2010年2月16日火曜日

考えるのはEU財務相会合の後に

中国は先週土曜から春節による休みに入っていますが、直前の金曜にやってくれました。

金曜日はYMTV「大倉孝の本音で言わせて」生放送があったのですが、本番スタートとほぼ同時にクロス円が急落、ダウ先もみるみる下がっていきます。(大倉さんのポケットロイターで見ていたので、ニュースはわからない状況)
な、何が起こっているのーーー?!
と叫びながら番組番組スタート、チャットで視聴者の皆様から「中国の預金準備率0.5%引き上げ」報道を教えていただいてなおビックリしました。
特にオージー円の下げ方がえげつない感じでしたね。
やはり中国リスクはオージーリスクなんだな、と実感。

でも恐ろしいのはその前のロンドン時間にドル円、クロス円上昇していたこと。
これについて行っていたら・・・。ゾッとします。
私も危ないところでした。金曜の夕方のブログに「休日前の手仕舞いがでるのでは?」と
ユーロショートの巻き返しが一時的に出ると予測していたのです。
幸いポジションを建てずに仕事に向かってしまいましたので助かりました。
実際ロンドン時間のドル円やクロス円の上昇などはショートカバーだった可能性も。
一説には亀井大臣による「郵政資金で米国債を購入してもよい」発言が
蒸し返されたなんて報道もありますが、手仕舞いの買い戻しだったのでは?
何が起きても不思議はない最近のマーケット。
春節前に中国が一層の引き締めに動くとは。。。
そういえば荻野金男氏が旧正月前に動きがあると指摘していたんですよね。
忘れてたっ~!!

しかしその後はショートカバー?あるいは市場予想よりも良かった
1月の小売売上の影響でしょうか、ドル円は全戻し。
ポン様オージー円なんかも半値くらいは戻して大引けとなりました。
突っ込んだところはやはり売っては駄目なのね。
オージーなんかは突っ込んだら買ってもいいのかも。。。?!
結局現時点でドル円は90円台にもどしていますので、意外に底堅いようです。
政治的材料に振り回されている昨今、何をみてトレードしたらいいかわかりません、もう。

そうそう、報告忘れてましたが、
139円台後半でロングしたポン様は140.15円で手仕舞いました。
トレンドが見えないボラタイルな相場で疲れちゃったので損する前に降りました。。。
次はどうしようかと思案中ですが、
今週はやはり明日のビッグイベントを見てからのほうがいいかも。

ブリュッセルで開催されるEU財務相会合は今まさに話し合いが行われているところ。
(15日25時スタート)会合終了後にユンカー議長が記者会見を実施する予定ですが、
この記者会見まではもう動かないでしょう。
会見後も動意づくとは考えにくいですね。明日16日の17:30からも会合がありますので
明日の結果が焦点。今日も五月雨式にギリシャのデリバティブ取引が違法ではないとか、
ゴールドマンのスワップ取引はユーロの規制を爆発させ破壊したとか、
欧州要人のギリシャ問題発言が相次いでいますがマーケットは無反応。
やはり決戦は明日の会議後の発表ですね。
というわけで、今後のスタンスも考える気になりません。
また明日以降考えましょう。
あ、明日は裏?!情報通で知られるT&Cの荻野金男さんの番組
お時間ある方は是非ご覧くださいね。

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