2011年2月10日木曜日

深夜のユーロ急伸、その背景は?

バーナンキ氏の議会証言を前にドルが売られ始めています。
ドルが売られているってのは大袈裟かな、、、ユーロが買われています。
たった50~60pips程度ですけど(笑)

そろそろ始まるって時にこのブログを書き始めたわけですが、
この流れはバーナンキ氏の慎重発言を織込み始めたってことかな。
このままこのドル安の流が続くのでしょうか・・・?

おっと、ニュースが入ってきました。
「ウェーバー独連銀が将来に関する声明発表の憶測を否定」
これだけだと何のこっちゃ?ですが、今日はその前にこんなニュースが
流れて、ユーロが売られていたんですよね。

「ウェーバー独連銀総裁はECB総裁の後任候補から外れた、
と関係筋が明らかにした」というもの。
トリシェ総裁は今年10月に任期切れになるのだそうです。
マーケットはウェーバー氏が次期総裁候補NO.1と見ていたようですが、
これが否定されたというニュースですね。
なんでこれでユーロが売られるかというと、
ウェーバーさんはインフレ・タカ派。
つまりウェーバーさんになれば早期金利引き上げ期待が高まるわけですが、
この「候補から外れた、という憶測を本人が否定した」というニュースが入ってきて
再びユーロが買い戻されているってことのようです。

それにしても、こうしたニュースが入っての下落以上に上昇しているわ、
ドル円もちょっと下げてきたし、、、、やっぱり、今はバーナンキ氏議会証言に
テーマが移ってしまってのドル安に傾いているような気もしますね。

昨日の中国の利上げにも金が大きく上昇したことがマーケット関係者の話題となっていますが、
インフレが明確になって来ているためだとか、利上げを見込んでショートした筋が
踏みあげられたとか、いろいろに言われていますが、
最もインパクトがあるのは、実はこんなニュースかもしれません。
利上げの前日に出ていたニュースですが、これが今後の金の上昇の
大きなキッカケとなるのかもしれません。

大きな胎動なのだ・・・・JPモルガン・チェース金を受け入れ
http://blog.goo.ne.jp/msi021112/e/5d363cfd75c45db15adb67cd519efa7c
亀井幸一郎氏-金がわかれば世界が見える

あー何だかユーロとポンド急騰中。
ポンドドルSの利益が…・。
やっぱりバーナンキさん、何か言ってるーー!
おやすみ。