2010年6月1日火曜日

雇用統計に向けてのシナリオだけど・・・

今日はロンドン、NYと休場です。
ということはあまり動かないよね、とタカをくくっていると
5分で50pipsスコーンと落ちるような円高を見たりして、
油断ならないったらありゃしない。
流動性が低いとも言えますので、
思わぬ動きにもなるということを忘れないようにしなくちゃ。

懸念されていたのが先週金曜日、格付け会社フィッチが
スペイン国債を格下げしたことによるユーロ売りの流れが
今週の東京市場でも引き継いでしまうのではないかって事でしたが、
心配には及ばず。特にリスク回避的な動きになるわけでもなく、
かといって積極的にリスク選好の動きとなるわけでもなく、
今日の相場はエネルギーも薄く方向もなく冴えない動きに終始。
やはり欧米勢が参入してこないことには方向決められないってことなの?!

特に今日目立ったニュースもなかったのですが、何かむりやり書くなら
カナダかな。カナダの1QGDPが発表されましたが、これが事前予想の5.9%を
力強く上回って6.1%という結果に。
伸び率も1999年4Qの6.77%以来の強さでした。
明日1日(火)に、BOCが0.25%の利上げを実施との期待に繋がっています。

オーストラリアが早々に利上げを開始して、そろそろ休止するサイクルに入っていますが、
G7各国はまだ利上げに踏み切っているところがありませんので、
明日、カナダが利上げを実施すれば今回の金融危機後G7初の利上げとなりますね。

今週の戦略は週末の雇用統計に向けたニュースに留意して
強い予想なら雇用統計までは高く、数字が出たら利食い売りで反落。
予想に変化があって思うように雇用統計までドル買いが入らないようなら
雇用統計後にドル買いになる、というようなシナリオで挑むつもり。
どちらにしても、雇用統計前と後では流れが変わる、もしくは加速するという
方向でひとつの転換ポイントとみなしてポジションを作りたいと考えています。

基本的には押し目買いで雇用統計まで高く、雇用統計直前に売り抜ける、、、
ってパターンになるんじゃないかと思っていますが、
なんだか皆がそう思っているようなので、そうはならないのかもしれません。
んー皆同じこと言ってるときは駄目なんだよなー。。。。

それを暗示するかのような今日の冴えない動き。
明日以降どんな流れになるのかに注目です。

72円台オージー円ロングは保有中。
買い増しのタイミングがなかなかつかめずに今日を終える。
おやすみなさい。

※サブプライム危機を予想したことで知られるルービニ教授。
  最近も過激な発言が目立ちます。

・ポルトガルやギリシャ、スペインがユーロ圏を離脱する可能性がある
・ギリシャ危機を背景に、引き続き先進国は二番底に陥るリスクある
・ブラジル経済は過熱感の兆候示している
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