2020年1月17日金曜日

圧倒的円安と為替報告書の監視対象国入りでスイスフラン高

16日木曜、日経平均は +16.55円 23933.13円とかろうじてプラス圏。
東証1部の売買代金は8営業日ぶりに2兆円を下回っており、
盛り上がりに欠ける1日でした。

米中通商交渉の第一段階の合意、署名は好材料ですが
中国からの輸入品およそ2500億ドル分に対する25%の関税は
第2段階の合意に署名するまで(少なくとも大統領選までは)維持するとか、
中国の農産品大量購入も「市場状況に基づく」購入との劉鶴副首相の発言に
むしろ穀物市場では大豆が1ヵ月ぶりの安値を付けるなど
合意内容への失望もあり楽観一色とはいかなかったようです。

しかし、米国株市場は今夜も絶好調。
FRBによるレポオペが続いているためと思われます…。

FRB、2月中旬までレポオペ継続 ターム物の資金供給額は縮小
https://jp.reuters.com/article/usa-fed-repo-idJPL4N29J3Y3

そして今夜発表の米指標も好感している模様でドルが堅調。

12月小売売上高:+0.3%(予想:+0.3%、11月:+0.3%←+0.2%)

1月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:17(予想:3.8、12月:2.4←0.3)

ドル/円相場、再び110円台回復しています。

通貨インデックスを見ると、ドル高というより圧倒的に円安なんですよ。

※通貨インデックス一覧


ドル安、円安ならリスクオンですが、ドルはむしろ膠着。
円安だけが進んでいくってちょっと不気味ですが、
この場合クロス円で円ショートを作るのがいいわけです。

この赤いライン下抜けたら結構な円安進行となりそうよ。

※円インデックス レジスタンス超えで円高かと思わせてからの↓


昨日ユーロ円に切り替えたのですが、
そのとたんにユーロが弱含みヽ(`Д´)ノプンプン
代わりになぜか利下げ思惑が強く経済指標も弱い
ポンドが浮上しそうなセンチメント。なんででしょうねぇ。。。

※ドル円、クロス円一覧日足


ということで、とっととユーロ円ロングをやめて
ポンド円に切り替えました。
143.35円でロングです。
122.50円のユーロ円Lは122.62円で手仕舞い。

昨日止めたNZドル/円も上がってるし、ユーロ円へのシフトは失敗だったわ。

ただ、ドル円と豪ドル円、ダウロングは継続ですので、これはまずまず。

それからスイスが強いのは、先般米中貿易交渉の第一段階署名直前に
中国が為替操作国を解除されていましたが、その代わりにスイスを新たに
為替監視対象国に追加していたんですね。
これを見落としていました・・・・。
それからなんです、スイスフランが強いのは。

ということで、この解りやすいチャンスを見過ごしてしまった後悔はありますが
ここから買うのはちょっと遅いかな・・・。
監視対象国というのは、直ぐに制裁対象となるわけでもありません。
日本もそうですし。スイスが加えられたということがサプライズだったための値動きですので追いかけるべからず、かな。

ユーロが思ったより弱いのはスイス高のせいかもしれません、、、
気が付くのが遅かった(´・ω:;.:...

※ユーロスイス スイス高でユーロ売られまくり


ダウ、ドル円、豪ドル円、ポンド円Lになりました。

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