2009年11月16日月曜日

ドル円買いは時期尚早か?

ユーロドル強いなぁ。ドル円は冴えない動き。
クロス円も比較的堅調に推移しています。
つまり、ドル売りの流れが継続しているということのようです。

先週末金曜日夕刻、90円台にあったドル円がストーンと89.75円近辺まで売られました。
丁度YMTV「大倉孝の本音で言わせて」の本番直前だったものだから一体何があったのか分からぬままに番組に入ったわけですが、
チャットで皆さんと一緒に進めるプログラムというのは面白いですね。
視聴参加者の方から「人民元切り上げの噂」との情報を頂き
大倉さんとなるほどと頷いた次第。
しかし、その前日木曜にはドル円の急騰があったりしたわけで
猫の目のようにムードが変わりトレンドレスな相場が続いています。
大倉さん曰く「昨日買った向きが売ってきたんだろう」
短気筋が跋扈しているということなのかな。

実際金曜のマーケットは人民元を巡る思惑で売られたわけですが、よくよく調べてみると噂の出所は不明。
オバマ訪中を前に人民元先物が3日続伸しており、
中国人民銀行が人民元の相場形成でより柔軟なアプローチを示唆したとのことで、
このことがオーバーシュート気味にマーケットに波及しただけだと思われます。
オバマ氏へのお土産相場みたいなものかしら?

ということは、この材料で継続して円買いが続くわけではないのでは?
と推測しているのですが、今日の東京の動きを見ていると、、、、そうでもないかな。
ドル円はやっぱりちょっと頭重そうです。

本音で言わせてでは最近中東勢の円売りの動きが目立っているなど
このところの動きの背景や、同じリスク選好の動きでもちょっとムードが
変わって来のでは?という指摘など大倉さんにいろいろと伺っています。
オンデマンド放送是非ご覧くださいね。コチラ
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