2012年7月10日火曜日

中国指標も期待薄、今週日銀は動くのか


今日は完全にレンジ。方向感のない動きに終始しました。

先週末のアメリカの6月雇用統計の悪化を受けて、地合いはよくありません。
緩和期待が盛り上がるでもなく、かと言ってさらに突っ込んで下げるでもなく・・・。
悪化の度合いが中途半端だったのかな?

今日は日本の5月の機械受注が前月比▲14.8%(予想2.6%減)だったこと。
6月の中国の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)がともに
予想を下回る結果となったことも嫌気されました。日経平均は9000円の大台割れ。

※メモしておきます
中国6月CPIは前年比+2.2%(前月+3.0%上昇から鈍化-予想は+2.3%)
前月比では▲0.6%で予想▲0.3%の倍の低下率。
同じく6月PPIは前年比▲2.1%。4カ月連続低下。市場予想▲1.9%。

PPI低下は景気減速を確認する結果で、この後発表される鉱工業生産など
その他の経済指標もさえない数字となる可能性があるとの連想が広がったようです。

中国では今週、一連の指標が発表される予定です。
13日発表の第2・四半期GDP伸び率は前年同期比7.6%の予想となっており、
世界的な金融危機の最中だった2009年第1・四半期以来の
低い伸びになる予想になっています。
ちなみに前期第1・四半期のGDP伸び率は8.1%。

世界の景気減速が重くのしかかり、
緩和期待よりもその懸念が相場を支配し始めているような感じ。。。
今週は中国のGDPに注目が集まりそう。
これが予想より悪ければさらなる下落となる予感。
緩和期待はどこへ・・・?!
11~12日の日銀の金融政策決定会合に向けて円安が進行するようなら
会合への期待が高まっていることを示すのでしょうけれど、
何もなければ円高に戻されるでしょう。
今のところ、それほど話題になっていませんね・・・。
6月の日銀短観や地域経済報告が悪くなかったことで、何もないという見方も
強いようです。でも増税が決まったのに、、、それに応えないワケ?!
今週の最大の注目ポイントです。
ドル円が動く材料ですものね。

今夜はEU 財務相理事会が予定されています。
先月末に開催されたEU首脳会議のフォローアップ会合なので
それほどのインパクトとはならないと思われますが。。。
何か期待でもあればユーロがもっと買い戻されているでしょう。
今日はずっとレンジだものね・・・。

今日は、もう少しユーロの買い戻しがあるかと思ってユーロをちょこっと
買ってみたんです・・・打診買い。
でもどうも分が悪いみたい。
コストはユーロドルで1.2289 ユーロ円で97.86円 

月曜、今日の安値を割り込んだら撤退します。。。。
今夜はこのままレンジで終わってしまいそうね。

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