2009年11月24日火曜日

リスク選好とは言うけれど・・・

「リスク選好」という括りで何もかも買いという考え方は現在のマーケットには通用しないようです。
昨晩のダウ上昇、金価格市場最高値更新でも、クロス円は上がりません。日経平均もダメです。

クロス円はむしろ大きく下がっています。
なんて真面目に分析しようと思ったけど、何なのよー!
昨日の夜中書いたブログ消し去りたい気持ち。

為替市場の動きをよく観察しないとダメですね。
リスク選好=ドル売り円売り ですが

最近の動きではドルが巻き返している。
ドルインデックスが際どいところから反発しているのですが、
為替市場においてはリスク選好ではなく、
ドル巻き返しによるクロス円売りが出ている状況なんです。
つまり、株とか商品とか関係ない。
ファンドの手仕舞いのレパトリ?!

しかしそれにしたって今日のクロス円売りは酷いでしょ。
なんかね、ゴールドマンサックスが豪ドルロングの持ち高を
スクエアにすることを推奨した、なんてニュースもあります。
またゴールドマンか・・・・。

いやそれがなくても今日は外国人が取引できる上海B株の株価指数が7%超下落しており、
これが豪州の主要な輸出相手国が中国であることから、豪ドル/円が積極的に売られたって見方も。

中国が崩れていては日経平均も上げられない・・・・か。
でも、ロイター記事に「海外ファンドが数百億─1000億円で日本株を売っているようだ」なんて
コメントもあってhttp://tinyurl.com/yeuknnd
中国なんか関係なくて政治がダメだからって見方が強いですね。

また季節要因として米国では26日が感謝祭。例年感謝祭前後には
ファンド勢からの突然の売りや買いが観測されるとのことで、
日本の政治のせいだ、ゴールドマンの豪ドル売り推奨のせいだ、中国だ。
などといろいろに予測しようとも全く関係のないファンド勢のそれぞれの事情が
マーケットを振り回しているのかもしれません。
今週は26日を挟んで荒れに荒れる展開となる?!

結局昨日「リスク選好」継続ねー♡なんて喜んでブログを更新した時間が
ドル円、クロス円ともすっ高値になりました・・・・・。
ドル円は88.50円割れたら危ないと思っていますが、ここには鉄板が仕込まれている模様。
クロス円の大きな下落にもドル円は意外に踏ん張ってます。

クロスはここからでも売ってもいいのかな・・・・なんて気持ちになっていますがどうでしょう。
ゴールドマンの言う事を聞く人がこの後も出てくるなら
豪ドルの利食いはまだまだ入りそうよ。

で、ポンド円を147.01円でショートしてみました。

ドル円ロングはまだ頑張ります。

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