2011年11月10日木曜日

ユーロ崩れるも戻りも派手

昨日、とうとうユーロが下がりました。
イタリアに飛び火しているというのになんだかユーロが下がらないことが
不思議ではありましたが、「イタリア国債10年物利回り7%台乗せ」は
インパクト大だったようです。

なぜ国債が売られまくったか?!

イタリアの清算・決済機関CC&Gがイタリア国債の証拠金比率を
LCHと同水準まで引き上げると伝わったことなどきっかけで
債券利回りが急騰、ユーロ軟化という流れでした。

ダウ平均は400ドル近い下落、ユーロドルは
翌10日欧州時間入りのタイミングで1.35割れの水準にまで売られました・・・・
昨日は外出していてこの流れに乗れませんでした(´・ω・`)

ところが、今日は欧州時間序盤こそ売られたものの
現在怒涛の買戻し相場となっており、1.3650アラウンドまで上昇してきています。
1.3480台まで下げた瞬間は更に雪崩の如く下落するかもしれないと思ったのですが、
V字回復、さらに3倍返しでの上昇となっており、なかなか大きなTrendが継続しません。
昨日300pips位下落しましたが、ユーロは一方向にこの程度動くと
相応の戻りがある通貨ですねぇ。
だいまんさんがよく言う「第2の基軸通貨」となっているため
流動性も高く思惑も交錯するため一方向には動きにくいと
いうことなのかもしれません。

一応ユーロ買いの材料らしくものを。

■格付け会社ムーディーズがEFSF債の格付け「AAA」を確認したと発表
■イタリア最大与党「自由国民」幹部が早期選挙を実施するか、
  挙国一致政権樹立を協議していると発言したと伝わる

基本的には欧州債務問題がイタリアにまで波及していることで
ユーロは戻り売りスタンスで見ていますが、それでも戻る時は
凄まじい踏み上げ相場となりますのでタイミングが難しい。
私は一度1.3575ドルで売ってみたのですが、重ように下がらず
1.3609ドルでやめました。もっと上げそうだし。。。、

1.37ドル近くまで一旦戻るかもしれません。
再度売り直すレベルを模索してみます。
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