してくれれば
米金利上昇が素直にドル円上昇の材料です。

その米金利を占うイベントが今夜・・・。
イエレン議長の議会証言があるのね。

イエレンFRB議長の議会証言、5つの注目点
http://jp.wsj.com/articles/SB10780138144506903447704582441502207814044

ハト派として知られるイエレン議長。
さて、イエレンさんの発言でドル高に冷や水はあるでしょうか…。

もし、そこでドルが下がることがあれば、絶好の買い場と考える向きは
多いと思いますので、それほど下げないと思うんだけどね。
だから、このイベントは「安くドルを買えるチャンスかも」ととらえています。

それなのに、すでに109.09円でドルロングを作ってしまったわ・・・。
もっと下がれば、さらに買おうかと思っています。

安倍首相とトランプ氏の会談の報道にも注目ね。
マイナスとなるような材料は出てこないと思われ、
108.50円台で反落が止まったドル円は、今週にも110円突破となる予感。

***********************

ポンドにも注目しているのですが(ポンド円Lしてるので・・・

英中銀のカンリフ副総裁は「政策金利を過去最低水準に維持することは困難」
「金利引き下げの要因が後退しつつある」との見解を示したようです。

となると、英国の利下げはなく、今後は利上げもあるか?!ということに
なってきますね。今週発表の消費者物価は強くなかったのですが、
今後、インフレ指標にはより注目度が高まってくると思います。
指標が強ければポンド高、素直に買い戻されていくのではないでしょうか。
(ポジショントーク)

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16日水曜、大統領選から1週間。

日経平均は反発 +194円 17862円。
ドル円相場は109.75円まで円安ドル高がありました。

しかし、7営業日連続上昇していたダウ平均が今夜はマイナス圏の推移。
現在2:20 84ドル安で推移しています。
ドル円は109円飛び台まで落ちてきました。。

さて、いよいよ一服でしょうか。
それとも、安倍首相とトランプ氏会談で110円を超え18000円大台乗せ示現と
なるんでしょうか。会談の報道次第ではその可能性も十分に考えられますね。

昨日108.80円台で手仕舞ったドル円ロング、、、その後1円も上がりました(笑)
テクニカル的には38.2%戻りの109円前後まででいったん、押し目を作るかと
思っていたのですが、109円台後半までスルスル上昇してしまいました。

ただ、110円、18000円の壁は厚そうよ。

日経平均は2/1に付けた戻り高値の終値17865円近辺では利益確定売りが旺盛。
また日経平均オプション市場では、1万8000円のコール(買う権利)の建玉が
12月限月と1月限月の合計で5万6600枚(昨日時点)と突出。
コールの売りと買いが一対になっており
「投資家の足元の相場見通しの強弱感が1万8000円で対立していることを意味する」
~と日経QUICK記事。

上昇過程では個人投資家らはドルショートを作っている模様で
これが燃料となってさらに上がる相場が続いているようです。

円売り主体として知られるミセスワタナベは通常ドル買い・円売り比率が
6~7割程度と持ち高を円売りに傾けがちだが、現在は円買いが上回っている、
と、外為どっとコム総研。円買いに傾くのは2015年6月以来だそうです。
15年6月は円安極まり125円86銭を付けた時期。

110円にはストップロスオーダーもひしめき合っているようですが
逆指しの買いオーダーは少ないとみられており、
110円超えで加速して上昇する相場ではなさそう無きもします。

皆、押し目を欲しがっているために、深押しが来ない相場となっていますが
さすがに110円大台目前で上値も重くなってきましたね…。

今夜発表されたEIA米エネルギー省情報局の原油週間在庫統計では
11月11日現在の米国内民間原油在庫は前週から527.4万バレルの大幅積み増し。
弱い材料なんだけど、原油価格それほど下がりません。

15日火曜にサウジアラビアとロシアのエネルギー相が今週にも、
減産について話し合うためカタールで会う可能性があると伝わったことが
支えになっているようですね。
減産合意に向けて産油国が積極的に取り組んでいる、というのが
原油価格下落を止めていますが、さて本当に減産正式合意はあるでしょうか。

原油安が引き金となっての相場の崩壊は、
今のところ30日のOPEC会合まではなさそうなムードです。。。

ということで、押し目待ちに押し目なしとなった今日、

ドル円の100.80円 101.80円L 日経平均16600円16400円台L
ポンド円126.90円台L 131.80円L 継続のまま。

新規では何もしていません。

下がればドル円を買うつもりだけど、、、、
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2016年11月16日水曜日

15日火曜日東京時間は、さすがにマーケットも一服か、、、?!

・日経平均 ▼4.47 19668.15円 
・ドル円 108円を挟んでもみ合いに終始(107.80~108.20)


と思われましたが、


22:30の米指標受けて上昇再開。
ドル円相場は1:05くらいに109円大台にタッチしました!!109.05円。
今夜まだ上がるでしょうか??


①米10月小売売上高 前回発表の0.6%から1.0%に、
          除自動車は0.5%から0.7%に修正

②10月輸入物価指数は前月比+0.5%。2ヶ月連続アップ、6月以来の高い伸び

⓷11月NY連銀製造業景気指数 +1.5 (予想▼2.5  前回▼6.8)
           6月以来ようやく好不調の境目であるゼロを超えてプラスに。

米経済強いじゃない~ということで、12月の米利上げ期待をほぼ確実視。
マーケットはすでに年内どころか来年の利上げ回数が焦点だろうけれど、
とにかくドル高です。米長期債利回りは2.2%台で推移。
2.3%から上にするする上がる印象はないですが、
それでも、今夜はダウが小安く(現在1:05 40ドル安)
やはりこのところの金利上昇の警戒があるわね。

ところが、今夜はなぜか原油が堅調でWTI原油が45ドル台を回復。

株価は金利上昇警戒で小安くても、原油が支えているのでしょうか、
ドル円、クロス円全面高で為替市場だけみればリスクオン相場全開ですね(;'∀')


それでも、38.2%戻しが109円台アラウンドに位置していますので
100.80円と101.80円台のロングのみ残して、
その上で買ったドル円ロングポジションは全て手仕舞いました。
手仕舞いコストは108.80円台でした。。。。109円まで粘ればよかったかな。

ここからも押し目買いスタンスで行きますが
107円~105円までの調整があれば再度買いたいですね。。。
そこまで下がるかどうか。

原油は月末30日のOPEC総会睨みですが、
今日は、昨日14日に公表されたSEC米証券取引委員会に提出された
四半期(7-9月期)の保有有価証券報告書の内容が話題でした。

なんと著名投資家ジョージ・ソロスは
エネルギー関連8銘柄の株式を購入していたことが明らかに。
エネルギー業界への投資額を数百万ドルから
1億3200万ドルに増やしたそうです。(金ETFは売却)

トランプ氏は石油・天然ガス・石炭の国内生産増加させることや
オバマ大統領が認めなかった米国とカナダを結ぶ原油パイプラインの建設、
さらに地球温暖化対策の新枠組み「パリ協定」からの脱退など
化石燃料重視の政策を次々と掲げています。

なんだか、トランプ勝利を予見していたみたいね(°□°;)

トランプ新政権のエネルギー長官候補に
シェール生産大手コンチネンタル・リソーシズの
ハロルド・ハムCEOの名前が浮上しているようですし。。。。
まさか、これが値動きに影響があるとは思いませんが、
要するに原油価格が暴落するってことはなさそうだ、ということです。

カナダとの原油パイプラインの話などを考えると
カナダドルも面白そうだよね。
カナダ円とか、調整があったら買ってみようかと思ってます。
普段カナダドルなんてほとんど見ていないのですが、
これが具現化すればかなり大きな材料かと。

