2015年5月14日木曜日

ユーロは本格反騰へ?!ドイツ国債利回り再上昇


1.12522ドルでユーロドル、ロングしました。

12日火曜から再びドイツ国債利回りが上昇を始めており、
ユーロドルのチャートも強気転換。

債券市場では、ドイツ国債の変動が大きいため
ドイツ国債利回りが話題ですが、米国債も円債も利回りは上昇していて、
つまりは債券市場全体のバブルの修正、、、というか
揺り戻しが起こっているということみたいで、
米債利回りと円債利回りが同じように上がるので
日米金利差は結局変わらないので、
ドル円は動かない、、、のですが、
ドイツ国債利回りの上昇が派手な分、ユーロ高が鮮明。

債券トレーダーらは米国の利上げに神経質になっているようです。
バブルと呼ばれるほどにパンパンに買っていた国債を
キャッシュ化する動きが出始めているということですが、
こういう市場の変化は、他市場にどのように波及するのか、
という点において、ユーロは素直に反応して上がっているので
為替市場には同様に変化が見られるのですが、
株式市場はどうも解りにくいですねぇ。

これまでのトレンドの巻き返し、、、キャッシュ化が
進むならば、株なぞはもっと売られてもいいように
思いますが、下げ切らない。テクニカル的なレンジの下値では
必ず謎の買いが入る感じの相場が続いています。

特に今13日の日経平均なんかは
12日の米株が安かったにもかかわらず、終わってみれば大幅高。
朝方は安く始まって下げそうなムードだったのですが、
後場に先物に断続的なインデックス買いが入って急上昇。
日経だけが堅調という変な相場でした。
値下がり銘柄数の方がおおく、TOPIXはそれほど上がっていません。
日経が+139.88円高 19764.72円に対して
TOPIXは+1.94高 1604.21

ちょっと気持ちの悪い相場になっているんだけど、
まだ、全体でみれば適度な押し目をこなして
再上昇しそうないい地合いってことなのですよ。。。

とはいえ、国債市場の巻き返しはまだ続きそう、、だったので
ユーロ買いに踏み切ったのですが、
今夜のアメリカの4月の小売売上高が予想より悪く
発表後~全面ドル安となり、ユーロが一段高。
結果、幸先のいいスタートで
このポジション上手くいきそうです。

ドル円は小売りの数字を受けて下落中ですが、
現在のところかろうじて119円台を守っています。
ドル円相場は日銀の緩和の話題もすっかり薄くなり
3月は貿易赤字黒字転換となったこともあり、
「円主導」での相場ではなくなっており、
米国利上げに焦点が移っていますが、
利上げ時期を巡る思惑はは債券市場と株・為替市場で
随分温度差がある印象ですね。
債券市場は意外取り上げが早いのではないか、という可能性を
織り込んでいるように思いますが、株や為替市場は
利上げ時期は年後半と見ているような動き。

しかし、昨今の「ドル安」・・・
ユーロだけでなく、ポンドも総選挙後の買戻しから
早期利上げの思惑も出てきたことで買いが旺盛。
豪ドルも今日は上昇しており、
(NZドルだけは中銀総裁がNZドル高すぎる、一段安が必要
 という発言をしたことや、6-7月に利下げするかもしれない、
という予想が出てきたことで、あまり上がっていませんが)
全般的にドル安が鮮明になってきている中で、
ドル円だけが膠着したまま、、、踏ん張っていられるでしょうか。

もし、今日ロングしたユーロドルが半値戻しの1.18ドルくらいまで
上昇した場合、これがドル安が主導した場合は
ドル円もレンジを下方ブレイクしちゃうんじゃないでしょうか、、
と思ったりするので、ドル円も売りたい気分ですが、
どうせ売るならレンジ下限に近付いた今じゃなくて
レンジ上限と思われる120円近くに再度上昇したときでしょうね。

ポンドドルロングはまだ継続しています。
インフレリポートが発表されましたが、
さほどポンドは動きませんでしたね。
利食い場模索中。
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