2010年8月11日水曜日

英インフレ報告に注目,,,の前にFOMC

FOMCを目前にドル高ってどういうことなのかなぁ。
単純に飛び込み台が上がったと判断してもいいものか?

今日の日銀の金融政策決定会合では金利据え置きを決定。
一部に期待されていた金融緩和策の発表も発言もなくて、
これを受けた後には円高が進行となったのですが、
その後欧州時間からは再びドル買いが入って
今日は86.20円近辺までの円安ドル高に。

それよりも何よりも今日の刺激的な動きはポン様。
今週はポン様が動くかも、、、と昨日書いておいてなんですが、
この動きは想定外。インフレリポートに注目していましたので
今日の住宅系指標でこれだけ動くとは思いもよりませんでした。
感は働くも詰めが甘いのよね、いつも・・・・。

※英RICS住宅価格=予想5%☞ 結果▲8%!!

何故インフレ報告に注目していたかというと、先日
イギリスのテレグラフやサンデータイムズがインフレリポートで
BOEが弱い経済見通しを出すと相次いで報じていたことも気がかりですが、
そういえばー前回のインフレリポート発表は5月だったのですが、
この時は英総選挙が終了し、連立新政権に関心が集まって
あまり注目されなかったという経緯があったため、
今回は結構関心が高いと思われるって話だったのですが、
今日すでに動き出しちゃったわ(笑)

5月の時はキング総裁が
金融政策理事会は更なる量的緩和策実施の可能性を除外していない。
膨大な財政赤字をコントロール出来る事を市場に示さなければいけない。
その為には個人的には年内にも削減実施をすることが好ましいと思う。
なーんて発言をしてました。

緊縮財政や銀行の貸し渋り、主要輸出先である欧州や米国の成長減速などを
背景に英中銀は今年と来年の成長見通しを大幅に引き下げる可能性があると
見られているのですが、一方で今MPCにはひとり利上げ派もいるんだよな・・・・。

イギリスのCPIって今年にはいってずっと3%超えてるものね。
インフレターゲットの2%±1%を超えてしまっているわけで、
利上げの声が出ても不思議ではないのよね。
つまり、低成長と高インフレの狭間にあるってわけで、
BOEはかなり難しい舵取りが迫られている・・・・という話ですが、
どうも今日辺りのポンドの崩れ方を見ると、
ポンドドルは一旦天井をつけたように見えます。
やはり弱いと言われている予想通りの内容となるのではないでしょうか。

というわけでポンドは戻りを売りたいと思ってみているのですが、
あまり戻らずに下がるので売りそびれたまま今日が終わってしまいました。

うーん。そんなことを書いているうちにドル円がまた下げだしたりして、
やっぱりその前に今晩のFOMCというビックイベントも無視できないわけで
結局何もせずに終わってしまいそうーーー。
86円台は売りだったかな?!

世間はお盆休みに入っているみたいで
仕事のコミュニケーションが円滑に進まないですね、今週は。
皆が休んでいるときに働くのは嫌いじゃないのですが、
自分もお休み気分になっちゃうのが困る・・・。
休みだからいいか、なんて仕事を後回しにしちゃったりして(笑)
・・・自分が弱いだけですが。
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