2008年1月29日火曜日

FOMCでの利下げ幅は?

先週0.75%もの大幅緊急利下げが行われたものの、やはり今週のFOMCでも大幅利下げを余儀なくされるとの見方が強まっているようで、現在ドル全面安。主要通貨に対してドル売りが進んでいます。ユーロドルは1.46台にあったものが1.47台へユーロ買いドル売り。でも、ドル円相場をみると、ドル買い円売りなんですから、円が絡むとややこしいですね。クロス円も買われています。個人的にはこの不可解な動きは「リスク回避の円買い」が「大幅利下げ観測の高まり」によって後退しているものと思うのですが。
大倉さんのいうようにここは踊場なのでしょうか。先週金曜に損きりとなったポンド円ショートも、もう少し堪えていれば今日は利益を取って手仕舞えたものを、、などと後悔もしましたがその後また反騰、大きなうねりですよね。

とかなんとか、書いているうちにアメリカの米12月新築住宅販売件数が発表になりました。60.4万件、市場予想の64.5万件より弱いとのこと。こうした指標が弱いことが確認できると市場の利下げ期待は高まる一方ですが、この状況ですとやはり利下げ幅は0.5%期待という感じ、、、。でも週末に雇用統計がありますよね、今のところ、意外といい数字がでるとの予測がされているようですが、もし悪い数字がでたら?さらに大幅な利下げを求める声が高まるでしょうから「のりしろ」は多めに残しておかなくては。高野さんが言うように、今回は0.25%で様子を見るという可能性のほうが高いように思うのですが、それではマーケットが失望して大荒れになるような気もいたしますし。FRBはどういう舵取りに出るのでしょうか?

ちなみに住宅販売件数の数字が出た直後はドル円、クロス円とも売られたのですが、すぐに切り返してきています。ここ、どうしかけたらいいのかちょっと読めません、、、、。この後のブッシュ大統領一般教書演説などの材料もありますし、ここで何が飛び出すかわかりませんしね。
ということで、今はポジションは持たず様子見とします。