それからトランプ人事、市場の注目は米財務長官。
大領選でトランプ氏の経済諮問委員やキャンペーンの財務責任者を
務めていたムニューチン氏の名前が挙がっていますが、この方、
ゴールドマンやソロスファンドなどを渡り歩いた銀行家だそうです。
現在もデューン・キャピタル・マネジメントのCEOということで、
金融に明るいということは、マーケットは歓迎するだろうと思われます。

まだまだトランプバブルは始まったばかりでしょう。

株も、ドル円、クロス円も下がったら買い目線。

明日17日木曜は、安倍首相とトランプ氏の会談が。
注目度は高いのですが、必ずしもマーケットにポジティブとは限りませんので
一度ドル円を手自まった次第。

結果、日経平均、ドル円コアポジ、ポンド円ロングは継続です。

◆備忘録◆

11月15日火曜、日本国債10年債利回り+0.005%へと一時プラス圏に。
             プラス圏浮上はおよそ2カ月ぶりのこと。
どうしても米金利上昇に連れて上昇してしまうのね。
日銀はゼロ近傍をターゲットにコントロールしていますので
あまり気にすることではありませんが。


***********

10月英消費者物価指数(CPI)前月比0.1%上昇、前年同月比0.9%上昇

予想を下回ったことでポンドドルが大きく売られています。

10月英小売物価指数(RPI)も予想より弱い内容となっており、
ポンドドル上昇が止まってしまいました。

このところドル全面高でしたが、ポンドドルのみ、
ドルと共に上がっていたのですが・・・。

ポンド円はドル円上昇に支えられてそれほど下げていません。

*****************

全面ドル高なのでユーロが大きく下げています。
いよいよパリティ予想が増えてきた印象です。

トランプ氏勝利でユーロ先安観-17年にドルと等価見込む確率が倍増
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-11-15/OGNYSZ6TTDU601

向こう1年で1ユーロ=1ドルに下落する確率が約45%(ブルームバーグ調べ)
1週間前の約2倍に上昇。
トランプ氏の歳出拡大・減税公約を受けて、
米国では経済成長が加速して当局がより迅速に利上げするとの観測が
広がっていることが背景。

ユーロドル相場は1.07ドルまで下落。2015年以来の安値となっています。

*********************

本日15日発表された11/1開催のRBA豪準備銀理事会議事要旨
「政策スタンスの据え置きが、持続的な経済成長と長期的な
インフレ目標の達成に合致している」との文言が確認され、
当面の利下げ観測は後退しています。

ただしドル全面高の相場なので、目立った豪ドルの反応はなし。

*******************************

私が今、気になっていのは北方領土。。。

12/15の安倍さんとプーチンさんの会談ですが、

ロ、領土交渉に難色
 http://jp.reuters.com/article/idJP2016111401002092 


経済発展相の身柄拘束 石油再編で収賄容疑

 http://mainichi.jp/articles/20161115/k00/00e/030/181000c


どうも雲行きが・・・・。
身柄を拘束されたウリュカエフ氏は、安倍晋三首相がプーチン大統領に提案した
「8項目の経済協力プラン」の実現に向け、ロシア側の議論を主導していた人物。プーチン氏の訪日へ向けた日露の協議にも影響を与える可能性も?!

トランプ大統領誕生で、トランプさんとプーチンさんが仲良くやれそうです。
これで、米露が蜜月となれば、日露関係間の切り札、北方領土問題のカードを
ここで切る必要もなくなったということかもしれません。

ロシア関連銘柄は株式市場でも人気化し物色されていますので、
ことによっては株式市場に影響があるかも・・・?!
まずは、今週のトランプさんとの会談が重要ですが、
12/15の北方領土2島返還の期待で織り込まれた部分があるなら
その剥落には注意したいと思っています。

まだまだ年内波乱含みの相場は続くんでしょう。
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2016年11月15日火曜日

ドル円上昇、スピード違反じゃないの…(;^_^A


今夜14日月曜、すでに108.48円まで上昇、
大倉キャプテンの利食いポイント目前まできちゃってます。

なぜ上がってるかって、昨日までのブログに書いた通りですが、
ドル買いのロジックとは別に、需給として、
7月高値107.50円を超えちゃったことで
いよいよ買い遅れていた輸入が買い出したしたか、
あるいは円高局面で本邦機関投資家らが行っていた「為替ヘッジ付外債投資」の
ヘッジ外しが起こっているか、あるいは、まだまだトランプリスクにかけて
ショートで参入している向きの売りがドンドコ踏まされているか、
いや、きっと恐らくその全てがこのドル円上昇につながっているんでしょう。


①大統領選挙の波乱で100円を割ったら買おう~
そう思っていた向きは多かったはず。恐らく輸入筋もそう考えていたと思います。
しかし、みんながそう思っていたりすると、そこまで下がらないのが相場の常。

上がり出すと、ちょっと押したら買おう、、、と思うので
なかなか高値では買えない。
押し目待ちに押し目なし。
1週間前は101円台にあったドル円相場はあっという間に7月高値107.50円を
超えてテクニカル的にいよいよ本格上昇というレベルに達して、
しびれを切らした輸入が買っているんじゃないか、って気がします。
実際のところはわかりませんが。

②日本国債はマイナス金利(長期国債はゼロ金利)日本国債の運用では
利益が出ない機関投資家らは、利回りのある外債投資で利潤を求めるしか
ありません。しかし、外債を買う際にドル買いすれば、ドル円相場の下落で
為替分損してしまう。。。。ということで、円高局面では本邦機関投資家らは
「為替ヘッジ付での外債投資」をしてきました。

米国債を買う時に、同時に為替市場では円買いをするのです。
(ドル円を売る)これは、円高に行くと思うからですね。

しかし、今現実に起こっているのは、ハイパー円安。
ドル円相場は上昇しています。機関投資家らはヘッジとしてショートしてきた
ドル円相場で損が出てしまうリスクが。となれば、ヘッジを外しますね。
つまりドル円ショートを止めるのです。これだけでもドル円相場の上昇圧力。

おまけに、米債は急落しています。(金利が急騰しているということは
米国債の価格はすさまじく下落しているということ)
本邦機関投資家らは米債価格下落でも損失が出ていると思われ、
ふんだり蹴ったりね。その損失をどのようにカバーするでしょうか。
ドル円を倍返しで・・・・。どうかな?!

⓷まだトランプ大統領での円安は一時的だという見方が残っています。
また、このドル円上昇のスピードが速いことから、調整での下落狙いで
新規売り参入してくる向きも多いようです。
107.50円レベルで売った向きは、その後の上昇で切らされたでしょう。
新規売りが参入すればするほど、上昇の燃料投下、という展開に。

そうはいっても、月まで上がる相場はないので(大倉さんの口癖)
どこかで止まります。125円から98円の円高トレンドに対しての
38.2%戻しが109円レベルにありますので、第1目標は109円。

ここまで来たら私も利食いを考えています。(一部)
皆ここまで引っ張るつもりなら、そこまで到達せずに終わるかも?!
などと考えていますが、まだ粘っています。

中長期的には、まだまだ上がる相場だと思っていますが、
利食い千人力^-^そろそろ手仕舞いを考えています。(一部)

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2016年11月13日日曜日

トランプラリーは、週末11日金曜106.93円高値まで。
107円に巨大なオプションバリアが存在するとの噂がありまして
これが突破できずに106円台後半でもみ合う形で大統領選の週が終わりました。

トランプ勝利目前に、想定外の結果が出るかもしれないという驚きから
101.19円まで円高ドル安が進行したのですが、
トランプリスクを悲観して売ったのは東京市場だけで
その後の勝利宣言以降は、トランプ氏が意外トマトも?!という見方や
トランプ氏がこれまで主張してきたインフラ投資に減税などの
政策を先取りして織り込む形で、買い戻され高値追いとなった相場。

さてこのラリーどこまで続くでしょうか。

◇過去の大統領選後のアノマリーから考察

米大統領就任後3か月間は「ハネムーン期間」
政権交代後の新政権の最初の100日間はメディアによる
批判や性急な評価を避ける紳士協定が存在します。

最初の3か月は、トランプ氏のバッシングはそれほど出てこない。
就任式は2017年1月20日。
その後3日月ほどということですので、2017年4月くらいまでは
トランプ氏のバッシング報道は出てこない・・・・はず?!

