2012年7月3日火曜日

そう簡単には上がらない?!ECB・雇用統計受けて神経質な値動き


まだ市場は懐疑的なようです。

昨晩の米国市場ではISMが3年ぶりに分岐点50を割り込むなどの
悪材料があったわりには終わって見ればダウ平均は▲8.70の12871.39。
追加緩和期待が下値を支えたものと思われますが、
今日の日経平均は63.11円高の9066.59円と9000円台を守り、
まずまずの終え方ではありますが、膠着した印象。

為替市場も神経質な値動きが続いています。
昨日のISMショックで急落したドル円も79円台は守って反発、
今日は急落分を取り戻す上昇となったものの、そこまでで力尽きて一服。

ユーロドルももっと戻るかなーと期待しているのですが、
東京午後にちょっとばかり上昇したものの、
結局昨日の安値水準に押し戻されています。

ECB理事会、雇用統計といった次のイベントを控え、まだ市場は慎重なのかな。
あ、あと、5 日木曜にに実施されるスペイン国債3年4年10年物入札。
長期債の利回りも注目されるでしょう。首脳会議の後ですし、スペインに
対して市場がどの程度の安心感を持ったのかが測れるのでは?

それから今日はオーストラリア準備銀行(RBA)が、
政策金利を現行の3.50%に据え置くことを決定。
■金融政策のスタンスは依然として適切である
■最近の指標は上期の経済成長を示している
■インフレ見通しの変化はない
■為替レートは全般的に高いままである
■欧州は依然として、悪影響の源である
などととした声明文が出されました。

これを受けてオージードルは一時下落しましたがレンジの範囲内。
直前に発表になったオーストラリアの住宅指標が大幅に改善していることも
支えになっているとの見方もありますが。。。

それにしても神経質で煮え切らない動き。
まあ、為替市場なんてだいたいがレンジ相場なんだから(笑)
トレンドが出ている時のほうが少ないと思って
耐えることが肝要です。オージーロングは継続しています。

ユーロは下がったら拾ってみよう、と思っていますが、
EU首脳会議を受けての上昇分の半値押し 1.2550くらいまでは
下げるかもしれないと。。。慎重に入り口を探っている状況・・・。

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