2014年5月8日木曜日

イエレン議長発言はハト派の印象、米国金利は低位安定でドル上げられず

昨晩注目されたイエレンFRB議長講演では、マーケットが神経質に
乱高下したものの、ボラティリティは低く、
結局米株は上昇して引けました。

(ナスダックだけ下落・・・。IT銘柄には注意ということか)

講演が始まった23時前からドル円の底入れ感が出て
102円台タッチまで上昇したのですが、
結局102円が高値で反落揉み合い中。

今日の日経平均はダウが高かったことや、昨日の400円超下落の反動で
戻っていますが、本格的な買い相場には程遠く、リバウンドに過ぎない印象。

イエレンさんの会見は、なんだかんだ、よりハト派な印象で、
あれだけ良かった雇用統計直後にもかかわらず雇用については
「満足のいくものではない」

そして、唯一アメリカの指標で良くないのが住宅系ですが、
「住宅関連指標は今年失望させられるものになっており、注意していく必要がある」と述べたことで、低金利政策は続く印象が強まり、
ドル金利上昇を抑制する展開。

ドル円は結局上げ渋り。
株価には押し上げ要因ということで
ダウは 16518.54(+117.52)

個人的には昨日オージーキウイを拾って、スイング中。

これがうまくいっていて、今日はオーストラリアの雇用統計が出たのですが、
失業率が5.8%と予想の5.9%より強い内容となったうえ、
新規雇用者数が1万4200人増と予想の8800人増を上回ったことから
全般豪ドル買いが膨らんで、オージーキウイも上昇中。

日経平均も今日ちょっと買ってすぐに手じまったりとデイトレ。

ドル円、クロス円があまり食指が動かぬ展開なので、、、。

本格的に動くようなアイディアがわかないわね~

今夜はECB理事会です。
このところのユーロ高をけん制するようなドラギ総裁の発言が
あればユーロが瞬間急落するかも~ですが、そこは買い場になるかも。
買い場といっても今夜中ということではなくて、
明日くらいかな。

緩和策に踏み切るかというと、それはないだろうというのがコンセンサスで
金融関係者の間では「口だけドラギ」とか呼ばれているようです。

短期的なアイディアはECBでユーロが崩れればそこを拾う。ってことくらい。

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