2019年11月15日金曜日

欧州からタカ派発言、ユーロ巻き返されるか

昨晩14日㈭は英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が
「米中は第1段階の合意取りまとめで難航している」と報じたことで
ダウ平均は難聴に推移も、引けてみれば1ドル安。
今週12日火曜はプラスマイナスゼロで前日比変わらず、
なんて日もありましたので、ダウは高値圏でほぼ動いていません。
ドル/円相場も、米中貿易交渉への不透明感からか
108.24円まで続落貴重を強めていましたが、

クドローNEC委員長が「米中第一弾合意の取りまとめ近い」と
発言したことで、一気にムードが転換。
東京時間にくりっく株365CFDのダウ平均は80ドル高、
多分今夜にも史上最高値更新するんじゃないかな。

そして今日15日㈮の日経平均も180ドル程度高く推移しています。
本当に米中合意が近いのか具体的な署名の場所、日時がわからぬまま
なんですけど、、、それでもリスクテイクする相場に入っています。

リスクオンでドル円が巻き返すなら、クロス円もいいんじゃないの、、、
ってことで、ユーロ円、拾ってみました。

というのも、昨日ドイツの7−9月期国内総生産(GDP)が
前期比+0.1%と、予想外に前期—0.2%からプラス成長に改善。

決していい数字じゃないんですが、2カ月連続のマイナス成長となり
テクニカルリセッションとなるのではないか、という見方が多かったために
マイナスじゃなかったってことがポジティブサプライズ。

また、ドイツのショルツ財務相が
「弱い成長で、危機ではない」と財政策の必要性を否定。

また、欧州中央銀行(ECB)のメンバーである
オランダ中銀のクノット総裁は「景気後退を恐れる必要はない」
「非伝統的手段に一段と慎重になるべきだ」と副作用を警告したほか、
フランスのビルロワドガロー中銀総裁も、
「市場の見通しと同じく、短期金利が底に近いと」の考えを示すなど
欧州要人が次々とタカ派的発言を行ったことで
ECBが追加緩和に踏み切る可能性は低いという見方が広がったのか
ユーロが巻き返しています。

といいますか、、、そもそも、
ドラギ総裁がラガルド新総裁へとチェンジする直前に
マイナス金利の深堀と、債券購入再開、フォワードガイダンス変更と
満額回答で緩和策を発表しちゃったもんだから、
すでに、これ以上何やるの、、、という話ではあるんですが
(つまり、要人らのタカ派発言は別段驚きではない)
ユーロが売り込まれてきていただけに、巻き返しもそこそこありそう。

ユーロが巻き返し、リスクオンでドルが上がるなら、、、
ユーロ円とかよさそう、、、?!
119・70円で打診買いです。

ポンドドルロングは継続。

ユーロ高につれ高なんでしょうか。
あまり材料もないのですが、下値固くなってきました。
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