その代わり、100日を経過した後は
「最初の100日間は成功であったかどうか」を厳しく問うのが常
だそうですので怖いのはそこからですね。
Sellin Mayの格言にしたがって、
4月の高値では売り抜けておいた方がいいでしょう。

では、それまでは(半年近くある~~)上がると考えていいのかどうか。
このラリー今から半年近くも続くんでしょうか・・・。

◆大統領選後のドル円相場

①トランプ氏が掲げる政策からの方向性

※連邦法人税率を35%から15%に引き下げる企業税制改革
(法人税制はレーガン政権下の1986年以降抜本改革が先送りされてきた)
 米国企業の収益が上がり景気にプラスで米株高であれば日本株高、ドル円上昇。
 
※本国投資法

多国籍企業が海外で上げた収益を本国(アメリカ)へ戻す際の税率を
15%から10%に引き下げる案を唱えています。
米企業が海外に貯めたドルは2兆ドル(210兆円)にも上ると指摘されており、
この米ドルがアメリカに戻れば、スケールの大きいドル買いが発生します。

ブッシュ政権2期目の2005年に同様の政策が実施されていますね。

西原氏有料メルマガにて竹内氏がその時の値動きを解説しています。

「EURUSD相場は2005年年初の1.3547から11月に1.1640安値へと約14.1%ものUSDの増価となっている。ドルインデックスでのEUR構成比率は以前にも申し上げたが57.6%であり、インデックスで見てもほぼ同じ増価幅となっている。

ただ仮に今回この法案が可決したとしても、当時と同程度の資金移動が起こるかは怪しい。当時は法人所得税率を35%→5.25%と今回とは比べ物にならない程度まで軽減していたからだ。」

2005年は相当のドル高となったのですが、その時は35%⇒5.25%(1回限り)
今回は15%⇒10%、減税幅が小さいのでその効果はどの程度出てくるか…
といったところでしょうか。
2005年は3000億ドルが米国に戻ったそうですが。

アップルやグーグルなど高税率を嫌う米大企業が節税のため海外に
資金を逃避させるのを防いで、米国に戻す考えですね。

今後10年間で6兆1503億ドル(約640兆円)の減税、加えて
1兆ドルのインフラ投資を唱えていますので、財政出動、金利上昇、ドル高。

ドット・フランク法の廃止も唱えていますので、金融株も上がっていますが、
金融規制撤廃で、米株がバブル化する可能性だってあります。

②「米大統領選後は円安」ジンクス。

先日もブログで取り上げましたが、
※1996年からの5回の大統領選後4回は上昇トレンド
http://fx-koryaku.com/articles/number/3241



1996年以降の米大統領選、翌年の円相場は
5回連続で円安・ドル高。

※今の相場環境に照らし合わせて考察すれば、ドル高となる要因は

①米金利上昇 
財政拡大による金利上昇で日米金利差拡大

実際、米国10年債利回りは週末10日終値時点で2.15%まで上昇しています。



◆悲観的見方

そうはいっても、この金利上昇はあまりにも急すぎます。
これを軽く考えないほうがいいという指摘もたくさんありますね。

①財政拡大に伴う国債増発を見込んだ債券売りで米金利が上昇した面もある。
米景気の足かせになる「悪い金利上昇」と指摘する向きも。
米国債の格下げリスクや円高・ドル安リスクが連想されやすくなると
予想する声もありますね。
悪い金利上昇かどうかは、捉え方が難しいですが、
利回りが2%を超えてくると、株式市場から債券市場へと
資金が還流しやすくなる可能性がでてきます。

米株の平均配当利回りは2%程度とされており、これまでは債券利回りが
1%台で株式投資よりも妙味薄であったことが株高の一因でもありました。

史上最高値を更新して高値にある株を利食って、利回りが上昇し価格が下がった
米国債券に投資する向きが出てくる可能性は否定できず、
利回り急騰は株の急落を招くリスクを孕むとして警戒しておく必要があります。

※ダウ平均株価日足(ちょっとやりすぎかなぁ・・・)

11日金曜はベテランズデーで米国株市場は休場。

②新興国アセットの急落

米金利上昇でメキシコやブラジル、インドネシアなど
新興国から米国への資金流出も出てきました。

これでさらに米国が利上げに踏み切れば、新興国通貨や株などが一段安となる
リスクも。。。リスクオフ相場再燃画の売りをよぎりますね。
2015年12月に向けては米利上げにむけて新興国アセットが売られ、
リスク回避の円高が加速したことがありました、これがまだ1年前のことです。

ただ、米利上げは現実に1度は実施され、今後も利上げサイクルに入ったことが
明らかになったわけで、1年前ほど新興国アセットに資金が偏っている状況に
あるとは思えず、すでにそのリスクには備えたポートフォリオになっていると
考えることもできます。実際、人民元は安値を更新し続けていますが
2015年の時のように金融の混乱を招くような問題とはとらえられていませんね。

個人的にはそれほど新興国アセット急落がリスクとは感じていません。
リスクは米金利上昇による株価への影響のほうでしょう。


◆大統領選後の株価

広瀬隆雄さんの記事が興味深い。

株価が下がるとしょんぼりし、株価が上がるとはしゃぐ絶望的なひとたち

http://blogos.com/article/197663/

「株式市場の歴史を紐解けば、当選直後の株価の反応と、その1年後の株価の動きは、真逆になっていることの方が多い(笑)

~一例として1932年にフランクリン・ルーズベルトが大統領に当選した翌日、ダウ工業株価平均指数は-4.5%も暴落しました。

翌1933年3月3日にルーズベルトが大統領に就任すると、ルーズベルトは周囲の意見を無視し、ただちに銀行休業宣言し、3月15日まで株式市場も休場を決めました。

ところが株式市場は専門家の予想の真逆に動き、大相場を演じます。

結局、1933年のダウ工業株価平均指数の年間パフォーマンスは+66.7%でした。つまり当選時の悲観とは真逆のことが起きたのです。

1948年にハリー・トルーマンが当選したときもダウ工業株価平均指数は-3.8%下がりました。市場関係者は「トルーマンは重工業支持者(smoke-stack man)ではない」と考えたからです。しかし1949年から1952年にかけては4年間に渡る強気相場が起きました。

もっと近年では2008年にバラク・オバマが大統領に当選した日、ダウ工業株価平均指数は-5.3%暴落しています。しかしその後の2期にわたるオバマ政権では米国株式市場は強気相場を経験しました。

一方、大統領当選後、株価が上昇したケースでは、1年後、株価は下がっている場合が多いです。

このように当選直後の株価の動きは、その後の株価を占う先行指標としては、まったくアテにならないのです。」


確かに、まだ何もしていないのに米株上がり過ぎ~
史上最高値更新です。この反動のリスクも常に警戒しておきたいですね。


*****************************************

さて、今後の戦略ですが、

今週のポイントは

14日(月)
黒田日銀総裁、講演
日本GDP速報値(第3四半期)
中国小売売上高(10月)
中国鉱工業生産(10月)
ドラギECB総裁、伊財務省主催会合出席
ダラス連銀総裁、講演
リッチモンド連銀総裁、講演
サンフランシスコ連銀総裁、講演

