2009年3月15日日曜日

スイス砲に続く国はあるか

水曜満月から木曜日中までの急落に気をよくしていたんですが、、、
先週はスイスの自国通貨売り介入にひっくり返りました(笑)

木曜はFOREXRADIOの収録がありましたがその時点では(1930までくらいかな)ドル円は95.66円まで、ポンド円は131.46円までの急激な円高。
「もう100円到達シナリオはないですかねー」
なんて話をしていたんです。

収録後は渋谷でノンキに食事会で飲んでたりなんかして。


帰宅後レート見て「な、な、な、何コレ?」ですよ。
猛烈に切り上げていく数字を見ながら
「利幅は減ったが利食うべきか?」
「いや、一時的な動きか?耐えればまた下げる?」
とかいろんなことがグルグル頭の中を駆け巡るも
お酒が入っているものだから冷静な判断が出来ず。結局放置しちゃった(笑)

金曜も円安の流れ止まらず。
満月以降の株高予測は正解?!でも為替の円高予測は間違えたのか?

金曜のTMTV「本音で言わせて」では大倉さんにお話を伺っています。
何故スイスは自国通貨売り介入に踏み切ったのか?

実は介入したいのはスイスだけではない?!
日本だって、アメリカだって、欧州だってこの金融危機、景気後退において
デフレ防止に頭を痛めています。日本は円安によって立ち直りましたよね。
どの国もインフレ誘導のための自国通貨安を考えます。
しかし、ロイターあたりの記事を読むとスイスは
「景気対策として自国通貨を押し下げるという、
先進国の間ではタブーとされる措置に踏み込んだ」という表現、
やはりマーケット関係者には「寝耳に水」な介入だったようです。

タブーとされているとはいえ、スイスが先陣を切って介入しちゃったのだから、他国もコレに追随する可能性もあるのでは?という見方も出てきているようですが、
やるとしたらどこ?日本?!
特に日本は円売り介入を積極的に行ってきた過去がありますから可能性は高く、
よって市場に介入警戒ムードが広がり何かある毎に「すわ介入か?!」と
大袈裟に騒がれる可能性大。
円安に跳ねやすくなる土壌が形成されてしまったかもしれない、、、、と思うと
早いところドル円ショートは手仕舞って置くべきだったかも。
専門家の見方では中国の介入の可能性もあるとかで、これも円安リスクかな。 
また金利に引き下げ余地のないアメリカなども
他に手がないという意味では在り得るのかもしれませんね。

YMTVでは大倉さんがこの金融危機におけるマネーの潮流を
わかりやすく解説してくださいました。何故にバブルが発生したのか。
何故にドル高なのか。そしてこの先起こることとは?!
是非オンデマンド放送をお聞きくださいね。

というわけで、アレだけ大きく利益を出しながら利食いに失敗、まだ保有中のドル円ポンド円ショートポジションですが、週明け様子を見るしかないですね、、、。

金曜なんかポンド円138.03円でさらに売りまししてしまった!!これぞ禁じ手「ナンピン」

137.48135.50円138円でのショートポジションということになります。135円台が助かればいいんですが。

ドル円は98.82円でのショートですので、まだ利益は利益。100円超えたら駄目ですが、、、超えずにまたダレるようだったらスイス砲にも耐えて正解。

さて明日からどっちに動くのやら。。。

スイス介入の援護射撃からの安心感で欧州通貨の連想買いか、
ユーロが大きく買われて着ています。
ユーロドルは1.30を超えてくれば、1.33くらいまでは上がりそうな形。
ユーロドルがレンジ上抜けとなるかどうかにも注目ですね。

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