2008年11月5日水曜日

もしかして再開したの?

ドル円は99円台が重い。100円台を目指すも何度も頭を叩かれています。

ところがクロス円は騰勢強めてきました。
ドル円の動きとの相関なくクロス円上昇というのは如何に?

今日はオーストラリアの政策金利の引き下げが発表となりました。
6%→5.25%へ。つまり0.75%の大幅利下げ。
市場コンセンサスが0.5%でしたので、ネガティブサプライズ!
直後はオージー円売りに繋がりました。
65円近くまで急落したものの、その後大きく切り返し現在は69円台。
4円も上昇しちゃって高値更新中。

私がショートポジションを持っていたユーロ円なんて
今日の安値123円台から129円台にまで上昇していて、今日だけで6円も上げてます。

金融システム不安からの信用収縮懸念はなくなってしまったのでしょうか?
ポジション解消と見られる売りが一巡したとして、
新たなクロス円ロングポジションが作られているという動きなのでしょうか?

まさか、、、、安心感からの円キャリー復活?!

とはいえ、世界的に金利は引き下げ傾向。
円キャリーなんていう取引はもう流行らないだろうと見ていました。
今回の暴落でもう懲りたのでは?と思っていました。

しかし、よくよく考えてみれば日本の金利も先週引き下げられて更に下がっているのですから、
たとえオーストラリアが今日0.75%もの大幅利下げを実施しようとも、
絶対金利差は5%近くあるわけで。。。。
たとえニュージーランドが今後継続的に金利を引き下げようとも
日本の金利0.3%と比較すれば現在6.5%は大きいわけで。。。。


スタンスを利下げに転じた高金利通貨は売りだ!!というトレンドは終了で、
再び絶対金利差からの円キャリー再開という動きに転じたとするならば、
クロス円はこの先押し目買いで攻めなくてはなりません。
ドル円がそれほど買われないという動きがまた、それを予感させるのですが、、、。

でも、これはまだ確信ではありません。
ドル円が100円を超えられないでいるうちは、
今後ドル円再度急落、これにつれてクロス円も手じまい売りの嵐!
というシナリオも十分に考えられます。

今週はこの先大統領選の結果も出てきますし、雇用統計もある。
ドル円の雌雄を決する材料がなんなのかは分かりませんが、今週には決着がつくでしょう。

ということで、ドル円ショートポジションは継続中。

しかし、ユーロ円のショートは耐えられず127.50円で投げました。。。。
今日の安値で売れれば大きな利益だったものを(泣)
安値をつけた頃は仕事中。帰宅して反発してきたチャートを見て肩を落とした次第です。

オージー円ロングは保有中。

さらに今日の仮説実証のためポンド円を160.05円で軽くロングしてみました。
ああ、ここはもしかするとすっ高値かもしれない。
朝が怖い。


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