ドル円膠着。113.50円を挟んで行ったり来たりですが、噴火したのがやはりユーロ。
IMM通貨先物ポジで投機筋らが3年ぶりにユーロ買い越に転じたことが話題ですが
ファンド勢、完全に新しいテーマとしてユーロ上昇に乗ってきた模様。
背景はシンプル。
①フランス大統領選リスク消滅
②ECB緩和解除近し?!(ユーロ圏インフレ率高く・・・)
イタリアの債務と選挙がリスクだと指摘する向きもありますが、
それはまだ先の話・・・・。短期的にはユーロ上昇は加速すると思います。
週明け早速ユーロ円、ユーロドル買い参入。
ポンド円とキウイ円にも手を出す無節操ぶり。。。
(こういう自信満々であちこち手を出す時は意外と危ないので
コストにロスカット注文を置いてます)
日経平均が2万円近辺にひしめく1兆円規模ともささやかれるリンク債の存在に
阻まれて上値が重くなっており、2万円超えの相場に懐疑的な声もあるなか、
ドル円相場はユーロ円の上昇にも牽引されません💦
かといって下がる相場だとも思っていませんが、
しばらくテーマが薄く動けない予感。
だったら、ファンド勢が色めき立っているユーロのほうが妙味ありですね。
特に、政策バイアスがどちらもそろうユーロドルより
緩和を継続する日本と、緩和解除が期待される欧州の組み合わせである
ユーロ円がいいと思います。。
ユーロ円で130~140円台はあり得るんじゃないか、、、と妄想。
ユーロ円123.86円L ユーロドル1.0925ドル
ポンド円146.16円L キウイ円77.89円L
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今日東京時間に原油が急伸。
サウジとロシアが2018年3月までの減産延長を支持、との報道を受けたもので
減産延長は大前提ではあったものの、9カ月は長い。
だって、5月のOPECの次は11月に定例総会があるわけで
市場は半年刻みでの減産合意延長かと思っていたんですもの。
それが11月定例総会を超えてなお3か月もの減産継続を
この5月に決めちゃうっていうんだから、ポジティブサプライズよね。
5月8日に44ドル台まで急落したWTI原油価格は49ドルまで反発しています。
原油が上昇してくると、米株崩落懸念が後退しますね。
40ドルを割れてくると、シェール関連企業などに痛手となって
米株市場にも悪影響との指摘もありましたが、ひとまず安心。
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