2021年7月25日日曜日

 オリンピック開幕の4連休となりましたが
日本選手のメダル獲得のニュースが続々と入って来た週末、
一人負けの日本株市場の支えとなるでしょうか。

そうでなくても、米国株は絶好調。
週末23日金曜日には主要3指数が史上最高値を更新。

特にGAFAMが強すぎる。
決算は今週なんですけど、、、
決算発表
26日月曜 Tesla
27日火曜 Microsoft・Apple・Alphabet(Google)
28日水曜 Facebook

決算を前に新高値をとってきたFacebook、Microsoft、Alphabet。
どういうことなんでしょうねぇ、、、
先週発表されたTwitterやSnapといったSNS企業の好決算で
IT銘柄が総じて強かった印象。
これまで発表になったS&P500企業の120社のうち88%が
予想を上回る利益を計上していることから、
リスク選好ムードが強まっているようです。
(ただし半導体関連銘柄は上値が重いようです)
今週決算が出てきて材料出尽くしで上昇が止まるのか、
それともさらなる上昇となるのかに注目ですね。

GAFAM+Tesla


こうした米株の強さを受けて連休中の日経平均も強含み。

くりっく株365の週末クローズは 28264円。
22日木曜の東京市場の日経平均引け値が 27547円。

くりっく365日経平均日足


日経平均日足

週明けは窓を開け上昇スタートとなりそうですね。
日経平均は200SMAを一度下回るもここで反発上昇できるなら
ひとまず安心ですが、米株のように史上最高値更新の地合いには程遠く
オリンピック・パラリンピック終了後と目される解散総選挙までは
今年の高値を抜くような勢いがつくかどうかは疑問。
まだ手を出さずにおります。

また為替市場でも、リスク選好の円安傾向が強まりました。
円安が強まったためにドル円ではドル買いが強まりドル円上昇。



クロス円の戻り売り狙いでしたので、ドル円上昇に乗れずに見ていますが
ドル円のチャート、これ意外と強いかも・・・。
円売りによるドル円上昇なので、
クロス円においても円売りが強まり、週末にかけては
クロス円もかなり戻りましたが、ドル円が7月高値111.64円を超える
上昇となってくるようならクロス円もこのまま上昇しそうですね。
戻り売りではなくて、
今週はドル円、クロス円押し目買いがいいのかもしれません。

米株上昇を受けて日本株市場がどれだけ盛り上がれるかという点も
重要ですが、、、。クロス円押し目買い狙いは短期目線です。

米長期債利回りが200SMAにで引っかかって下げ止まりそうなので
ここから反発基調に入れるかどうかに注目です。
反発基調を強めればドル円上昇に弾みが付きそうですね。

現在ノーポジションのままです。

先週はECB理事会がありましたが、端的にはユーロの売り材料強化。
しかし、先週はユーロ円は上昇傾向が強いままでしたね。

■22日ECB理事会 
・予想通り金融政策据え置き
・戦略点検の結果の新戦略に沿ってガイダンス変更、利上げは相当先と示唆
~インフレ目標を2%弱から2%に引き上げ
~インフレ率が目標を一時的に上回っても直ちには行動しない方針示す

ECBは2022、23年の物価上昇率を1%台半ばとみているため
超低金利政策は少なくとも今後数年続く可能性が。
(ドイツ中央銀行ワイトマン総裁・ベルギー国立銀行ウンシュ総裁が反対)
やはりドイツは財政規律を重んじる立場にあるんですね・・・。

6月FOMCでは、米国は23年の2回の利上げの可能性を見込むものと
あきらかになった他、ブラードセントルイス連銀総裁は22年の利上げの
可能性にも言及していましたので、金融政策のコントラストから見れば
ドルが強く、ユーロが弱い傾向が強まると考えられますが
先週の相場では必ずしもそのような反応にはなっていません。

というのも、今回のECB理事会でフォワードガイダンスが変更されましたが
すでに7月はじめに戦略点検の結果=新戦略を示しており、
今回のフォワードガイダンス変更はそれに沿ったものなので新味はなく
相場にはすでに織り込み済みであったと考えられます。

