2008年6月26日木曜日

トリシェ発言にユーロは?

原油が大きく下げています。前日比▲4.40ドル。

んーこのところのボラティリティで言えばこの程度は暴落の域ではなく、結果調整ともとらえられる程度でしょうか。一方ダウ平均が+63ドル、金融株中心に買われているようです。FOMC控えての思惑からの動きですが、果たしてこの方向に走るとみて間違いないのか、これが騙しとなるのか、、、、。

為替市場ではドル円が108.30円まで上昇してきていますが、108.60円を明確に上抜けないことには、、、未だレンジ内でモヤモヤした動きとなっていますね。

今晩FOMCの結果が出るまで起きているつもりはありませんし、起きていたところで何か勝てる戦略を持っているわけでもありません(笑)あれこれ予測したところで昨日ドル円とユーロ円のロングポジションを作ってしまったので今更どうしようもない。今日の午前中までは分が悪かったポジションも、今はかろうじてプラス圏に入ってきました。今日はロスカット注文は確り出しておいてこのまま休むことにします。

ただ、ECBトリシェ総裁が気になります。

「6月5日の理事会後の会見で述べたことに付け加えることも取り消すこともない。わたしは、次回会合で金利を小幅に動かす決定を下す可能性があると述べた。しかし複数回の利上げを想定しているとは言っていない。」

これ、

次回は利上げするけど、その次があるとは言ってないよ。

ってことですよね。

つまり利上げは7月1回のみか。この発言後、少しばかりユーロ売りが出た模様ですが、今はまだそれほど深刻に受け止めた風でもない。5日の会見の時よりはトーンが弱まったわけですから、もう少しユーロは弱含んでもよさそうなものですが、、、。流石に今ユーロドルは下げてきていますが、これは原油が調整してきていることに歩調を合わせているのか、トリシェ発言が効いているのか?

ところがユーロ円はじ今クロス円は今みーんな高いです。キャリートレードですよね、これ?!

今日は少し早めに休みます。明日の朝起きてびっくりーーー!な動きとなりませんように、、、。