15日(火)
独ZEW景況感指数(11月)
独GDP速報値(第3四半期)
英消費者物価指数(10月)
英生産者物価指数(10月)
米小売売上高(10月)
フィッシャーFRB副議長、講演
ダラス連銀総裁、講演
ボストン連銀総裁、講演

16日(水)
米鉱工業生産(10月)
米生産者物価指数(10月)
セントルイス連銀総裁、講演
ミネアポリス連銀総裁、講演
フィラデルフィア連銀総裁、講演

17日(木)
安倍首相・トランプ次期米大統領、会談
豪雇用統計(10月)
米消費者物価指数(10月)
米住宅着工件数(10月)
米新規失業保険申請件数(12日までの週)
米フィラデルフィア連銀景況指数(11月)
イエレンFRB議長、議会証言

18日(金)
ドラギECB総裁、講演
ダラス連銀総裁、講演
セントルイス連銀総裁、講演
カンザスシティー連銀総裁、講演

スケジュールKlugFXより
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=340708

米FOMCボードメンバーによる要人発言が相次ぎますね。
ただ、すでに先週末にFRBのフィッシャー副議長が
サンティアゴで行われたチリ中央銀行主催の会合で

金融政策当局として最大限の雇用と物価の安定という目標を
ほぼ達成したと述べ、利上げの論拠が強まっているとの見解を示しています。

これを受けて先物市場から算出する12月の利上げ予測は、
およそ7割だったものが8割に急上昇。
トランプ勝利で利上げが不透明になると指摘されてきましたが
12月利上げはありそうね。

17日にイエレン議長が米上下両院の合同経済委員会で議会証言と
質疑応答に臨む予定ですが、安倍首相とトランプ氏の会談にも注目。

ここで期待剥落というシナリオは考えにくく、
今週もラリーは継続するような気がしますけれど・・・。


◆テクニカル

7月の日銀会合前の「ヘリコプターマネー」期待では107.49円までドル円相場が
上昇しました。結果発表された政策がETF6兆円への増額のみでヘリマネでは
無かったことで、ドル円相は急反落。8月お盆には100円割れ示現まで円高が
進行したのですが(;^_^A

まずはこの7月高値107.50円までの上昇がターゲット。

ここを超えれば次は109円前後です。
これはアベノミクスの高値125.85円から2月の安値98.90円を
フィボナッチリトレースメントすると38.2%戻しにあたる水準。

ここを超えて初めて円高トレンドが終了した、と確認できるわけね・・・。

ですからまだはっきりとドル高のトレンドに変わったとは断言できないの。
恐らく底入れしたとは思いますが、そう簡単じゃないでしょう。たぶん。

ということで、今週は107.50円を超えられるかどうかがポイントね。
それを超えたら年内109.50円、この辺りは利食い場でしょう。

年末高となれば、年末年始のリスクは大きく、年明けからの円高には
注意したいと思うのですが、そこまで円安が続くかどうか。。。ですね。

ポジションは全て継続ですが、米金利の上昇と米株反落、
原油安に留意しながら、105.30円の増し玉分は手仕舞いも考えます。

NZドル75.10円ロングは先週76.57円で仕切りました。
ドル円、日経平均、ポンド円ロング継続です。
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2016年11月11日金曜日

 ドル円相場は、大統領選挙の前の高値105.46円を軽く超えています。
10日NY市場で106.91円まで高値示現。ドル買いが進んでいます。

9日大統領選の結果をまともに食らった東京市場では
日経平均株価は919円も下落したのですが、
一夜明けて10日㈭日経平均は何と1092円高17344円。+6.72%
今年最大の上げ幅を記録しました。

ダウは今夜10日も100ドル超上昇しており、史上最高値を更新中。
となると、明日の日本株もそこそこ高いだろうことが予想されます。

もしトラリスクでの暴落予想が市場を席捲していましたが、
(ドル円100円割れ、日経平均15000円)
この分では、もし、そういう相場がきたとしても
少なくともトランプ大統領誕生は関係ない別の要因で、ということでしょう。

米国市場は、早くもトランプ氏のインフラ投資、金融規制緩和、減税に
注目しているわけです。これがドル高につながっているというのは
米長期金利の大幅上昇だという指摘もありますね。

インフラ投資のための積極的な財政出動が実現すれば、
財政逼迫で米国債の発行額が増える、、、財政悪化懸念での
米国債売りが金利上昇の背景とみる向きもありますが、
トランプリスクを嫌った債券買いの巻き戻しに過ぎない可能性もあり、
これが、悪い金利上昇だとも言い切れないと思うんだけど、
日本国債の報は9月の日銀で「イールドカーブコントロール」政策が
発表されて、10年債利回りはゼロ固定という日銀の政策により、
米金利が上がればドル円も上がるという相関がはっきりとしたわけです。

ライブで債券利回りは確認できないので、今夜の米債利回りが
どのように推移しているかわからないのですが、
大統領選の夜9日のNY市場では米10年物国債利回りは
2.06%と約9カ月ぶりの高水準に上昇しています。

7月8日の1.3613%を底に米金利上昇はトレンドとなっていますね。

この猛烈なショートカバーの後はドル高が続くことは難しく、
再び円高圧力にさらされるという見方がまだまだ根強い印象です。

トランプリスクをあれだけ警戒していて、下がったのは瞬間東京市場だけだった、
という事実を受け止めきれずにいるようなムードですが、
このドル円上昇、せいぜい107-108円までで110円は難しいという見方が
多いようですね。その前までは105円さえ難しいという予想が多かった印象ですが
あっという間に105円到達しちゃったので、レベルを少々引き上げたって感じ。

だからこその、スケールの大きなドル高相場が始まるんじゃないか、
という気がしてならないのですが、相場ですので少々の調整は覚悟。
それでも100.80、101.80、102.05円台といいコストでのロングを
持っているので、このポジションはそのまま継続するつもり。

今日は105.30円台でロングを増やしているのですが、
このポジションだけは適当に利食って回転させることにします。


米金利上昇で、株式市場に影響が出ないかどうかが懸念事項。
米株の配当利回りよりも米債利回りのほうが魅力ならば資金は債券市場に
流れてしまう可能性がありますね。それがどのレベルから始まるか・・・。



また原油価格にも注意が必要。11/30のOPEC総会で減産合意が
うやむやになれば原油価格下落リスク。これが米株市況へ与える影響にも注意。
それでも、ドル円相場が再び100円割れとなるようなリスクはもうないと思うけど…。



ポンド円も強いのを確認して131.80円台で買い増ししたのですが
現在133.70円台まで上昇中。ポンドがいよいよ目覚めた印象。

全般トランプ効果でドル高も、ポンドドルが下がらず、
ポンドドル高+ドル円でのドル高円安のWの効果でポンド円高となっています。

半面、ちょっと読み違えたのがキウイ円。
75.10円でのロングメイクでしたが高値は77.80円台までで
現在76円台へと上値切り下げ。

というのも、全般ドル高なので、キウイドルも下がっているのね。
(ユーロドル、豪ドルドルなどでも米ドル高になっています)
 ポンドドルだけが上がっている!)

