ということで、すっかりマーケットは楽観に傾いていますね。
本当にこのまま買いでいいのかどうかはまだ確信が持てずにいます。
だから上がっちゃう(相場は懐疑の中で育つというテンプルトンの言葉が)
ということなのかもしれませんが、日経平均は15000円大台目前にして
力尽きていますし、又思わぬところからなにかほころびが出ないとも
限りません。
ということで、ポンド円169.28円日経平均14620円のロングは
今日の東京時間でとっととリグってしまった。。
その後、豪ドル円と日経平均を一転ショートしていますが、
豪ドルはあっさり踏まれてロスカット。
92.07円まで上昇しちゃいましたよ。
200日移動平均線まで戻ってちょっと超えてきた。
これがまた騙しになるかもしれないのですが、
こらえきれずに損切りです・・・(´・ω・`)
91.72円くらいで売ったんだもの(^-^;
日経平均は14960円あたりで売りましたので、まだ何とか粘っています。
というのも、、、、そんなに簡単に上げ相場になる地合いでは
ないような気がするので。
アメリカがロシアに経済制裁という話も
まだ消えたわけではないと思うのだけれど、、、、
足元でパラジウムが急騰しているのもロシア経済制裁を嫌気した動きですね。
パラジウムの供給は南アフリカとロシアで7割を占めます。
その南アは鉱山ストライキが3週目に突入、加えて経済制裁でもあれば
ロシアのパラジウム輸出に影響がでるんじゃないか?って不安の表れですね。
それと、ロシアは多くの米企業の重要な収益源だという日経の記事が
勉強になったので、簡単にまとめておきます。
例えば米複合企業の代表格であるGE(ゼネラル・エレクトリック)
ロシア事業の年間の売上高は安定して10億ドル(約1020億円)を超えるそう。
資源開発に関連した石油やガス、発電関連の設備などが売り上げとなっています。
GEの売上高はわずか10年前は米国事業が全体の7割を占めていたのですが
現状は米国外事業が過半を占めています。
飲料大手のペプシコも米国に次いでロシアが重要な市場だそうです。
経済制裁が実施されれば、ロシア事業で収益を上げる米国企業にも
悪影響がいくらか跳ね返ってくるかもしれない?! だそうです。
ただ、お互いあんまりいいことないので経済制裁なんて
やらないんじゃないの?って見方の方が多いみたいで、
経済制裁リスクはあんまり懸念されていないのが今日のマーケット。
それと、今夜はADP雇用統計が出ました。
予想15.5万人の増加のところ結果が13.9万人。予想より悪かったのに
発表を受けてドル円、ダウ先上昇でリスクオン気味に動きましたね。
ドル円は102.54円まで上昇しました。
10~15万人の数字なら、市場はポジティブにとらえるみたい。
今度の雇用統計は、結果が悪ければ「寒波のせい」気にするな。
結果が良ければ素直に上がる、ということで、
どっちみち上がるんじゃない?という予想が多いみたいですが、、、、
でもね、その後24:00に発表された2月のISM、めちゃ悪かったんですよ。
非製造業部門総合指数(NMI)は51.60と、前月の54から低下、
2010年2月以来の低水準。
内訳の雇用指数が47.5と前月の56.4から大幅に悪化。
約2年ぶりに節目の50を割り込んじゃった。
50を割り込むのは2011年12月以来のことです。
景気指数は54.6と、前月の56.3から低下(予想55.1)
これを受けて102.24円まで売られましたが、、、
崩れたというほどでもないか。
ドル円は103円が、日経平均は15000円が重く、
ここを超えてこられるかどうかが目下の焦点。
どうも今夜のセンチメントでは越えられない壁で終わりそうです。
このレベルをトライすることがあるならば、それは明日のECB理事会か、
週末の雇用統計がきっかけということになりそうです。
日経平均14960円ショートだけ宵越しで保有することに
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4月26日土曜日 高松に行きます!!
どうなる 株×為替×金 ということで
株のスペシャリスト 岡崎良介さん
金のスペシャリスト 池水雄一さん
為替のスペシャリスト 大倉孝キャプテン!
そしてMC、モデレーターとして私も会場入りします。
4月26日午後、香川・高松 かがわ国際会議場でお会いしましょう!
直接大倉キャプテン、岡崎さん、池水さんのお話を聞きに来てくださいね。
来場されました方にはもれなく「金箔グッズ&株式手帳
(定価1,800円、2014.4~15.3版、監修:福永博之)」をプレゼントします。
ご来場お待ちしております。