2009年10月13日火曜日

今週はアメリカの決算に注目

ユーロが噴火。
独10月ZEW景況感調査は▲72.2と事前予想▲69.0)を下回る結果だったし
これといって一段高となる材料があったとは思えないのですが
目先の節目突破してますので、このまま1.50目指す展開となりそうな勢い。

今年に入って何度も警戒ムードに売り方が踊らされたダウ平均も結局持ち直し
リスク選好ムードから金は先ほどさらに1066ドルまで新値更新です。
これではオージーなどの資源国通貨の押し目など拾えるわけがない。
押し目待ちに押し目なし・・・・。こんな高値から買う気にもなれませんよね。

ドル安が根底にあるこことは間違いないですが、
その一人負け状態のドルよりさらに弱いのがポンド。
昨日1.5960ドルでショートして1.5730割れまでの下落!!いいんじゃな~い?!
今日発表になった9月英消費者物価指数は市場予想を下回って売られました。
ただ、同時に発表された9月英小売物価指数が市場予想を上回ったため乱高下する展開に。
おまけにユーロが噴火ときたもんだから再び1.5820くらいまで戻っちゃってハラハラさせられてます。
やっぱりポン様ボラタイル。振り落とそうとしてるのねー!
まだまだ我慢よ。耐えるわよ。
というのも、
昨日ブラウン英首相が
「あまりにも早く量的緩和を解除するのは、英経済にとって悪影響だ」
との認識を示しており、出口戦略など先の先の先の話。
アメリカでは気の早い向きが話題にしているようですが、
それだってまだまだ冗談のレベルでしょ?!
さらに、
英民間調査機関のCEBR(英経済ビジネスリサーチセンター)が
政策金利は2011年まで現行の0.5%に据え置かれ、
2%への引き上げは2014年以降になるとの見通しを示し、
「ポンドは対ドルで1ポンド=1.40ドルまで下落する」なんて予測もしてます。
私も、そう思ってたのよーと背中を押された気分。
・・・・気分が高揚してるときって危ないんだっけ?!
ちなみにユーロポンドでは1ユーロ=1.00ポンドまで売られる可能性があるとか。
ユーロが強いというより、ドルとポンドが弱いんだよね、間違えないように。

10月下旬から日本の主力企業の7-9月期決算発表がスタートしますが、
その前に米国から決算が続々と発表されます。
今週はインテル、ノキア、グーグル、GE、JPモルガンチェース、シティ、ゴールドマン!!
今晩は半導体世界最大手のインテルが決算発表を予定しています。
インテルの決算ってハイテク全体への影響度が大きいので株価がどう動くかに注目です。
これで、株価が上昇するようだとさらにリスク選好ムードが高まると思われますが、
となるとドル安加速、、、なのかな?!
ポンドショートポジションもコスト割れするようなら撤退予定です。

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