2020年4月16日木曜日

WTI原油20ドル大台割れでリスクオフ?!

やはりダウ50%戻り水準では抵抗が強いですね。
今夜のダウは500ドルを超える下落。

米債利回りも 0.627%まで下落してきました。
つまり債券買いが旺盛ということで
株売り、債券買い。そしてドル高基調強まるというリスクオフ相場。

多分きっかけは原油。

WTI原油先物価格が20ドル大台を割り込んできました。
NY時間中盤になって、大台回復も買い材料は皆無。

原油安に歯止めがかからないことから、リスクテイクムードが後退して
しまったということでしょう。

何故、歴史的合意とされる協調減産を成し遂げたのに原油が上がらないのか。

シンプルに、1500万バレル程度では
全く需給を引き締めることはできないからですね。

今日IEA国債エネルギー期間が出した月報が原油安に拍車をかけました。

IEA月報  https://reut.rs/3abaUv5

4月の石油需要が日量2900万バレル減少、
25年ぶりの低水準に落ち込むとの見通しを示し、
どんな減産をしても市場が直面している短期的な価格下落を
完全に相殺することはできないと警告。

需要減少が減産量を上回るということね。

新型コロナウイルスの完全なる制圧が出来なければ
各国が実施する渡航制限の解除は難しいと思われることから
需要の減少は長期化すると思われるため、
よほどの供給障害が起きないことには原油高はなさそう。

原油が下落すれば米シェール企業破たんのリスク、
オイルマネーのリスク資産からの撤退リスクなどが連想され
マクロマーケットにはネガティブ。

そして今夜は米鉱工業生産の数字が1946年以来の大幅低下。

米鉱工業生産指数:3月の製造業、1946年以来の大幅低下
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-04-15/Q8TZL2DWX2PS01 U.S. factory output suffers largest monthly drop since aftermath of World War II

為替市場では、再びドル買いが旺盛になりました。

昨日のうちにオセアニア通貨のロングは手仕舞っていましたが
ポンドロングを継続していたので、夕方、これを手仕舞いました。

1.2381ドル L → 1.2518ドルで手仕舞い

で、余計なことをしてしまった。

昨日ドル円を107.49円でショートしていたのですが
これ107円まで下落したのに、利食わずにいたら
再び107.50円近くまでドル円が上昇しちゃって、、、、
107.46円でドル円を追加でショートしちゃったのよね。

その後NY時間オープンに向けてドル高が進行し
107.86円まで上昇。私は仕事前だったのでこの上昇に耐えられず
107.71円でドル円ショートを損切ました・・・・

このドル高、一時的な揺さぶりだったんじゃないかと思うのですが
耐えられませんでした。仕事前だったこともあって。

ここからどうしたものかなぁと思っていたら
ポンドは意外と綺麗に止まるべきところで止まって反発してきたので
1.2536ドルで再ロング参戦。

新型コロナ対処に欧州苦慮、ポンドが予想外の勝ち組になる可能性 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-04-15/Q8TKFWDWRGGB01
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