2011年2月28日月曜日

リスクは後退したのか?!イベント多い今週のポイント

日経平均上昇・・・?!
一時100円近く下落していたように思いますが、反騰して10600円台を回復。
もうリスク回避的株安、調整は終了したってことなのかしら?
VIX恐怖指数も 先週末25日には節目の 20を割り込む急落、投資家マインドは
回復しているってことなんでしょうか。

中東、北アフリカ情勢をリスクとした相場はそれほどのインパクトにはならず、
いい押し目を提供してくれたに過ぎないって流れになっちゃうの?!
確かに本当の崩落が来るときはこんなに慎重に下げないよなぁ。
何もかも売られてトリプル安みたいな相場になるものね。
今はまだそういうドラスティックな空気に包まれることがないので
やっぱり春先までは相場は上がり続けるのかもしれません。

となると、目先はやっぱり米系指標などのファンダメンタルに
回帰することになるのかも・・・。

今晩は1月の個人消費支出や2月のシカゴ購買部協会景況指数、
明日は2月のISM景況指数、、、
それに今週末は雇用統計だわ。雇用統計相場が始まるのかしら。

それから1、2日にはバーナンキ議長の議会証言。
最近はバーナンキさんの発言も重要ですよね。

アメリカの指標だけではないですね、今週はECB理事会もあります。
政策金利は据え置かれる見通しでも、原油価格の高騰などでのインフレ圧力の高まりが
このところの欧州要人発言で利上げを示唆するものとなっています。
利上げするような思わせぶりな発言をし、
利上げ期待からユーロがドカドカ買われちゃって
翌理事会ではそれを否定したことが記憶に新しいトリシェさんですが、
さて今度はどんな発言をするでしょうか。

このままユーロが買われるようだと欧州経済にはプラスにならないので、
利上げ期待を冷やす発言をする可能性も十分に考えられますよね?!

ECB会合前にはユーロ圏の消費者物価指数の発表がありますが
今週はユーロにとっても大きな動きが出てきそうな予感が・・・。
今にも前回高値を突破する勢いで反騰してきたユーロ、そしてポンドですが、
欧州の金利先高感が継続するのか、あるいはアメリカ、米金利が動意づいて
反落となるのか、注目の1週間となります。

ユーロドル、ポンドドルなんかはボラティリティも高く投資妙味はあるのですが、
ちょっとレンジブレイク上限にまで到達しかかっているので恐ろしくて手が出せません。

かといってドル円もなぁ。
買うも恐怖、売るも躊躇って感じでまだ閃きがこない。
今日もポジションは取らずに様子見です・・・。

あ、今日は月末ということで、月末フローでユーロが買われているってハナシも。
だとすると、明日からは違う動きになる可能性もあるしね。

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