今日はNZが利下げを実施したこともあるんだけれど、
今回の利下げで利下げのサイクルは打ち止めとみられているため、
私は利下げがあっても材料出尽くしでキウイは上がると読んでいたんです。
それが出尽くしどころか、素直にキウイがみるみる下げちゃって(;´・ω・)
キウイ円もドル円上昇にも伸びやなんじゃってるんです。


NZはインフレ警戒もあるので今後強いと思うんだけどなぁ・・・。

※NZ準備銀行(中央銀行)は10日、政策金利を0.25%引き下げ1.75%に。
利下げは今年3回目。8月以来で2会合ぶり。

ウィーラー総裁は声明で、今回の利下げを通じて
インフレ率が中銀目標値の中間(2%)に引き上がるとの見通しを示しました。

NZドル相場については均衡のとれた経済成長を促すために
「下落が必要だ」と述べています。この発言が効いたかな・・・??

それにしてもNZドルの政策金利が1.75%とはねぇ。
2007年7月には8.25%もあったのに。

キウイ円は77円を挟んでのもみ合いに入りそう。
その後に一度下押ししそうな予感があるので
どこかで早々に手仕舞って再度、買いなおそうかと考えています…。

※追記

ナスダックが崩れています、IT銘柄が軒並み安。




広瀬隆雄さんのTwitterのつぶやきによると、、、



 臨場感あふれるツイートで、勉強になります。
確かに金利上昇が株にどのように影響が出てくるか心配ではありましたが、
ナスダックから崩れるのか・・・。

ただ、今夜のダウ、同時刻のチャートはこちら。

ダウは高値更新中。
つまり「トランプ効果は、ITじゃなくてインフラ公共銘柄上昇」ってこと?
IT銘柄からキャタピラーなんかに資金移動してるんじゃなかろうか…。

だとするならば、投資先を間違えなければナスダック下落を過剰に警戒する
こともないのかもしれません・・・。今夜は新興国債券、ETFなども売られているようですが
これも米金利上昇によるものでしょう。ダウ、今回もっと下げると思って下で指値してたんだけど
全然下がらなくて指値ヒットせず…・買いそびれたままどんどん上がっていっちゃう~

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2016年11月10日木曜日


まさかのトランプ新大統領誕生。

東京オープンからの相場展開はブレグジットに酷似。
朝方はリスクなしの報道で高値示現で、想定外の結果に慄き
大暴落、時間帯からリスクが顕著化するまでの流れがそっくりでした。

私はトランプ大統領誕生までは、考えていなかったのですが、
開票速報の結果に振り回されて乱高下する中では、思わぬ安値示現は
あり得るだろうと思っておりましたので、100.80円台ロング以外の
全てのリスク資産は手仕舞っていたため難を逃れましたが、
途中、ドル円102.50円台とキウイ円の75.60円台で買い参入したものの、
まだ安値を出し切る前だった(;'∀')102円割れ、75円割れで撤退。

その後、フロリダ、オハイオなど接戦州をクリントンが落としていく中で
午後、ほぼトランプ勝利が確実視されたころには下げ止まりました。

ドル円最安値は101.19円。
日経平均最安値は一時は1059.57円安の16111.81円
9日水曜終値では919円84銭安1万6251円54銭(5.36%)

8日火曜のダウ平均がクリントン勝利観測が大勢となる中で
ダウが73ドル高となっていたために日経平均は110円高でスタート、
一時は250円高となる局面がありましたが、終わってみれば919円安。

日中の高値と安値差は1315円にも上りました。
ただし6/24ブレグジットショック時は1525円でしたので、
ブレグジットの衝撃よりは小さかった。

とはいえ、こんなに下げたの日本だけです。

だって、今夜ダウ平均は現在のところ150ドル高で、続伸中ですよ💦
東京~ロンドン時間のダウ先はかなり下落していましたが、
現物市場が開いたら上がってるの…。
ちょっと、ちょっと、米国マーケットは、トランプ大統領歓迎でしょうか?!

トランプ氏は減税、金融規制緩和を唱えているため、株式市場には
ポジティブとの見方もあるんです。

ドッド・フランク法(金融規制改革法)を廃止すると発言していますね。
銀行や証券、投資業務などの分離を求める「グラス・スティーガル法」
の復活も唱えています。

リーマンショック以降、こうした金融規制が金融機関のリスクテイクを
阻害し自由度を奪ってきうた側面がありますが、もし、これが廃止となれば
世界の金融のあり方が変わると見られます。

また、今日の勝利宣言で「インフラも再建し、何百万人の国民に働いてもらう。」
と述べていましたが、8月にはインフラに5000億ドル余り投資するとも。
(クリントンのインフラ投資計画は5年で2750億ドル計画、
トランプはこの倍を公言していました)
公共投資に財政出動となれば金利上昇で、ドル高要因です。

12月利上げが可能か否かという話もあるようですが、
仮に12月利上げがなくても、それによるところの米株高なら、
日本株も支えられて結局ドル高円安。。。(こじつけ・・?)

大幅な所得減税や法人税減税も掲げています。
その規模は10年間で4.4兆ドル(約475兆円)に上ります。
これも、景気浮揚につながるでしょう。クリントンは増税を唱えていました。

トランプ氏が抱える保護主義政策は一見、ドル安政策のように思われていますが
むしろ金利上昇につながる財政拡大策であれば結果はドル高です。

こんなアノマリーもありますよ。



詳しくは攻略コム記事を参照
http://fx-koryaku.com/articles/number/3241


それにしても、割を食ったのは日本のマーケットだけですか?!('Д')エーッ

私はもともと、大統領選の混乱の安値を拾うつもりでスタンバっていたので
下がってくれた方がよかったのですが(途中で一度爆死したけど(;´∀`)
最終的に今日の午後、改めて以下のポジションを作っています。

日経平均CFD16600円台16400円台ロング
ドル円101.80円台ロング、102.05円台ロング
キウイ円75.10円台ロング、ポンド円126.90円ロング

まだまだ不透明要因が残りますが、ドル円やクロス円の異様に長い
下ひげ陽線を見れば、このショックで安値は出し切ったんじゃないか、
という気がします。気がかりだった原油も43ドル台安値から45ドル台へと
上昇しており、何とか踏ん張り中。

秋の安値を拾って翌年の5月までに売り抜ける戦略でどうでしょうか。
今日は早起きしたので猛烈眠いです~
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2016年11月9日水曜日

いよいよ本日大統領選挙。
明日9日の日本時間8:00過ぎから開票スタート。
スケジュールなどは昨日のブログで。

かなりトランプリスクが後退している印象ですけれど
何があるかわからないので今日は何もしていません。

ドル円相場は104.70円台にまで上昇しており、テクニカル的には
このまま105円台に乗せちゃうそうな勢いですが、、、

というのも、トランプリスク後退で日米の長期金利差が再拡大
クリントン氏勝利で12月利上げは確実になるとの思惑によるものでしょうか。

12月利上げ織り込み、CMEフェドウオッチをみると
確率が約76%まで上昇。前週末は67%でした。


また、このニュースも米金利上昇の材料となった模様。

グリーンスパン氏:米国債利回りは5%に上昇も-インフレ定着で
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-11-07/OGAC9JSYF01U01

かなり早期に、というのが、どのくらいの期間を指しているのか不明ですが
要するに米長期金利は1.3%台で底入れしたと言っているわけです。
上がる一方ということ。

日本の長期金利は日銀が9月の会合で0%にピン止めするって表明しましたので
米金利上昇は素直にドル買い材料となりますね。

大統領選をいまさら予測しても仕方がないですし、当てようとも
思っていませんが、ドル円、日経、ダウともに、
大きく下がる局面があれば買うつもりでいます。

ドル円は100円割れではみんな拾いたいと思っているようですので
そこまで下がらないんだろうなぁ…という気がします。
昨日104.20円台で手自まった分はもったいなかったかなぁ・・・。

