2020年4月14日火曜日

トランプ大統領支持率低下、日米株価反落、ドル円下落基調へ?!

週明け13日はイースターマンデー。
米国は空いてますが、英国、欧州、香港、オセアニア市場が
祝日休場で流動性は高くないことから
東証1部の出来高は概算で10億5607万株と低迷。
売買代金も1兆6000億円程度。
しかし、3月のコロナショック時は1日5兆円近い
出来高があったんですから驚きますよね。

この商いの縮小を見るに、、、
いったんの大底をつけているように思わないでもないですが、
このまま取引のボリュームが低いまま落ち着いちゃうと
ダイナミズムに欠ける値動きの相場に、そう、レンジになる可能性が。

※東証一部売買代金推移


13日月曜、日経平均は大幅に反落しています。
▼455.10円 19043.40円

今夜のNY株式市場、ダウも弱い。
きっちり50%戻りのラインで頭を叩かれた格好。


株売りの材料が出たというわけではありませんが、
トランプ大統領の支持率が下がってきたというのは懸念材料か。
アメリカの政治専門サイト
「リアル・クリア・ポリティクス」によると、
4月2日から4月9日までの期間において、
トランプ大統領の各種世論調査での支持率平均は44.9%で
不支持が51.4%、不支持率が支持率を上回りました。

また、新型コロナウイルス問題で名を挙げている
ファウチ国立アレルギー感染症研究所長の解任に言及しており
これは国民の反発を招くんじゃないかとも思われるのですが。。。

米大統領、コロナ対策高官解任に賛同 「対策に遅れ」発言で
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-trump-fauci-idJPKCN21V1K5

ま、これらが株価の方向を決定づける重要な材料では
ないと思いますけれどね、、、

これ以上買う材料が乏しくなってきたところに
こんなニュースが出てくると、
トレンド継続が難しくなるという程度の話ですが(今のところは)
ゆくゆくは大統領選挙に響きかねないだけに
世論形成を間違えるとマーケットもえらいことになりそう。
あ、でも、トランプラリーの上げ幅は全部失ったので
これ以上下がるってこともないのかな…🤔

さて為替市場、今日は円高が顕著(とはいえまだレンジの範疇)
何故円高気味なのかは不明。日経もダウも下落基調だから、かな?

※ドル円、クロス円一覧


ドル円とユーロ円の下落が大きいですね。

通貨インデックス一覧を確認すると


円が強い、そしてユーロが弱い、というのが顕著。
だからユーロ円の下落が大きいのね。

ポンド、カナダ、豪ドル、キウイなど
資源、コモディティ系通貨が強いですねぇ。
原油は歴史的減産合意と報じられているものの
決して価格上昇に繋がってはいませんし
ゴールド以外のコモディティは決して強くないんですけどね。

FRBの豪快なバラマキでドル安気味であることと
欧州安定化メカニズム(ESM)の信用枠設定や
「コロナ債」と呼ばれる共同債の発行で合意出来ずに
グダグダになってるEUへの懸念でユーロが弱いってことが
主軸で、ドル安、ユーロ安なので他通貨が上がっているだけかも。

というわけで、ドルストレート通貨での
豪ドル、キウイ、ポンドロングは継続でOK

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