では今週、為替市場に新たな材料は出てくるでしょうか。

28日、29日にFOMC。
6月FOMCのドットプロットに驚いた市場は株の手仕舞いに動きましたが
米株市場はすでに下落を取り戻しています。
7月FOMCは金利見通しなどが更新されませんので注目度は高くありません。
パウエル議長の半期議会証言も無難に通過したこともあり
今回、突然テーパリング開始に言及するとは思えませんので
特にマーケットの波乱材料とならないでしょう。

むしろ、FRBがインフレ指標として注視している
PCEコアデフレーターの発表や第2四半期のGDP速報値などが注目。

■米4-6月期GDP 予想+8.3% (1-3月期 +6.4%)
■6月PCEコアデフレータ
               前年比 予想3.7% 前回3.4%:前月比 予想0.5% 前回0.6%

PCEコアデフレーターは前回1991年来で最大となったのですが
更に伸びが拡大する見通しとなっており、
これらの指標が好結果なら、金利も上昇しそうです。
普通に考えれば・・・(このところは金利は教科書どおりに動きませんね)

今週も長期債利回りの動きに注目です。

■今週の主な予定■

■26日(月)
独ifo景況感指数(7月)
米新築住宅販売件数(6月)

■27日(火)
米耐久財受注速報値(6月)
米住宅価格指数(5月)
米S&Pケースシラー住宅価格指数(5月)
米消費者信頼感指数(7月)
黒田日銀総裁、講演
デベル豪中銀副総裁、講演

■28日(水)
豪消費者物価指数(第2四半期)
日本景気動向指数改定値(5月)
カナダ消費者物価指数(6月)
米連邦公開市場委員会(FOMC、27~28日)

■29日(木)
独雇用統計(7月)
独消費者物価指数速報値(7月)
米新規失業保険申請件数
米GDP速報値(第2四半期)
米中古住宅販売成約指数(6月)

■30日(金)
日本雇用統計、有効求人倍率(6月)
日本鉱工業生産指数速報値、小売業販売額(6月)
豪生産者物価指数(第2四半期)
スイスKOF先行指数(7月)
独国内総生産(GDP)速報値(第2四半期)
ユーロ圏消費者物価指数速報値(7月)
ユーロ圏雇用統計(6月)
ユーロ圏域内総生産(GDP)速報値(第2四半期)
カナダ鉱工業製品価格(6月)
米個人所得・個人支出(6月)
米雇用コスト指数(第2四半期)
米シカゴ購買部協会景気指数(7月)
米ミシガン大学消費者信頼感指数確報値(7月)

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先週のひろこのウィークリーゴールドは
エモリファンドマネジメント代表 江守哲氏

<ファンドはゴールド投資拡大へ>
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https://youtu.be/RAs3CQ7RqRk
◆金上場投資信託(ETF)のフロー
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2021年7月22日木曜日

 米株は高値超えていくんですかねぇ、、、
今夜も米株市場全般上昇しています。

米長期金利が反発に転じており
不気味な長期金利低下が止まったことへの安心感でしょうか。

これと言って新しい買い材料がでてきたということでもありませんが
米株はただの押し目が完了しただけ、という見方もできますので
戻り売り参戦も危険かな・・・。

日本株市場も戻り基調にはありましたが
すでに2月高値で下落基調が続いていますので
こちらは戻り売り目線でいいかと思いますが、
今日はクロス円の戻りが大きかったため
利益のうちにとショートポジションを一旦手仕舞いました。

ユーロ円130.81円S → 129.78円
豪ドル円82.48円S → 80.91円
カナダ円88.05円S → 87.42円
ユーロドル1.177ドルS → コストで消滅

またすぐに売り直すかもしれません。

東京市場は、明日からオリンピック開幕の4連休。
株式市場が動かないため、為替市場も小動きとなるかと思います。

今日のドル円、クロス円の上昇には日銀副総裁の発言が影響したとの見方も。

雨宮副総裁、経済ショック時には利下げや企業支援など必要に応じ検討するなど、
追加緩和に言及、これが一時的に好感されたようです。

雨宮日銀副総裁、利下げや企業支援など必要に応じ検討-追加緩和
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-07-21/QWKUJRDWRGG001

