2020年12月22日火曜日

ノーディールリスクでポンド窓開け下落、ドル反転となるか

 週明け21日月曜、ポンドが窓開け下落スタート。

※ポンドドル

ノーディールブレグジットリスクを織り込む動きですが、
ポンド安=ドル高圧力が強まったことがトリガーとなり
通貨市場全般にドル高となった、、、?!
材料としては弱いように思うのですが、全面ドル高となったことは事実。

※通貨インデックス一覧

こんなニュースも話題となりました。

イエレン氏、「強いドル」回帰への圧力に直面-トランプ時代に決別か https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-12-20/QLNP82T0AFB601

イエレンさんがドルに言及したわけでもなんでもない観測記事ですが
そういえば11月にはこんな記事がありましたね。

サマーズ氏、次期財務長官に「強いドル」政策への回帰促す https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-11-10/QJLKGCDWLU6Q01

これまでのドル安が止まるのか?!
おそらく、ドル安が止まるときには株式市場のリスク選好も止まると
思われますが、今夜の米株市場が注目ですね。
今日21日が転換となりそう、、、ってのは昨日のブログに書きましたが


2020年12月20日日曜日
21日、TESLAS&P500採用、英国下院でブレグジット合意?
http://hiroko.yutaka-shoji.co.jp/2020/12/21teslas.html

今日の日本株市場で日経平均は小幅に続落。48.97円安の26714.42円。

株式市場は、ブレグジットというより英国の感染者拡大による
ロックダウンを嫌気しているものと思われます。
変異種による感染拡大を警戒するもの・・・となると
ワクチンの効果にも不安が高まるってわけです。

しかも日本の治療薬アビガンは承認を見送りだとか。

アビガン承認を見送り 厚労省「有効性判断できず」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ2172N0R21C20A2000000

アビガンって200万人分の備蓄があるはずですが、、、
https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/17/04/10/00189/

そしてNY市場、追加経済対策9000億ドルで合意できそう、
ってのはポジティブ要因ですが

米議会指導者、93兆円追加経済対策で合意-21日に上下両院で採決
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-12-20/QLMSSFT0AFB501

民主党は当初3兆ドルって言ってましたよね。
9000億ドルとは随分当初案より少ない。
(ただ、日本と比べるといいですね、1人あたり600ドルの給付が)

しかも、追加財政支出は、何時になるかは別としても
いずれ必ず出る、出さざるを得ないと織り込まれていましたので、
新味がないんですよね。

今夜にも合意、と報じられているのに案の定米株は下落スタートです。
やはり新型コロナの変異種拡大リスクってのを、懸念し始めたように感じます。
ワクチン相場もひととおり終えましたものね。

1、英国は合意なき離脱の可能性が高まった
2、新型コロナ変異種の拡大への懸念
3、21日S&P500にテスラ採用のイベント

でリスクオフ気味になってきているように感じるのですが
1,のブレグジット交渉は突然合意が発表されるというサプライズの
可能性は否定できず、その場合、ポンド急騰で再びドル安になると思われ、
株式市場も持ち直しちゃうかも、ってことで、なかなかリスク量を増やせません。

日経平均ショートは継続ですが、増やしていません。

キウイドルとユーロドルロングですが
昨日のブログに書いたように、ドルロングに切り替えています。
ユーロドル 1.21984ドルL → 1.2206ドル 手仕舞い
キウイドル0.7113ドルL → 0.7111ドル、寄付きと同時にカットされました💦

そしてキウイドルを0.70938ドルで
ユーロドルを1.2254ドルでショート参戦しています。

さて、このドル高が一時的なもので終わるのか
それとも大きめの巻き戻しが来て、株式市場の調整がくるのか・・・。

今日はビットコインも大きめの下落を演じています。
いったんの高値は見たか?

グレートコンジャンクションです。

また、中国は、電力不足で各地で計画停電を実施しているとか
電気ヒーターやその他の電気器具の使用が禁じられているようです。
https://www.sohu.com/a/438635939_260616

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