2018年10月30日火曜日

ドイツ政局不安もユーロ底堅く推移

週明け29日月曜の日経平均、一時200円を超える上昇も大引けでは
▼34.80円の21149.80円

上海総合指数が反落したことに神経質となったようです。
中国人民元、対ドルで10年ぶり安値圏で推移しています。

まあ、そもそも200円高まであると思っていなかったですし
トランプ大統領が週末日本の自動車にも関税発言をしていたので
弱いだろうことは想定内。

そして、今週は反発局面入りするだろうことも想定内・・・ですが
日経CFDはリバウンド弱いですねぇ・・・。

ドル円は112.40円台まで上昇して、くちゃくちゃにもみ合ってるだけですが
株が反発となればレンジ高値の114円トライもありそうな地合いです。

今夜は米国指標、個人所得が冴えず。

米・9月個人所得:前月比+0.2%(予想:+0.4%、8月:+0.4%)
2017年1月以降で最低の伸び

米・9月コアPCE価格指数:前年比+2.0%(予想:+2.0%、8月:+2.0%)
予想通り。

米・9月個人消費支出:前月比+0.4%(予想:+0.4%、8月:+0.5%)
予想を上回る結果、先月分も上方修正。

月末週ですし、あまりリスクを取りたくないので
日経、ドル円は様子見とします。

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面白いのは、ユーロに弱い材料が出たのに反発上昇していることかしら。

ドイツのヘッセン州議会選挙で、与党がまたしても惨敗。
14日のバイエルン州議会選でも大敗していました。

与党CDU(キリスト教民主同盟)もCSUも前回から10%以上得票率ダウン。
おまけに連立に加わったSPDも大きく得票率を落としています。
ということで連立離脱の可能性も出てきましたが、
メルケル首相が、CDU党首から退く意向を明らかにしています。

メルケルさんは2000年から党首を務めており、
首相任期である21年秋までは首相に留まる意向だそうですが
12月に行われる党大会での党首選には出馬しない意向とのこと。

ということで、ドイツの政局不安が高まっているわけですが
ユーロはむしろ買戻しが旺盛となったところを見ると
議会選の結果が悪いことを見越して、先に売っていた向きが
結果が出たことで買い戻したということか。

ただ、ドンドコ上がっていく感じじゃなくて、
あくまで買い戻しって感じね。
方向感なく神経質に乱高下しています、下値圏で。

どうも、まだ売る気になれません…。
ユーロドルはWボトムとなって上昇するリスクもありそうなのよね。

イタリアの財政計画拒否リスクに加えて
ドイツの政局不安でもなかなか下がらないとなると、
好材料があれば、むしろ買い戻しが旺盛になるんじゃないか?!
また、ブレグジットリスクで弱いポンドという通貨があるので
ユーロポンドでは足下、ユーロが強いということが気になります。

ということで、ポジションはポンドショート継続のみ。
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