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ケーション




2021年7月21日水曜日

 米長期最利回りの低下が止まりません。

米10年債利回り、一部トレーダーは1%も視野か-デルタ株で景気警戒
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-07-19/QWHVV4DWLU6H01

1%までの下落を折り込みつつあるようです。
それってもう景気はピークアウトして
ここから減速していくってことを織り込んでるわけで。

そもそもは債券市場の売りと買いのバランス=需給要因かと思うのですが
ここに来てデルタ株感染拡大が経済へ及ぼす悪影響が懸念され始めました。
米政府が19日に渡英の「中止」を勧告したことなども
昨日19日乃NY株式市場の下落を誘ったようです。

米政府、渡英「中止」勧告 ワクチン接種でも感染懸念
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021072000240&g=int

ところが今夜は米株が急反発。

住宅指標を好感したのか、それとも10年債利回りつっこんだところから
切り替えしてきたことを好感しているのか、、、

・6月住宅着工件数:164.3万戸(予想:159.0万戸、5月:154.6万戸←157.2万戸)
・6月住宅建設許可件数:159.8万戸(予想:169.6万戸、5月:168.3万戸)

このところはテーパリングの議論が、国債より先に
住宅ローン担保証券(MBS)から開始されるのではないか、
という見方が広がりつつあるようですが、
このところの債券利回り低下をみていると、
この見方が大勢となりつつあるのかな、という気がしないでもない。

今夜の米株反発の勢いをみても、
テーパリングを恐れているようには見えないのよね。。。💦

しかし、この反発についていくにはなれません。

まだクロス円ショート、リスクオフポジション継続しています。

しかし、ドル独歩高なのでドルストレートでのドルロングのほうが
パフォーマンスいい局面ですね。

ドルロングを作るなら、豪ドル売りがいいかな。

豪州の金融大手ウエストパックが
豪州中央銀行(RBA)はテーパリングではなく、
量的緩和策(QE)の拡大で債券購入を増やす可能性があると予想しています。

ウエストパックはロックダウンなどの影響で
四半期ベースで0.7%のGDP押し下げの可能性があると予想しています。

NZは7月23日でQEを停止します。
早ければ8月、遅くても11月には利上げに踏み切るとの市場の予想。

ただし、このNZの緩和終了はNZドル買いにはつながっていません。
これは市場がリスクオフの様相を呈しているせいで
ドルが強くなっているためだと考えられますが
市場が落ち着いてくれば、金融政策のコントラストが
市場のテーマとなってくるはず。

ということでNZは売りにくいのですが
QE拡大予想が出てきた豪ドルは売りやすいわよね。

そして、今週ECB理事会でフォワードガイダンス変更が見込まれるユーロ。
今夜1.177ドルでショート参戦してみました。

ユーロ円130.81円S
豪ドル円82.48円S
カナダ円88.05円S は継続です。

今ペロシ米下院議長がコロナ陽性との速報が入ってきました。
マーケットには影響はないでしょう・・・。

2021年7月19日月曜日

 リスクオフ相場の様相を呈しています。

※米10年債利回り

200SMAで下げ止まる事ができませんでした・・・。
低金利でリスクテイク、とは行かないセンチメント。
本当に景気が良くて金融政策の引き締めが視野にはいっているなら
金利は緩やかに上昇していくのが健全です。

米国債は長期債から短期モノまですべからく金利低下。
※米国債利回り一覧

この金利低下は債券市場に資金が逃げ込んでいる、
すなわち、景気回復シナリオに懐疑的なマーケットを現しているとも言えます。

※VIX指数


恐怖指数も上昇してきました。

何がきっかけで米株がリスクオフ相場となっているのか。
デルタ株の拡大が報じられていますが、
原油が下落していることが遠因である可能性も。

※WTI原油


OPECプラスは8月からの協調減産量の縮小=増産で合意しました。
UAEとサウジが対立していましたが、ひとまず丸く収まったことで
原油市場は利食いが旺盛となっているようです。
WTI原油、7/6に高値76ドル台までありましたが、
週明け70ドル大台を割り込んできました。
ここまでの原油高には投機マネーが随分入り込んでいたこともあり
OPECプラス合意のタイミングでデルタ株拡大が手仕舞いを促しているようです。
彼ら投機筋の撤退は
ひとまず、あらゆる市場のポジションの見直しを促す可能性がありそう。