明日は早起きするつもりですよ~


********************

※その他今日気になったニュース

◆中国の輸出10月7.3%減 7カ月連続マイナス、外需不振続く

10月輸出額は前年同月比7.3%減の1781億ドル(約18兆6千億円)
輸入額は同1.4%減の1291億ドル。

中国経済は減税や公共投資で内需は堅調も、外需は不振が続く。

輸出は3月に前年同月の水準を上回ったものの、それ以降7カ月前年割れ。
先月分9月には輸出減10%まで急拡大していました。


輸入は8月に2014年10月以来22カ月ぶりに前年同月の水準を上回ったものの、
その後は2カ月連続で前年割れ。
1~10月の累計でみると、主力の集積回路や原油は
いずれも数量は前年同期の水準を上回っていますが、
単価下落で金額は前年水準を下回っています。


◆英住宅価格:10月は2カ月連続上昇、低金利と物件不足で

http://www3.rocketbbs.com/731/bbs.cgi?id=gensizin&mode=res&no=7

英国の住宅価格は10月に前月比1.4%上昇し、2カ月連続の値上がり~

やはり、利下げサイクルは終了したと考えていいのかもしれません。
ポンドは下がったら買いたいなぁ。。。


◆南ア・ランド、持ち直しの動き 大統領退陣観測も上昇圧力

http://www.nikkei.com/article/DGXKZO09273470Y6A101C1ENK001/

 南アフリカの通貨ランドが持ち直している。同国の財政の信認を担うゴーダン財務相の詐欺疑惑を巡る捜査が中止になったためだ。さらに構造改革に消極的だったズマ大統領が政治的疑惑の高まりで退陣するとの観測も浮上している。大統領が退陣すれば、南ア経済の中長期的な見通しはむしろ好転し、ランドは一段と上昇する可能性がある~。

~2日に大統領の友人のグプタ家による政治介入疑惑に関する報告書が公表された。「報告書の内容が真実なら、ズマ氏の辞任は避けられない」(SMBC日興証券の平山広太氏)との声もある。
 
~南アは国内景気の停滞と高いインフレ率の併存に苦しむ。同国財務省は先月下旬に2016年の実質経済成長率の見通しを0.5%と、2月時点の予測(0.9%)から引き下げた。 ズマ氏の退陣が決まれば、経済の中長期的な見通しが改善し、ランドの上昇圧力になる可能性もある。

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2016年11月8日火曜日

さて、いよいよ大統領選挙ですがFBI長官、揺れてますねぇ。。。
板挟みだとかなんとか言ってますが、
大統領選11日前になってメール問題再調査を表明し
2日前になって、訴追を求めないとした当初の判断を維持する
と、議会に伝えたとか、どんな茶番ですか・・・・(*_*;

クリントン氏のメール問題 再捜査するも訴追求めず FBI表明

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161107/k10010758111000.html


この裏で儲けた向きがありそうですけど、ほとんどのマーケット関係者は
この一連のコミー長官の発言に振り回されて、腹立たしいって感じじゃないの?!

ともかく、クリントン氏が逃げ切りで大統領選で勝利をおさめるんじゃないか、
ってムードにドル円相場も窓開け上昇104.50円台まで急伸。
日経平均も17000円大台をあっさり回復しました。

この高値、追いかけていいでしょうか。
私は、窓開けで104.20円前後で103.12円ロングは手仕舞ってしまいました(;´Д`)
その後、104.50を超えたりしてますので、手仕舞い早まったか?!

トランプリスク(「もしトラ」って呼ぶみたいね)はほぼ消え去ったかのような
値動きになっておりますが、まだ何が起きるかわかりませんので
ポジション軽めでいいか・・・。100.80円台ロングは継続中です。

週明け7日月曜 日経平均 17177.21(+271.85)△1.61%
ドル円相場 104.04円台に窓開け上昇で寄り付き、今夜104.62円まで高値示現。

(先週末の雇用統計発表受けては103円を挟んでウロウロして終わりましたが
 クリントン氏の訴追なしの週明け朝一のニュースで1.5円高。)

ということで、さすがに104.50円から上を追いかけて買う気にはなれず
100.80円ロングのみに絞って様子見とします。

大統領選挙は下記記事に詳しいので参考まで。

米大統領選、日本時間9日昼すぎ大勢判明か(日程一覧)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL07HV6_X01C16A1000000/



私が気になっているのは原油価格。

9月の非公式会合で飛び出した減産合意で上昇していた原油相場でしたが
11/30のOPEC公式会合で正式に合意にこぎつけることが
出来ないんじゃないか、って懸念が日に日に膨らんでいます。
週末4日金曜にはWTI原油価格は43ドル台まで下落しました。
(引値では44ドル台回復も)
10月には51ドル台まで上昇していましたので結構な下落です。。。

サウジのエネルギー相の発言によるとすでに
イラン、ナイジェリア,そしてリビアは減産の対象外だそうで。

イランは、10月末までに日量400万バレルを目指すと発言。
ナイジェリアの生産量も回復して、日量150万バレルから200万バレルへ、
リビアは、8月の日量35万バレル生産から55万バレルに増産中。 
イラクは、現在日量470万バレルを生産していますが、
年末までに500万バレルを生産目標としています。

こうした例外措置分をサウジが引き受けて減産できるかどうかが
焦点と言われてきましたが(油価引き上げのために、これらの国の
増産分を引き受けるともささやかれていたのですが)

先週末4日金曜は、雇用統計が発表になった裏でこんな驚きのニュースが。

サウジ「イラン減産拒否なら増産も」と伝わる
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL04HQ9_U6A101C1000000/

月末のOPEC総会でイランが増産凍結を拒否した場合には、サウジアラビアが増産を辞さない考えを示したと伝えた。

サウジまで増産してどうすんのよ…。

ということで、生産国の減産割り当てがすんなり決まるとは思えず、
9月の非公式会合でのまさかの減産合意は、本当にまさかで終わるリスクが。

ということで原油価格はアルジェリア会合以降の上昇分を全て削って
しまいました。つまり行って来い。

※WTI原油価格



原油価格が再び40ドル大台を割り込んでしまうと、
今後はこちらの方がリスクオフの引き金となってしまうかも。

テクニカル的には一度反発できるところまで下げてきた感じですが
ここから再び50ドル方向に向けて上昇できるかどうかは
非常に重要かとおもいます。

原油が下がれば、米株も下がってしまうと思われます。

今夜はどんどこドル円が上昇し、リスク選好相場が戻ってきていますが、
大統領選、そして原油相場の行方など足元不透明感が漂う中、
ポジションは小さくしておいて良かったんだと、、、言い聞かせています(笑)

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2016年11月6日日曜日

さて、今週はいよいよ大統領選挙。

クリントン候補優位もトランプ候補肉薄で金融市場は不安定化。
ドル円相場は105.50円台から102円台まで下落しちゃってますが、
ダウは7営業日続けて下落して1万8,000ドルを割り込み、
S&P500はなんと9営業日連続下落、36年ぶりのことだそうです。

リスク回避が強まったことで安全資産である米国債が買われ、
米長期金利が低下したことからドル安という解説も。

そんな中で発表された週末の10月分の米雇用統計。
悪くない数字だと思うんだけど、大統領選直前とあって
反応は限定的、乱高下しただけで発表前と変わらぬ水準で終えています。
要するにノーイベント。

※雇用統計

NFP 16.1万人(予想 17.3万人)
失業率 4.9% (4.9%)
平均時給 0.4%(0.3%)
労働参加率 62.8%

ただし、NFPは前月分が15.6万人から19.1万に、
前々月分も16.7万人から17.6万人に上方修正されています。

当月分が予想を下回ってはいますが過去2か月の上方修正。
過去3カ月平均は17.6万人

賃金上昇も評価できる内容で12月利上げに揺るぎはない内容かと
思われますが、12月利上げはすでにほぼ市場に織り込まれているため
この程度の数字で強烈なここからドル買いが起こるというほどのものではなく
どちらかというと大統領選リスクに備えるというムードに支配されて
終わった感じです・・・。


