2011年2月2日水曜日

ポンドの上昇に違和感・・・。

ダウ平均は更に高値更新、12000ドル台に乗せちゃってー
日経平均は今日今年最大の上げ幅ですか。
もうエジプトはじめ中東周辺国の問題は観なかったことにしてるマーケット。
しかし、北海ブレントがWTI価格より10ドルもの上鞘で上昇続けてるってのは
懸念が払拭されたわけではないってことを表していますよね。

http://blog.radionikkei.jp/trend/date/20110202/
「北海ブレンド原油高騰、エジプト情勢の今後」

さて今週はなんといっても週末の雇用統計がメインイベントですが、
前哨戦の1月のADPが出ました。
予想が+14万人のところ、結果+18.7万ですと。

予想より強い結果に、ドル円相場は一瞬大きくドル高に振れたましたが、、、
結局は行って行いですか?!どんだけ円高圧力強いんだ・・・・。
S&Pによる日本国債格下げにも一瞬しか反応しなかったけど。

ちなみに前回の雇用統計を振り返ってみるとADPで物凄い動いたんでしたっけ。
事前予想の10万人増が結果29万7千人増。
確かこれって統計開始以来最高の増加幅でしたよね?
これでドルブルムードがマーケットに蔓延したのですが、
雇用統計本番の結果がNFP+10万3000人増にとどまってドル円急落・・・。

今回も予想よりかなりいい結果だったのですが、これは学習効果でしょうか(笑)
ドルブルに走ることなく瞬間芸で終わったみたい。ADPなんぞ信用できるか?!って
改めて思い知ったってことなのかなーなんて。

そしてなんだかよくわかんないけどポンドが相変わらず強い・・・。
あ・・・・ワカンナイってことはないですね。それなりの理由はあります。

イギリスPMI建設業が発表されたのですが、予想49.5のところ結果53.7と、
大幅に予想を上回る好結果。このところイギリスから出てくる指標がいいですね。。。
また、イングランド銀行のビーン副総裁が
「コモディティの価格圧力は中期的に高止まりする。
その上で、景気回復に伴い利上げすれば信頼感を押し下げることにはならないが、
外的要因に対応した利上げは好ましくない。 」
なんて悩ましい発言をしたらしくて、、、、
これって、タカ派が見ればすわ利上げかって方向に捉えるよね。
話し方としては外圧からの利上げはしないと否定したってオチ方なんだけど、
こう言うのは都合のいいところをピックアップして大袈裟に広がりますもの。
これはブル派からみればインフレ継続なら利上げします。
って言ってるみたいなもんです。

もちろんこれを受けてポンドは嬉々として上昇。
イギリスにはまったく財政懸念など存在しないってな力強さです。
違和感・・・ああ、とっても違和感。
でも、私の今年の予想は「ドル安」でしたっけ。
じゃあ、自身の予想どおりじゃない。辻褄だってあってるわよね。
でもなんだろうーこの違和感。

なので。

1.627ドルに今から売り注文出しとこ。

おやすみー

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