19日月曜は日経平均が際どいところまで下落しました。
200SMAが支えとならない可能性が・・・・
明日反発してくれないと危ないですね。

※日経平均

昨日のブログでファストリなど中国絡みで問題を抱える企業の
株価の低迷が日経平均に及ぼすネガテイブインパクトについて
触れましたが、マーケットの需給要因も気がかり。

NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース ETFの売り残が急増しているのです。
この商品はインバース=「逆の、反対の」日経平均インデックスです。
つまり日経平均が下落すると思う投資家が買う商品。

日経平均が下落すれなWインバは上昇します。
日経平均が上昇すればWインバは下落します。

日経平均が下がりそう、、、と思うなら、日経平均先物を売ればいいのですが
先物取引はデリバティブなので税の区分けが異なりますし
そもそも「先物の口」座を開設する必要があります。

また、個別銘柄を空売りするにしても、ETFを空売りするにしても
下落にかけるポジションを持ちたいなら、
「信用取引」の口座を開設する必要があります。

しかしWインバースETFなら、これを買うことで
日経平均を売っているのと同じ効果を得ることができます。
個別株の売買をする証券口座で個別株と同じに簡単に売買できるのです。
利便性が高いので人気という側面が。

しかもWですので日経平均が 1 下がる時
Wインバは 2 下落する設計となっています。

逆に日経平均が上昇すると思うなら、Wインバを売ればOK.
日経平均という原資産と逆に動く商品設計です。

チャートを見てください。
https://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?type=2year&scode=1357&ba=1

20年3月、日経平均がコロナショックで16000円台まで急落した時に
Wインバは暴騰していますね。以降、下落が続いています。
そりゃそうです、日経平均が上昇を続けてきたのですから。

日経平均のチャートと重ねてみましょう。
見事な逆相関ですね、当たり前ですが。

※日経平均とWインバース

そして、このWインバースの内部要因の変化に注目です。
買い残と売り残の変化ですが7月に入って急に
売り残が増え買い残が減少していることが伺えます。

売り残
7/5 8,563,018 ⇒ 7/9 13,985,225
買い残
7/2 57,953,936 ⇒ 7/9   35,906,887
 
つまり、日経平均が上昇することにベットするポジションが急増し、
下落する方に建てたポジションが急減している、ということ。

日経平均が3万円の大台を達成したのは2月。
この時は、売り残が少なくて、買い残が大きかったのが確認できますね。
つまり、日経平均が下がると考えた投資家のポジションがパンパンに膨れ上がって
いたのに、日経平均は3万円の高値にまで上昇し、彼らのポジションは損失が
膨らんでいた、ということです。

その後、買い残はみるみる減少しています。
つまり日経平均が上る可能性がある、としてポジションが整理されたということ。
そして売り残が7月に入って急増。
これも日経平均が上昇すると思ってWインバを
新規で売っている投資家がいる、ということですね。

つまり、内部要因からみるとこれらのポジションが反対売買される過程では
日経平均は下がりやすい地合いとなっている可能性がある、ということです。

とかなんとか書いていたら、NY市場オープン、完全リスクオフですね、これ。
ダウが窓開け下落って珍しいですよ。

※ダウ
vy9ZdJ0j.png (1581×791)
ナスダック総合も同様に窓開け下落。

前々からダウ輸送株が下落基調を強めていたので危ないと書いてきましたが
やはり、炭鉱のカナリアだったようです。

下落のトリガーは「デルタ株」拡大と指摘されていますが
まあ来るべきして来た「調整局面」という感じです。
米株のインデックスは200SMAとの乖離が大きく、
これを埋める下落があってもおかしくない局面でした。

問題は200SMAを下抜けた日経平均と米長期最利回りですね。
米金利下落で、低金利だからリスクオンと単純に考えるわけには行きません。
先々の景気停滞リスクを織り込んでいる可能性もある、、、、?!

リスクオフ相場ということでクロス円ショート継続です。
ユーロ円130.81円S
豪ドル円82.48円S
カナダ円88.05円S 
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