大統領選については刻々と状況が変化していますし、
分析のプロでもないので、ここであれこれ予想しても意味がないと思うので
選挙の行方を気にするより、

①現在保有するポジションを選挙前までにどうするか。
②選挙後のリスクとチャンスをどう利用して新規ポジションを作るか。

上記2点が重要かと思っています。

①に関しては100.80円台Lは残しても103.12円Lは
火曜までにどこかで仕切るつもりです。
利食いでも損切りでもリスクを減らしておこうかと。

②に関しては、急落なら拾っていく所存ですが、
出口調査で乱高下している時に拾っていいモノかどうか、、、
結果がトランプで急落するならその下げがMAXでしょうし、
かといって途中でトランプ優位で下げたところを拾わずに静観していたら
結局クリントン勝利で、そのまま下げずに上がっちゃうかもしれない。。。

などといろいろ考えちゃいますが、
こういう時は、チャートに素直に従うしかないでしょうか。

流動性の低いものはやらずに、やるとしてもドル円かユーロドル。
あるいは日経平均、ダウ平均インデックスですね。

現状はまだドル円L保有中。
今週はチャンスでもありますが、
下手をすれば資金を大きく失うリスクでもあります。
あまり前のめりにならないように行こうと思っていますが、、、

どのラインで買うことを考えるかは、月曜、火曜の相場状況を見てからの
テクニカル分析で!

良い週となりますように♪
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2016年11月4日金曜日

昨日ポンド上昇の理由がワカランと書きましたが、昨日はMPCだった。
完全に寝ぼけてました(;'∀')

11/3(木)BOE開催のMPCにて
「年内の追加利下げがあり得るとしていた従来の方針を撤回」しました。
金融政策スタンスは利上げ、利下げのいずれにも動く可能性のある中立と
していますが、足元の利下げが遠のいたってことが、ポンド上昇の背景。

同時に公表した四半期の経済見通しで、
2017年のインフレ予想と成長率予想を引き上げています。

1年後のインフレ率予想 2.0%から2.7%へ引き上げ。(約3倍に上がる?!)
2018年に2.8%でピーク、2020年に目標の2.0%に戻る予想で、
短期的にはインフレが加速する予想となっています。

声明で「目標を上回るインフレ率を許容するにも限度がある」と指摘しており、
「インフレ率が持続的に目標の2%に回帰することを確実にするため、
金融政策は経済見通しの変化にいずれの方向にも対応する可能性がある」
としています。場合によっては利上げもあるってことでしょうか。

足元のポンド安の影響は大きいってことです。
中央銀行もいよいよインフレ警戒でスタンス変更。
これがポンド買いにつながっているんですが、
もう一つ、ポンド上昇の材料が。

英高等法院、EU離脱に議会承認必要と判断 手続き遅延の可能性
http://jp.reuters.com/article/uk-court-rules-parlament-needs-to-approv-idJPKBN12Y1OV

高等法院は3日、英国が欧州連合(EU)離脱手続きを正式に開始するためには
議会の承認が必要になるとの判決を下した。

政府は上訴するとしており、最終的には最高裁での決着することになるかも。。。

ということで、離脱交渉の開始時期が遅れる可能性が出てきました。

最高裁でも「EU離脱が議会承認が必要」という判決となれば
議会の承認がなければ、離脱できないことになります。

ところが、国民投票では英議員の大部分が残留を支持していたんですね。

つまり、ことによっては、EU離脱そのものを阻止することが可能になる、
ってことです。なんじゃそりゃ。あの国民投票はなんだったの?!

ただし、記事によるとロイターが前月実施した調査では
議員は現在は離脱を支持するとの見方が示されているとかで、
議会が承認すればEU離脱交渉が正式に開始されることになりますが、
それにしても、最高裁までいくってことだと、、
随分その時期が遅れちゃうってことじゃないの?!
仕組みがよくわかっていないので、どのくらいかかりそうなのか
さっぱりわかりませんが。

もし、これで英国がEU残留することになったりしたら、
英国は世界中を巻き込んで大騒ぎしたうえで、ポンド安誘導に成功。
インフレと成長率の上昇をもたらした壮大な茶番を演じたようなもので
なんと老獪な国だろう。。。ってことになりますが、果たして。

これらのニュースが足元のポンド高の要因でしたが、この事情だと
ポンドの巻き返しは意外と続きそう。
大統領選で乱高下してポンドが安くなる局面があれば
ポンドを拾ってもいいかもしれません。キウイドルもね。

さて、今夜は雇用統計。
昨日拾ったドル円103.12円ロングは利益になったりマイナスになったりで
まだ正解かどうかワカリマセン。

昨日の安値割れでは撤退かな。
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2016年11月3日木曜日

随分下げちゃいましたねぇ・・・。
ドル円相場は102.54円まで下落しました。

やはり大統領選挙を甘く見てはだめでしょうか。

100.80円ロングはそのまま継続ですが
103.40-70円で構築したポジションは泣く泣く手仕舞い。
103.50近辺まで押せば増し玉するくらいの気持ちだったのですが、
やはりそんなムードじゃなくて、103.80円台でもみ合いで一度撤退。
損失は出していませんが、105.50円台まであったことで大きく
利益になっていたポジションがほとんど利益がないところまで
下がってからの撤退はちょいと悔しいですね・・・。

今日11/3は祝日で東京勢が休んでいるということを狙っての
円買いの仕掛けもあったんじゃないかって気がします。
こういう大きなイベントの前の東京祝日って、投機筋に狙われますよね。

100円近辺をウロウロしていた時とは緊張感も違っていて
105円台からの下落でバッファーがあった分、あまり警戒もなかったことが
悔やまれる展開ですが・・・。

昨晩の11月米FOMCもドル買いサポートにはなりませんでした。

◆11月FOMC

政策金利を据え置き →発表直後には米長期金利が1.77%まで低下

これを受けてドル円さらに下落。

12月の「利上げ予告」は見送られました。

9年半ぶりとなった昨年12月の利上げ前の10月のFOMC声明では
次回会合での利上げが適切か、進展を見極める」との文言が盛り込まれ、
12月の利上げ予告がされていたのですが、
今回にはそのような強いメッセージはなかったのです。

これは大統領選を控えているためなのか。
(結果によっては利上げができないとも指摘されている)
現状12月利上げは予告されるまでもなく市場に織り込まれている為だという
指摘もありますが、、、どちらにしても、トランプリスク再燃から
ドル買いの勢いは止まっています。FOMCとしても静観するばかりなのね…。

◆リスクを避けるポジション調整で全般ドル安

VIXインデックスはジワリ上昇




真ん中の急騰がブレグジット
年初に高かったのは、人民元安、原油安で世界株安だったせいね。
その頃と比較すればそれほど高いわけじゃないですが
大統領選当日に急騰するというリスクがないわけじゃない。。。


通貨インデックス一覧をみると全般ドル売り


円、ユーロ、スイスとすべからく買われていますが
目立つのがポンドとキウイの上昇。

キウイ高の背景はとにかく景気がいいこととインフレの兆候が出てきた
ことが指標で確認できたことで、利下げ思惑が後退していること。

第3・四半期の失業率が約8年ぶりの低水準へ。

ニュージーランドの第3・四半期の就業者数は、
前期比1.4%増と市場予想の3倍近い伸びを示し、
労働参加率も70.1%と少なくとも25年ぶりの高水準を記録しました。

