2010年3月31日水曜日

BLUE MOONでご乱心

今日のお昼くらいまではとても忍耐が要りました。。。
ドル円L、ユーロドルSポジションを抱えたまま
ドル円92円割れを試すような下落、ユーロドルは1.3535ドル近辺まで急伸。
なんかね、フィッチが「ギリシャへのIMFを含めた欧州による支援は
肯定的なもの、ギリシャの金融的選択肢を増やしている」と指摘したとかなんとかで、
(先週あなたのところでポルトガルの格下げなんかするからユーロが一段と
下げたんでしょ、なんて突っ込みのひとつでも入れたくなるところですが)
これを好感してさらにユーロが買われたりしたようです。
ドル円は逆張りで売っている向きにとってもなかなか下げきらないイライラする
流れが続いていましたが、92.10円割れまでは持ち込めた。

しかし、やはり大局に変化はなかった?!

どこからの噂かはわかりませんがフランスのソブリン格付け引き下げの噂などが
聞こえてきてユーロ失速。さらに IMFが「ドイツ経済のダウンサイドリスクは相当ある
(substantial)」との見通しを出した事が追い討ちとなって
ようやくショートカバー相場の終焉を見たか?やれやれ。

そしてドル円は92.95円近辺まで急伸です。
3月の消費者信頼感指数は52.5と事前予想51.0を上回りました。、09年4月以来で最低と
なんといっても前月が46.4とひどい数字でしたので、比較で見ればかなりよくなっています。
内訳でも、現況指数が21.7から26.0に上昇(足元の景況感)
半年先の予想景況を示す期待指数も62.9から70.2に上昇と
これでドルを買わないわけにはいかないでしょっていう確りとした内容。
景気回復への期待が膨らんでのドル買いですね。

それにしても今日、日経平均は1年半ぶりに11000円台回復となりましたし、
商品市場も軒並み高。ユーロの脆弱さを除けば総じて
「リスク選好」継続を確認出来た1日となりました。
ドル円の上昇にともなってクロス円は全面高です。
特筆すべきはポン様。
①3月ネーションワイド住宅価格
前月比+0.7%(予想+0.2%)前年比+9.0%(予想+8.2%)事前予想を上回る
②第4四半期GDP確報値
前期比+0.3%→+0.4%・前年比▲3.3%→▲3.1%と上方修正
数字が良かったことも一因ですが、ポン円140円台ですよ、凄い上昇です。
140円台まで上がってきたら全力で売りたいと思っていましたが、
今この勢いに完全に腰が引けています。今入場したら踏まれそうよね?!
なにしろドル円が堅調です。クロス円をショートで入るのはリスキーな局面。
どんなにポンドの先行きを懸念していても、、、です。タイミングを間違えれば
大火傷、、、、どころか全財産を持っていかれるのがポン様の怖いところ。
もう少し様子を見ましょう。
今日は満月。
しかも1月に続いて今年2回目のブルームーン。(1ヶ月に2回満月が訪れる)
ポン様ご乱心でもしかたないか・・・。
ショートするなら141.50円くらいまで引き付けてみましょうか。
* 豪ドル強いですね。スティーブンスRBA総裁
「金利を 低く維持し続けることは賢明ではない」
「金利は通常な状態に回帰するべき」とRBAが更なる利上げを行うだろうことを
期待させる発言をしています。
オージーロングが鉄板トレード。わかっていてもポン様が気になる。
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