2008年7月5日土曜日

独立記念日は寝ぼけ線

やはり動きませんね。 4日独立記念日で米国市場は全面的に休場。

おかげで今日のマーケットはムニャムニャ、、半分寝てたみたいなド閑散?!
ドル円、ポン円、オージー円なんかは完全なレンジ相場。なぜかトルコ円とキウイ円が強いようですが、ユーロ円、ユーロドルは弱いといった傾向となりました。

商品市場では例年この独立記念日を境に、大豆やトウモロコシの価格が大きく動き出すといわれています。これは7月初旬がちょうどトウモロコシの受粉の最盛期となるからなのですが、トウモロコシの受粉ってたった1週間くらいの間に集中してやらなくてはならないんですね。受粉期に気温が高く乾燥した気候となったりすると受粉に失敗してしまうんです。そうなると価格が急騰することがままある。適度の降雨があって適温日が続けば受粉は成功、逆に生産に問題なしとされて急落となることもある。というわけで、トウモロコシにとってこの独立記念日が最も大切な時期となるわけですが、今年は大雨・洪水の影響ですでにトウモロコシ価格は暴騰した後、、、。産地の洪水の爪痕がどのていど受粉に影響するのかわかりませんが、テクニカル的には一旦大きな調整も欲しいポイントとなっています。さてどうなる事やら。原油価格もとうとう145ドル乗せです。

為替市場に独立記念日アノマリーとかってないのかな?

さて、来週の洞爺湖サミット。原油高やドル安についてのメッセージが出されると期待する向きもあるようですが、こればっかりは予測なんか出来ません。いきなり介入なんてサプライズ、、、あるわけないか(笑)

ユーロドルの売りポジション、第2波の下落があるのではという読みで作ったものですがその答えは来週に持ち越しとなりそうです。うーん、イメージでは間髪入れずの下落があるはずだったのですが、1日寝ぼけ線を挟むのか?(←勝手に命名。迷い線のこと)ちょっとシナリオが違うのかもしれない、、、、と不安を抱えながらもじっと耐えることにします。
では良い週末を!!