就業者数は前年比では6.1%増で、過去最大の伸びです。

また、中央銀行が発表した四半期調査で、
企業経営者は向こう1年間のインフレ率が
平均で1.29%になると予想していることが発表されました。
 前回調査(1.26%)から上昇しています。

 中銀の政策が物価に浸透する期間とされている2年後の期待インフレ率は、
前回の1.65%から1.68%に上昇しており、
インフレ期待も高まっています。

実際に、今週のフォンテラの乳製品価格オークションでは
乳製品価格が前回入札から11.4%も上昇しており、
これも、足元のNZドル高につながっています。

NZドルは年初来では5.5%上昇していますが、
10月には1.8%もの下落となっていました。

NZ高抑制のためにNZ中銀が
来週の会合で利下げの可能性を示しており、これが
10月のNZドル売りにつながっていましたが、
労働指標やインフレ指標を見ると、利下げはできないんじゃないかと。

ということで、NZドルはここからさらに上がるかもしれません。

さてここから。

今夜、ドル売り傾向も若干弱まってドル円相場は少しばかり
風向きが変わったような値動きになっているので
103.12円で再ロング構築。

このポジションは打診です。
このまま調整が終了して上昇する可能性も残っていますので
その場合には少しでもドルロングを持っておきたいという…。

明日金曜の雇用統計で大きく下げることがあれば、素直に撤退。
雇用統計で大きく上がった場合は、ポジション減らしちゃったことを
後悔しそうですしね。

大統領選の波乱は否定できず、楽観できないと思われますので
株の個別銘柄などはかなり軽めにしております。
かなり安いところに指値しなおして、もしボラティリティが上がって
急落があれば、買いなおすつもりでおります。

基本的には、株もドル円も上をみています。
イベントリスクに備えておきたいというだけのことですが、
さて、強気継続が正解かどうかは、今のところはまだわかりません。


まずは明日の雇用統計ですね。

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2016年11月2日水曜日

今夜はちょっとドル売り気味・・・・

どうも、大統領選リスクを嫌ったリスクオンポジションの
手仕舞いが出始めている、という感じね。

メキシコペソが下落しているとか。

おっと、まったく意識していませんでしたが、今日11/1は
日銀の金融政策決定会合。政策現状維持。

それでも、今回確認できたのが
黒田日銀総裁がオフィシャルに発言しても
円高方向への仕掛けがなかったこと。

1/29のマイナス金利導入以降は、アルゴに黒田日銀総裁が
何か発言する度に円高方向へとポジション構築するような
プログラムが組まれているんじゃないか?!」と思うくらいに
黒田さんの発言がリスクとなっていたのですが
今日11/1の日銀会合、その後の黒田日銀総裁の会見でも
円高方向へと仕掛けようとする短期筋の存在を感じかなった、、、

ということは大きな収穫です。

つまり、海外勢は円高方向へと仕掛けようという明確な意思は持っていない。
儲かるとなれば、トレンドフォローでマーケットに参加するだろうと
思われ、その意味では日本株やドル円軟化は、今後のポテンシャルが高い
マーケットじゃないかなぁと思っている次第。

105円台というドル高水準で新規でドルロングを構築するつもりは
ありませんので、103.50近辺までの押し目待ち。

103.40-70円ロングは一度利食って大統領選挙を迎えるべきか否かを
悩んでいる次第。100.80円台ロングはこのまま保有の所存。






  
今夜発表の米指標、 
ISM 製造業景気指数は51.9(予想51.7)を上回った一方、

9月米建設収支が 前月比▼0.4%(予想+0.5%)
予想に対して減少したため相場の反応が限定的、、、というかむしろドル売り

ま、今は大統領選を控えてのポジション調整の値動きがメインで
新たなトレンドを作りに行こうという新規ポジションはほとんどありませんので
(大統領選前ですので)あまり、真剣に相場を分析しても意味がないと思われ・・・。



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2016年11月1日火曜日

クリントン氏のメール問題、FBIが捜査再開とのニュースに
先週末28日金曜のNY市場でドル円相場は104.45円台まで下落しましたが
週明けはこの問題で一段安となることもなく、ゆっくりゆっくりと
値を戻す展開となっています。

一体何が起きているのか、、、今回の大統領選は醜悪との指摘が多いですが
最後の最後まで何が飛び出すかわからないですねぇ、、、

ハッカー集団「アノニマス」は30日、クリントン氏は72時間以内に逮捕される(手錠をかけられる)と予告した。

なんて情報も飛び交って,
不安を煽る報道もあるようですが、
マーケットは比較的落ち着いています。

気がかりなのは、FBIの捜査再開によって大統領選の大勢には影響が
なかったとしても、クリントン氏が大統領となった後でも
問題追及が続けられ、逮捕の可能性があるのか?ということ。
その可能性がある事態と問題が広がっているなら
例え大統領選でクリントン勝利となっても手放しでは喜べないわけで・・・。

まあ、それはもう少し先の話でしょう。

今のマーケットは、こうしたネガティブキャンペーンにもひるまず
ちょっとしたガス抜きでドル円上昇再開となる腰の強さを見せています。

今夜出てきた米指標は以下。

米・9月コアPCE価格指数:前年比+1.7%(予想:+1.7%、8月:+1.7%)
米・9月個人所得:前月比+0.3%(予想:+0.4%、8月:+0.2%)
米・9月個人消費支出(PCE):前月比+0.5%(予想:+0.4%、8月:-0.1%←0.0%)
米・10月シカゴ購買部協会景気指数:50.6(予想:54.0、9月:54.2)

あんまりよくなかったんだけど、、、、ドルが強い。
そしてちょいとVIX指数が上昇してる??

また、少しばかり気がかりなのが原油価格。
恐らく調整の範囲内であると思うのだけど、WTI原油価格が47ドル台まで軟化中。
10月は51ドル台にまで上昇したいたので、そこそこの下落を強いられています。

先週末29日、OPECと非加盟のアゼルバイジャン、ブラジル、カザフスタン、
メキシコ、オマーン、ロシアが専門家会合を開いて、
減産合意に向けて話しあったようですけど
具体的な結論は出無かった、ということで、
11/30にウィーンで開かれるOPEC総会での減産割り当て合意の行方に
不安感が広がったということね。

ファンドがかなり原油ロングに転じていましたので、こちらにも
手仕舞いが広がっている模様。

原油が本格的に崩れると~45ドル近辺で止まればまだ調整の範囲も
40ドル割れとなれば、株式市場にも影響必至~
リスクオフの様相再開となる可能性は否定できませんので
ここからは11/30のOPEC公式会合に向けて原油価格がどのように推移するのか
という点にも注意を払っておく必要があるでしょう。

英国、ドイツ、米国の長期債利回りも上昇傾向が続いたままで
債券売りも継続中。この利回り上昇は損切りじゃないかと
大倉キャプテンは指摘していましたが、さて。。。

今夜の米株市場は小動き。現在ダウは14ドル高(0:40)

来週の大統領選までは、大きなトレンドにならない気がしますが、
クリントンメール問題など、何かあれば売りたい向きがわんさかいる印象。
こういう向きが、やっぱりキタ━(゚∀゚)━!とドル売り(株売り)したポジションが
踏みあげられて上昇しているというのが今の値動きって感じがしますね。

だからと言って、これが力強い上昇になるかというと、、、
雇用統計、大統領選をにらんでレンジとなるんじゃないでしょうか。

ということで、高値を追うべからず。
下がったら買い増し、です。
クリントンメール問題再燃ニュースでは1円ちょっとしか下げなかったので
結局買い増しはしていません。。。
ポジションはそのまま。
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