2019年12月19日木曜日

EUとしても「クリフエッジ離脱」は困る!!

マーケットはクリスマス休暇モード。

ドル/円相場の膠着状態は今に始まったことではありませんが、
今週末までが期限の上下そこそこ巨額のオプションが
がっちり値動きを阻んでいるとか。
110円にはノックアウト系や輸出の売りも待ち構えているようですし
来週クリスマス明けまでは動かないんじゃないかな・・・。

ということで、あまり手を出したくない時期。

株のイケイケも一服。
利食い売りも散見され上値が重くなってきています。

米下院本会議ではトランプ大統領の弾劾訴追決議案の審議が開始されています。
今日にも下院本会議で採決される見込みで
トランプ大統領は史上3人目の弾劾訴追された大統領となる、、、というのが
民主党の狙いなのでしょう。
共和党が大勢を占める上院での可決は難しいとされており
最初から大統領のイメージダウンだけが目的とみられ、
市場はこの茶番に全く反応していません。


今週は日銀とBOE(英中銀)による政策会合がありますが
どちらもあまり注目度は高くありません。

今夜発表された11月の英消費者物価指数は前年比+1.5%と
事前予想+1.4%を上回りましたが英中銀目標の2%を下回っています。

ということで、まだまだ利上げの議論が活発となる地合いではありません。
明日英MPC会合では7対2で2名の委員が
利下げを主張するとの予想となっています。
ポンド買いはまだ早いわね。。。


今日は、またまた新しい言葉が出てきたわ。

クリフエッジ離脱=崖っぷちの離脱

フォンデアライエンEU委員長が今日、
2020年末までに英国と貿易合意できなければ、崖っぷちに立つことになる。
CLIFF EDGE BREXIT はEU以上に英国に悪影響与える。

と発言したもので、EUサイドも期限内の自由貿易交渉での
合意が重要であることを訴えています。

来年2月1日から貿易交渉を始める用意できている、とも発言。
1月31日のブレグジット翌日には交渉開始となるのでしょう。

ポンドは、総選挙前に思ったよりロングがパンパンに積み上がっていた模様で
これが捌けないと次のトレンドが期待できないようです。

これも、今無理にポジション作ることもないわね。

敢えて狙うとするなら、カナダ、豪ドル、キウイなどの資源関連通貨かな。
原油も強いし、過剰流動性相場が
コモディティ価格をも押し上げ始めた側面があるので。

でも今夜はノーポジです~
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