2019年9月12日木曜日

ECB理事会前日、謎のユーロ急落・・・

日経平均は7営業日続伸。
今夜のダウ平均もプラス圏で推移、リスクテイク相場は継続しています。

ボルトン大統領補佐官の解任で、トランプ外交が融和的になるとの観測が
出てきていますが、今夜はトランプ大統領が対イラン制裁緩和を検討との報道に
原油が急落。(米国の同盟国はイランとの原油取引が禁じられており、
市場からイラン産原油が消えたことで原油価格が支えられてきた側面があった)

米株との相関も強いため原油安は決してマクロマーケットのプラス要因では
ないのですが、このところ原油と米株の相関が薄れていたこともあって
ダウは全く動じていません。
むしろ、政治、地政学リスクが後退することを歓迎するムードで
世界の長期金利は上昇が続いています。
債券バブルも一服、資金が株に戻っているのでしょうか。

今夜はなぜかユーロが急落。

ロンドン時間から別段売り材料も見当たらない中下落を始め
ユーロドル相場は1.10ドル台を割り込んでしまいました。
明日のECB理事会を前にしたポジション調整なのでしょうか…。

材料を無理に探してみるとドイツの経済研究所が
相次いでドイツ経済成長見通し引き下げたことがトリガー?!

①独IfW 
2019年ドイツ成長見通し 0.6% → 0.4% 
2020年ドイツ成長見通し 1.6% → 1.0%
第3四半期成長は▼0.3%、リセッションに陥る予想

②独DIW 
2019年ドイツ成長見通し 0.9% → 0.5%
2020年ドイツ成長見通し 1.7% →  1.4%
合意なき離脱の場合さらに0.4%%分減速


この民間の経済研究所の見通しがトリガーで
ロンドン勢が売り仕掛けしてきただけのような気もしますねぇ。。。

明日のECB理事会では中銀預金金利の0.2%引き下げが見込まれていますが
債券購入再開、いわゆるQEの再開があるのかどうかが焦点。

月間500億ユーロ規模のQE再開期待もあるようですが
今回利下げと同時に盛り込むことはないというECB理事らの声もあり
QE再開が見送られればむしろユーロが上がるんじゃないかと思っていたんだけど
今日のユーロ売りは想定外でした。


私のユーロ円ロングのコストは118.22円
急落前な119.15円くらいまで上昇していたのに
一気に118.31円くらいまで下げちゃいました(´・ω:;.:...

それでもマイナスにはなっておりません。

ドル円、クロス円はそれほど大きく下げていませんので
ユーロ独自の下落。

すかさず118.45円で買い増ししました(`・ω・´)
だって、市場全体はリスクオンですので、、、
クロス円でのロングにこだわってみます。

ポンドドル1.2320ドルでロングしているのですが
コスト割れたり利が乗ったりレンジの中で、なかなか伸びません。。。
もうちょっと粘ってみます。
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