2008年10月25日土曜日

自由放任主義の崩壊?


悪夢の1日。今日の安値は大底となるでしょうか?
ロンドン時間からの棒下げは明確な理由はわかりませんが、
ポンド円150円割れに大量のストップがあってそれを巻き込んで下げたとかなんとか聞いてます。

ポンド円だけじゃなくて、オージー円60円ユーロ円120円ドル円95円というように、心理的支持線を時同じくして割り込んだことで、投売りが出たということでしょうか。
短期筋の投機的な売りも見られたとのニュースもありますが、その後の戻りはその買戻しと思われます。

ポンドは140円割れから150円間で10円戻すという信じられない動きを見せていますが、
ボラの少ないドル円でも91円割れの水準から94.50円くらいまで3.5円くらい戻しているわけで、
下落も酷ければ戻りも結構な幅です。じりじり上げているので派手さはないのですが、、、。

今日のYMTVはそんな緊迫した中での生放送でしたので、チャット参加者の皆さんの質問が多すぎて読みきれませんでした、、、すみません。

この混乱です。各国当局は緊急でなんらかの対策を発表するかもしれないんですもの、今日は私、前のめりになってましたね(笑)

目安では95円割れでは介入もあるかもしれないという予測もありましたが、今日あっさりこのラインを割り込みましたけれども何も出てこない。

財務次官が急激な円高は好ましくないとかなんとか、ロンドン時間に発言したようですが、、、。
為替介入などの政策対応については「具体的なことにはコメントを控える」と述べたそうですが、
否定してないということは考えてるってことよね。
というか、考えてなかったら酷すぎる。大倉さんのいうように、当局の品格の問題です。

さて、いつ何が出る?今晩か?NY時間にでるか?
ダウは安値からは回復してきているけどこのまま小康状態を守りきれるの?
(300ドル安レベルで小康状態というのもなんなのですが)
月曜東京オープンまでに何か出る----。
これがマーケット関係者の共通した思惑となっている夜かと思いますが、
そんな時こそ何もないんだよなぁ。。。と大倉さん。
これはYMTVの後の食事の席での一言。ひょっとすると肩透かしを食らうかもしれないですね。

今ここであれだこれだ想像していても仕方ありませんね。
まずは今日のYMTV「大倉孝の本音で言わせて」をご覧ください。

ECBトリシェ総裁が「ブレトンウッズ体制」に再び目を向けるべきだと
14日に各国当局に呼び掛けたと報道がありました。ブレトンウッズ体制?!
そんな昔に戻っちゃうわけ?この金融恐慌の行く末は固定相場?!
そんな話も飛び出してあっという間の1時間でした。
オンデマンド放送をご覧ください。

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