2008年4月5日土曜日

流れに逆らってみる

メガイベント3月雇用統計。市場予想より弱い結果がでました。
非農業部門雇用者数(NFP)は前月比▲8.0万人。市場予想は▲5.0万人。
発表後、102.40台から101.60くらいまで急降下するも何故か急反発で元の水準まで買い戻され、このネガティブ材料でも買いなわけ?!と不可解に思ってみていましたが、やはりその後また売りなおされ、、、現状101.50~102.00のレンジでしょうか。でも思ったより下げなかった印象です。

というのも。
3月分が悪化した他、2月が▲6.3万人から▲7.6万人に下方修正。1月度分にいたっては当初の▲1.7万人が先月▲2.2万人へ下方修正されていたのを今回さらに▲7.6万人へ修正。、、、言葉を失いますね。1.7万人が7.6万人に増えてる?最初の数字はなんなのでしょう。2月分も3月分も来月さらに修正が入っても不思議じゃないですよね。これで今月30日のFOMCで0.5%の利下げを行なう公算が大きくなったと思われますが、それならもっとドル売りに反応してもいいはず。ところが、ドル円でわずか1円程度売られただけだなんて?!

ここがいい押し目になるのでしょうか?ネガティブ材料にネガティブに反応しないということはドルはやはり強いのでしょう。でも、個人的には少し調整が欲しい(笑)どうも今晩はもうあまり大きく動きそうにないので週あけの展開を見ないことには次なるストラテジーを描けないのですけれど、私はこの雇用統計がじわじわと効いてきてジリ下げの展開を予想。今は100円割れがあれば強く買いたいと思っているのですが、そこまでは下げないかな、、、?101円割れを期待して102円03銭でショートポジションを作りました。これは超短期ポジションですので、形勢不利と見ればすぐに切ります。
ついでに、雇用統計の乱高下のさなかにポンド円のショートも作ったことをご報告しておきます。204円17銭。201円くらいまでの下落を狙います。
では良い週末を!