2019年2月27日水曜日

為替市場はブレグジット期限迫るポンドが主役に?!

ドル/円相場は200EMAに阻まれています。

※ドル円日足

ここを抜けて上昇できるのか…。

3月6日から水星が逆行するので一筋縄ではいかないだろうと思ってます。

だって、米株もずいぶん戻りましたし、、、

※ダウ平均日足


日経平均もまた、200EMAが上値を阻みそう。

※日経平均日足


Twitterでたけぞうさんがつぶやいていたんだけど
https://twitter.com/noatake1127/status/1100276371178217472

東証1部上場基準見直しの発表から
日本株を手掛けにくくなっているってことはあるかもしれません。

東証1部銘柄って2130もあるんですよ。
2部が493、マザーズが277 ジャスダック683、、、

1部の上場企業数が膨らみすぎてプレミアム感は薄れていますよね。
そこで優良企業を選抜して「プレミアム市場」をつくる案や、
上場基準を時価総額500~1000億の企業に引き上げる案が検討されています。

そもそも4市場もあるのは多すぎる。

って突然、東証が市場区分の見直しに言及したのが去年の10月29日。

それ以降、マザーズやジャスダックなどの小型や新興銘柄に資金流入が続いたのは
見直しによって昇格する銘柄を先回りして買っておこうという思惑も
あったんじゃないかという指摘も。

逆に言うと、東証1部市場からは脱落する銘柄が出てくると思われるので
こちらは手掛けにくい。というようなことで資金が入ってこないんじゃないの?!

というのがたけぞうさんの考察ね。
 
参考記事

 東証1部「上場基準の厳格化」が与える巨大衝撃
https://toyokeizai.net/articles/-/267408

再編の条件が明確になれば、わっと資金が動くかもしれませんね。

3月末までに懇談会から答申をもらうことになっているようですが、
清田CEOは自らの続投(追加の任期は1年)を含めた4月からの新役員体制を発表。
「できるだけ早い時期に大きな姿(=新1部の選定基準など全体像)をお見せしたい」
と自らの任期中に道筋をつけることに意欲を示した。


う~ん、いつ具体的になるのかもやっとしていますね。

ともかく、ドル円も日経平均も200EMAを明確に突破できなければ
ここから買おうという気にはなれません。

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今のFX市場の主軸はポンドですよ。

通貨インデックス一覧 ドル安、そしてポンド!!


26日朝「メイ英首相がEU離脱を延期する案を検討」
「離脱の次のステップ巡る最新状況を26日の議会で首相が説明」
「リスボン条約50条の適用延長が26日の閣議の議題に」
などの報道でポンドが窓開け上昇。

その後もコービン労働党党首が2回目の国民投票を支持すると発言したり、
カーニーBOE総裁がブレグジットで打撃があれば経済支援を行うと発言したり、
また、カーニー総裁、イングランド銀行(英中央銀行)当局者らが
議会の委員会証言で、EU離脱の結果にかかわらず
「インフレ率は中銀目標を上回り続ける」との見通しを示したりと、、、

全てポンド上昇の燃料です!

145.06円のポンド円ロングは継続。
1.3174ドルでポンドドルロングも追加しました。

ブレグジット期限が近づいているのに、何も決まらないことを嫌気して
市場にはポンドショートが溜まっていたものと考えられ、
ブレグジット期限が延期されるなど、
ノーディールブレグジットとなるリスクが後退するだけで
買戻しがポンドを押し上げる流れとなっています。

水星逆行には気を付けたいですが、、、
ポンドロングは中期に引っ張っても行けるかもしれません。
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