2016年6月10日金曜日

基調は円高、全般ドル安、オセアニア高

な、な、なんということでしょう。
私のストップをつけてから戻るなんて・・・

まあ、何となく覚悟はしていました。どうも上昇力が弱すぎる。
買い手不在。投機筋がどうしても円高へとポジションを傾けて
一儲け企んでいるというセンチメントなんですよね。

ということで、106.50円をロンドン時間にあっさりと割り込んで
かといって円高に走るかといえば、106.50を回復しちゃうトリッキーな動き。

明日のメジャーSQ控えて株式市場も様子見ムードが強かったんだけど、
為替市場も来週のFOMC,日銀、BOEを控えてポジション傾けにくいのよね。
だから短期筋が瞬間のボラを作っては利食う、という回転を聞かせて
バタバタやってるってことなんじゃないかな。

しかし、対局で見てもトレンドは下向きだよねぇ。

雇用統計後、106円台まで落ちて、そのあたりで拾ったロングが
利食えないという程度にしか上がらないわけです。

ここからは

105円割れから100円台までを少しづつ拾うって長期玉にするほうが
いい気がしてきた。106円台ロングを110円台まで持つ。というタイミングじゃ
ないんだろうな。たぶん、行きつくとこまで行かないと
HF勢があきらめないんじゃないか。という気がしてきました。

今年は100円攻めが一回あるんでしょう。
120円前後でスタートしたドル円が20円下がればさすがに1年の値幅としては
行き過ぎのような気がしますが(2015年は上下動10円幅しかなかった)

しかし、今はタイミング的にも、値位置的にも売りにくいですねぇ

ちょっと様子見です・・・

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強いのがオセアニア。

特に今日9日木曜はRBNZニュージーランド準備銀行の金融政策で
キウイドルが急騰しました。

会合では現行の政策金利2.25%を据え置くことを決定。
サプライズでも何でもなかったような気がしますが、なぜかこれを受け
NZドルは対ドル対円で急上昇となりました。

どうやら市場の一部では追加利下げ期待があったらしいですが、
イベントトレードでショートしていた向きが買い戻したって感じですか。

声明文では
「為替レートは適切な水準より高い。」
「政策は引き続き緩和的。緩和政策でインフレは高まる公算」
「追加利下げが必要になる可能性」

ということで一段の政策緩和が必要になる可能性を示唆したものの
インフレが高まる公算、という部分に反応した模様。

次回の追加緩和の可能性は残ったのですが、基軸通貨の米ドル安という
センチメントになっているため、他通貨が高くなりがち。
ストレート通貨は弱気材料への反応が鈍いですね。

キウイドルは押し目を買ってみようかと考えています。

今夜はノーポジ。

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