2017年2月21日火曜日

テールリスク警戒の裏で新興国投資ジワリ再開?!リスクテイク資金も・・・

今夜はプレジデントデーの祝日で米国市場が休場ですので簡単に。

週明け20日㈪日経平均はわずかに上昇しましたが
寄り付き直後に119円も下落したことを考えればよく戻した、という印象かな。

日経平均  19251.08(+ 16.46)

先週末の米株市場は3連休前で利食いが入って安くなるかな~とも思っていましたが
ダウは4ドル高と粘り腰のプラス引けで連日の史上最高値更新でしたので
今日日経が下げちゃうと、その相関性の薄さに愕然となるところでもありましたね(;´・ω・)上がってくれないと、、、って相場です。

ドル円相場は17日㈮の安値112.59円から113.23円まで値を戻していますが、
米国勢が3連休で不在となる中で積極的な売り手も不在だっただけかも。
今日発表された1月貿易統計速報で、貿易収支が1兆0869億円の赤字
であったことが、多少円売りにつながった可能性はあります。赤字は5カ月ぶり。


明日、米国市場が連休明けにさらに強含むのかどうかに注目です。

しかし、またギリシャ問題がジワリ再燃中で、、、うんざりという声。

ギリシャ審査遅れ、新たな支援策のリスク高まる-財務相会合は期待薄
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-02-20/OLNM256JTSEA01?cmpid=yjp

今週はEU財務省会合がブリュッセルで開催されますが、
また市場を揺るがすリスクになり得るんでしょうか。。。。
欧州の選挙リスクにも警戒の声が広がる中で、テールリスクに備えて
オプション市場ではユーロ下落に備える動きもあるようです。

仏大統領選を見据え、オプション市場でユーロ下落に備える動き
https://goo.gl/iOg5kR

トランプラリーの終焉とか、欧州政治リスクとか、チャイナリスクとか
テールリスクを警戒する向きが存在する一方で、
こんなニュースもあります。

新興国投資じわり再開 資源高、株・債券に資金
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM11H1T_Q7A220C1MM0000/

こんなニュースもあります。

ロシアやブラジルなどに投資する新興国ファンドへの資金流入が続き、2月中旬には半年ぶりの高水準を記録

~世界景気の回復を背景に新興国経済も回復に向かう見通し。国際通貨基金(IMF)の予測では、新興国の経済成長率は2017年が前年比4.5%増と、16年の同4.1%増から加速する。原油相場の持ち直しも産油国景気には追い風で、ロシア株やブラジル株には資金流入が続いている。

つまり、リスクを取り始める動きも見られるということね。

私は短期的に下方リスクはあっても、下がれば買われる地合いが続くと
思っていますので、できれば、ポジション軽くしている今みたいなときに
下がってくれないかなぁと思っているんだけど…

2/28のトランプ大統領の議会演説あたりで一度、出尽くしの手仕舞いが
米株市場に出るようなことがあれば、、、、トランプラリーの終焉が
声高に叫ばれる下落が、今年のチャンスだと思っています。

デモね、、、何となく、半年くらいレンジ相場になっちゃうような予感。。。
2014年にありましたね、大倉キャプテンが17カ月もドル円ロングを保有していたことが・・・
膠着してドル円が全然動かなかった時期ですが、、そんな相場になっているんじゃないか、
って気がしてきました。。。レンジは苦手なんだけどな(;・∀・)

今夜は何もせず。。。東京は今夜風が強くて嫌ね(;´Д`)アラシ

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