2012年2月1日水曜日

ドル円、ユーロスイスに介入期待高まる?!

昨晩はポルトガルの国債利回り急上昇で売られたユーロが
持ちなおして再び1.32ドル台まで上昇していたのですが、
今夜も仕事中にユーロが急落。どうも毎週火曜の22時過ぎに
ユーロが落ちるなぁ。。。。
(ユーロLでなので番組中に動揺してしまって困る)

1.32ドル台までの上昇の過程では
1月独雇用統計が予想より強い内容となったことなどを好感したようですが
その後、オーストリア中銀総裁が
「ギリシャがユーロ圏に残るかどうか確信できない」と発言したとかで
ユーロが売られたと報道されております。
そんなこと、もうほぼわかっているじゃない。何をいまさら・・・。
だったら昨日のポルトガルの国債利回り17%台のほうが
ギリシャから周縁国に波及ということでインパクトが大きい気がするわ。
それをこなして今日再上昇していたんだから基本は強いと思うんだけど、
ただ、ユーロドルは日足のチャートががっつり一目均衡表の雲に
頭を抑えこまれているのでこのあたりは簡単に上に行けないってことかしらね。
いや、ひょっとするとこのまま日足のボリンジャーの中心線、1.29ドル近辺まで
一度押すのかもしれない。んーー悩ましい展開。
102円台まで戻ったユーロ円も再び100円割れとなってます。
ユーロ円はボリンジャーの中心線20MAの99.16円を守れるかどうか。
ここを守れるなら再度反発の可能性も大いにあると思っています。

だいたい今夜の下落の理由がホントにオーストリアのノボトニーさんの発言
のせいかどうかもわからないしね。

ドル円は76.15円までの円高を示現。
今年の円最高値ですが、75円台に入ってくると
介入期待も高まるか。介入期待のロングも増えそうな局面ですが、
果たして介入が出来る状況なのかしら・・・。

それからユーロスイスが1.20に近づいてきた。じわじわスイスフランが
買われていますが、昨年SNBが表明した1.20を守るユーロペッグ発言を
材料にスイス売りを仕込み始めたという方も出てきました。
1.20を守れなかった時のスイス暴騰は怖いですが、
ヒルブラント総裁が奥様のインサイダースキャンダルで辞任したりと
お騒がせのスイス中銀、果たしてこのラインを守る行動に
再度出るのか否かに注目です。

ユーロドルLまだ耐えてますが、今夜、今日の下落分を取り返せず
下げたままで終わるようなら一度撤退します。
今昨日の安値を割り込んじゃった。ここを回復できないで
もっと下げるようだと調整は結構深めになりますねぇ。
再度買い参入の場所を練り直さないと行けないかも。

あ、でも大局はユーロ下落を見ています。
ただ、目先はドル安をテーマにしたユーロの戻りが
大きく入るというシナリオです・・・・。

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