2008年7月14日月曜日

米銀破綻、過去3番目の規模

先ほど、明日からの週のテーマは「GSE問題」というような内容のブログを書いてUPした後に、
こんなニュースを見つけました。

米連邦預金保険公社(FDIC)は11日、米カリフォルニア州の地方銀行で、住宅ローン大手のインディマック・バンコープが経営破たんしたと発表した。

 資産規模は約320億ドル(約3兆4000億円)と、破たんした米銀では過去3番目の大きさ。米銀の破たんは今年5件目となる。
 米国では、米連邦住宅抵当公庫(ファニーメイ)など政府系金融機関の株価が、経営の先行き懸念から急落している。インディマックの破たんで、金融不安の再燃に拍車がかかる可能性もある。
 インディマックは今後、FDICが管財人を務めて事業を続け、受け皿となる支援企業を探す。
 インディマックは個人向け住宅融資事業を展開し、低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」などを貸し付けて事業を拡大してきた。しかし、融資の焦げ付きが急増し、経営が悪化していた。
 米銀の破たんとしては、1984年のコンチネンタル・イリノイ(資産336億ドル)、88年のファースト・リパブリック・バンコープ(同333億ドル)に次いで3番目の規模となる。


ニューヨーク=山本正実】(2008年7月12日12時26分 読売新聞)

土曜のお昼には読売新聞のネットに配信されていたようですが、気がつきませんでした。恥ずかしながら。

それにしてもこのニュースがいつ表に出てきたか?です。NY時間には出てきていない?となると、これが反映されるのは月曜東京時間からとなります。「米銀の破たんとしては、1984年のコンチネンタル・イリノイ(資産336億ドル)、88年のファースト・リパブリック・バンコープ(同333億ドル)に次いで3番目の規模となる。」ということですから、かなり大きな地銀破綻のニュース。これがほかの銀行の破綻懸念へと繋がれば、すさまじいドル売りも予測されます。週明けから予断を許さない状況となりました。


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