2008年6月20日金曜日

原油は誰が買っている?

今日は FOREXRADIOと「YMTV為替That‘s談」
2本立て。

このところの方向感ない為替市場の動きをどう読むか。

ドレスナークラインオート証券のジョセフ・クラフト氏(ジョーさん)は「掴み所がなくてわかりにくい相場ですけれど、、、」という私の質問に「手がかりがありすぎてどこを掴んでいいかわからない」と。そ、そうなんですね?!では手がかりって何?


現在のマーケットは「景気後退」懸念なのか、「インフレ」懸念なのか、、、どちらに焦点を置くべきなのかという点においてアメリカをはじめ欧州、英国など各国の政策の舵取りが難しくなっていること、簡単に言っちゃうと景気後退よりもインフレが気になりだしたよね、じゃあ利上げする?でもすぐには出来ないよねぇ、まだマーケットも不安定だし、、、って言う相場、利上げを巡って各国の要人発言に敏感に動く地合ながら大きく動けないでいるわけですけれども、やはり為替、株、債券、商品と全ての動きをとらえておかないと今後の動きを読むことができません。

そして原油価格の行方というのが今後のあらゆるマーケットにとっても重要なファクターなんですが、ジョーさんの解説によると原油の暴落は考えにくいとか。一説には「需給による適正な原油価格は60~80ドル程度、それ以上の部分は投機によるプレミアだ」という説がありますが、

ジョーさんの意見は違う。

昨今の原油高騰については報道ステーションで古館キャスターが「金余りで投機マネーが原油価格を押し上げている、今世界的な問題となっているインフレは投機筋の金儲け、マネーゲームが問題なのだ!!」と声高に話していたりするのですが、一般的にはこの解説で概ね理解されているように思います。

ではそのWTI原油市場のポジションの中身を見てみると、、、、。あれ?!驚きます。
今原油をはじめコモディティ市場に資金を入れているのは誰なのでしょう!?その姿が見えてくれば、ジョーさんの言う暴落が考えにくいという見通しも合点がいきます。その正体は、、、是非オンデマンド放送をご覧下さい

(ただ、100ドルくらいまでの調整は暴落には入りません。今回の解説では50ドル、60ドルというレベルまでの下落を暴落と定義しています)

だいまんさんにはこの先のマーケットの行方は勿論ですが、リスナーの方からの質問に丁寧にお答えいていただいています。他通貨ペアでのさや取りについてとか。マーケットの相関性の重要性とか。スイス円についての質問もありました、スイス何故か強いですねぇ。次のターゲットラインは?ポイントは?オンデマンド放送を是非!!

帰宅したらポン様が急上昇してます。うー昨日ポジション閉じてしまった。乗れなかったのが悔しい、、、。