2021年8月13日金曜日

生産者物価指数、市場予想の2倍で米金利反発もドル円上値重く・・・

 7月生産者物価指数:前月比+1.0%(予想:+0.6%、6月:+1.0%)

米生産者物価指数、7月は予想上回る伸び-インフレ圧力が継続
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-08-12/QXQ86HT0G1L201
市場予想の2倍以上の伸び

今夜のNY市場、ダウなど株価インデックスは小幅安で軟調。
金利は小幅に上昇しています。
高インフレへの脅威が再燃し、リスク回避の動きが優勢との解説がありますが
VIX指数は低下しており、決してリスクオフ相場という感じではありません。

昨日のCPIではインフレのピークがみえた?と
緩和長期化観測からリスク選好でしたが
日替わりでセンチメントが変わり、また市場の反応もまちまちで
方向感がありません。夏枯れ相場の様相。

こんな見方もあります。

市場に警戒シグナルか-米国の流動性、テーパリング開始前でも減少
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-08-12/QXP6BDT0G1KW01
「マーシャルのk」がマイナスに(2018年以来)
(マネーサプライ伸び率 - GDP伸び率)

景気拡大の下、米国内で利用可能なマネーが急激に減っている

というわけで為替市場も強いトレンドが確認できる通貨ペアがない中
唯一、早期テーパリング観測からトレンドが期待できそうな値動きとなっていた
ドル円相場の頭が重くなってしまって、面白くない展開です。

今日のPPI受けて米金利が反発してもドル円の反発が見られません。

今はリスクポジションをふくらませる局面ではなさそうです。

キウイ円76.94円L
ドルカナダ1.24955ドルS 継続。
今週のひろこのWeeklyGOLDは
今週9日月曜のGOLDの急落、フラッシュ・クラッシュの舞台裏を解説。
貴金属ディーリングのプロは
「EFP」に着目して、事の背景を読み、
金の買い手と売り手の構造を分析するんですね。

池水雄一氏の解説、必見です。


動画 ⇒https://youtu.be/B0IsCVUcup4
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