そしてドラギ総裁のコメントは
「QEはインフレが持続的に調整されるようになるまで継続する」
「現在の金利水準はQE終了後もしばらく継続」
と、緩和継続を示唆しつつ
「コアインフレは長期的に徐々に上昇する」
「経済のモメンタムはしっかりと広範にわたっている」
「経済指標は堅調な経済成長の足取りを示している」
と景気拡大に自信をのぞかせる内容でした。
かといって、前回の議事録にあったフォワードガイダンスの早期変更を
改めて確認できるようなコメントはなかったように思いますので
特にユーロ買いの要因というほどの内容だとも思えませんが
ドラギ総裁のコメントが報道され始めるとユーロ買いが加速しましたね。
市場の一部にユーロ高の牽制となうようなコメントが出るとの警戒も
あったようですので、ユーロ高の直接の牽制発言がなかったことへの
安心感から、改めてトレンド方向にポジションを傾けたということかな。
今月にはいって、
ノボトニーECB理事、フランス中銀総裁、コンスタンシオECB副総裁らが
ユーロ高をけん制する発言を相次いで行っていたため
ドラギ総裁からの牽制がある可能性を警戒していた向きも。
為替については
「為替レートは成長やインフレに重要、ユーロのボラティリティーが不確実性を生む」
などとコメントしていましたが「為替レートを目標としていない」と
ユーロ高をけん制しなかったですね。
ということで、ユーロ高のトレンドはまだ継続かな。
実はECB理事会前ということで、一度ユーロドル、ポンドドル、キウイドルのロングを
全部手仕舞ってしまったのね。その牽制があればユーロが落ちてドルが巻き返されるかな?
と思って・・・。
杞憂でした。
キウイドル0.6944ドル 0.7107ドルロング → 0.7362ドル決済
ユーロドル1.2101ドル/1.22120ドルロング → 1.2420ドル決済
ポンドドル1.3635ドル/1.37446ドルロング → 1.4264ドル決済
すべて利食いですので、今回のドルストレートロングはうまく行きました。
ただ、ECB理事会の後も、ユーロは上がってしまったのですが、、、
それを見て ユーロドルを1.2463ドル ポンドドルを1.4299ドルで再ロング。
トレンドが継続する可能性が高いと思って、再度飛び乗りました。。。
慎重にポジションコントロールしたばかりに
ポジションコストが悪化しちゃいました(;'∀')
ポンドドルは今アゲインスト。
ユーロだけにしておけばよかったかな・・・・
今夜はダボスでトランプ大統領が演説を行うので
これで再び政治的に保護主義的な発言が飛び出せばドル安が加速するという
可能性もあるかな、、、と思っているのですが、、、、。
今週は日欧の金融政策よりむしろ、ダボスでの米トランプ政権要人らの
政治的発言のほうが為替市場にインパクトが大きいというのは意外でしたね。
今夜のトランプ大統領の演説、そしてトランプさんは30日にも
一般教書演説が注目されています。
この30日にむけてはドル安が継続するとの見方もありますね。
クロス円は残してあります。
もし、ユーロが下落し、ドル円が戻れば、
今度はポンド円、ユーロ円ロングが伸びるかもしれないと目論んだのですが、
ECB経過もトレンドに変化はなく、ドル円が108円台へと
ずるっと下がってしまったわ。ところが、ユーロ円はユーロドル上昇に。
ポンド円はポンドドル上昇の方に反応が大きく、上昇してくれています。
このクロス円ポジはこのまま継続してみようと思います。
ドル円はまずは昨年の安値107.28円アラウンドを目指して
下落しているとみられますがあと1円50銭くらいかしらね、、、
キウイドルは今日発表された4Q-消費者物価指数受けて急落局面が。
前期比 前回:+0.5% 予想:+0.4% → 結果:+0.1%
前年比 前回:+1.9% 予想:+1.94% → 結果:+1.6%
インフレが弱い。
これでは利上げ期待も盛り上がりませんし
あまりキウイドルが上昇しちゃうと通貨高牽制が出てくるかもしれません。
ということで、キウイドルを買うのは止めておきました。
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