2011年9月22日木曜日

リスク回避相場極まる?!金さえ売られる大収縮

なんで今夜なんだろうーというのはわかりませんが、
リスク回避祭りのような様相となっております。

こんな相場が来るだろうことは6月あたりからずっとずっと予想していたのですが、
なかなか来ませんでしたよね。8月にキターっ感じはあったのですが、
意外と浅めで済んじゃったし。
だからこれはまだ終わっていない、どこかでまたクラッシュするぞ、
と思って見ていましたが、ちょっと始まったっぽい。
クロス円のチャートは壊れちゃいました。
その割にはダウはまだレンジ下限をなんとか保っているように見えて、
アセットクラスによってその形状もまちまち。

ブラジルレアルもいよいよ下がってきてアジア通貨も軒並み売られてますが、
今日のこの下落のきっかけがコレ!!といってないので
まだ本物かどうか分かり兼ねます。
リーマン破綻!!みたいなでっかい材料があるわけではないので
リーマン・ショックの時のような勢いはないのですが、
粛々とリスク資産の手仕舞いが進んでいるといった
それはそれで冷静に下げていく恐ろしさも感じます。

ただし、ドル円だけを見ていると何事もない通常の値動きにしか見えず、
ドル円相場しかチェックしていなかったらこの惨状に気がつかないのかも。
今日、仕事の帰り(21:00過ぎ)東証の方と電車で
ご一緒させていただいたのですが、今、為替エライことになってますね。
と言ったらドル円いくら?そうでもないじゃない、といった反応でした。
ドル円、ほんと固まっちゃってるな。

理由はツイストオペでドル短期金利上がってるので、全般ドル買いに傾きやすい
という流れの中で、そもそも根底にある構造的な円高要因が
ドル買いを阻んでしまっているということ。
9月の期末で売り遅れていた輸出はちょっとでも高値があると
ここぞと売ってくるということですね。
しかも典型的なリスク回避相場になっていて、
コレまで売られていたドルは買い戻されていてドル高ですが、
円は売られていいなかった。つまりキャリー通貨ではなかったため、
巻き戻されることがない。
避難通貨として選ばれていた流れが更に加速するという悲劇に
見舞われているところですね。。。

ドル高要因と円高要因が拮抗して
ドル円は動かないということになってしまっています。

現状ダウ平均は11000ドルを割り込んでいます。
ダウショートポジションは切らずに正解。

それと夕方仕事に出かける前にオージードルを売りました。
0.9962ドルとパリティを割り込んでから売ったので、
ここからの売りに果たして妙味があるのか?という不安もあったのですが
帰宅してみれば0.976ドル台。200pips位下げてます。凄い。。。
クロス円も酷いことに。ポンド円は117円台史上最安値です。
今NYオープンしたばかりでまだまだこの流れは続きそう。

クローズ前には一旦オージーを利食います。
こんな相場になってくると、何かどかんと政治的な発表が出そうだし。
先週はドル資金協調供給でユーロドル1.375ドルの売りが踏まされましたから。
今思うとそのレベルの売り、美味しかったよなぁ・・・・
今1.341ドルだもん。
ああ、タイミングがちょっと違ったばっかりに。

というわけで、この先は安値を売り込まず戻り売りスタンスで!!
良い週末を。
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