2020年2月5日水曜日

経済指標に反応するセンチメントへ?ウィルス警戒へのリスク後退

4日㈫、ものすごい勢いでショートカバーが起きました・・・

新型コロナウィルス問題が何の解決も見ない中で
何故か米国の経済指標の好結果に反応する地合いに変化しています。

まずは昨晩、3日㈪のISM製造業景気指数が良かったこと。
そして今夜、製造業受注の数字が昨年8月来で最大。

米・12月製造業受注:前月比+1.8%(予想:+1.2%、11月:−1.2%←-0.7%)
米・12月耐久財受注改定値:前月比+2.4%(予想:+2.4%、速報値:+2.4%)

つまり、下がったら買いたい向きがその材料を待っていた、
ということか。。。

4日㈫のお昼に発表されたRBA(豪州中央銀行)の金融政策発表から
センチメントに変化がありました。

金融政策は 0.75% で予想通り据え置きだったのですが

声明が、
金利はすでに非常に低い水準まで低下している」
「豪ドルは最近では最も低い水準」

と言った内容で
市場の予想よりハト派的でなかった、
と受け止められたようで豪ドルに買戻しの嵐が。

この買戻しで昨日の高値である72.90円どころを勢いよく超えてきたのをみて
まず豪ドル円豪ドル円75.80円、73.36円S を73円で買い戻し。

また、中国人民銀行は4日㈫もリバースレポで差し引き4000億元の
大量の資金供給を実施。1日の供給額としては2019年1月以来の高水準。
こうしたサポートを受け上海総合は下げ止まっていることも安心感に
繋がっているものと思われます。
今夜トランプ大統領の一般教書演説も予定されていることから
相場にネガティブな話にはならないだろうという思惑も
リスク資産の買戻しにつながったのかもしれません。

今日は、夕刻からの仕事と会食を前に、
リスク資産の買戻しが旺盛となってきたのを見て
ポジション全てをカットしました。
カットと言っても損切はDAXだけよ。

ダウCFD29164ドルS → 28655ドル まあまあ、悪くない。
日経平均CFD23796円S → 23095円 何とか利益確保
DAXCFD13094S → 13157 損切😢
ポンド円142.58円S → 141.68円
ポンドドル1.3146ドルS → 1.3036ドル

ポンドなんかは夕刻にめっちゃ下を深ぼってからのV字回復のいやなパターン。
これが会食前の値動きだったので、落ち着いて飲んでらんないわってことで
ポジション整理しちゃいました。。。。
V字で反騰して落ちる前の水準まで戻る時って、倍返しで上昇するリスクがあるのよ。
私のように売り持ちを解消するときに、ドテン買い向かう向きがいるので
倍上がる可能性がある、ってことなんだけど
私は会食前だったので途転買いはできず、、、、。


これですべてのポジションがなくなったわけです。

もっと下がると思ってたので、底値で利食うことが出来ず
上昇し始めてから泣く泣く買い戻すパターンになったのは残念ですが
やはり、下がったら買いたい向きの多い環境なんですね。
特に米国。経済指標いいんだもん。絶賛緩和中だし。

ひょっとしたら再び高値を狙う上昇を見せるかもしれません。

というのも、ゴールド相場がWトップを示現、
上昇トレンドが崩れたように見える。
原油はまだまだ弱いので、本質的に景気の先行きには不安があるのですが
何しろ金余り相場ですので、余剰資金は
隙あらばリスク資産に回帰してしまいます・・・

難しい相場ですよね。

ボラティリティが高まっていることは悪くないですが。

ノーポジになりました。。。。

戻り売りを考えていますが、米国の強さが怖いので
値動きをよく観察してからエントリーします。
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