2023年2月2日木曜日

FOMC前、米経済指標弱くドル金利低下ドル安へ

 FOMC金利発表の4:00はもうすぐですが
パウエル議長会見の4:30を確認すると
流石に明日の仕事に響くのでそろそろ寝ないとな・・・。

というわけで今夜の米経済指標、整理しておきます。
弱いものが目立ちドル円相場が130円大台割れて円高進行中。

・1月ADP雇用統計:+10.6万人(予想:+18.0万人、12月:+25.3万人←+23.5万人)
         ➡マイナスとなった21年1月以降2年ぶり低い伸び。
          ただしカリフォルニアの洪水など、悪天候が主要因で
          一時的である可能性も。

・12月JOLT求人件数:1101.2万件(予想:1030.0万件、11月:1044万件←1045.8万件)
           ➡減少予想に反し増加。7月来で最高。
            求人が増えているということは労働市場はタイトということか。
          
・12月建設支出:前月比▼0.4%(予想:0.0%、11月:+0.5%←+0.2%)
         ➡予想外のマイナスに沈む。マイナスは8月来。


・1月ISM製造業景況指数:47.4(予想:48.0、12月:48.4)
   ➡パンデミックによる経済封鎖直後の20年5月来で最低の数字。
    3カ月連続で50割れ。12月からも大きく低下しています。
    
ADPが弱くドル金利が低下気味でドル円が下落していますが
天候要因の可能性もあって、労働市場の緩みが出てきているかどうかは
今回の数字だけでは判断できません。

しかし建設支出、ISM製造業の数字は弱く、
そろそろ利上げを止めないと、オーバーキルとなるのでは?
と、ハト派観測が強まるのも理解できます。

パウエル議長がハト派スタンスで望めば
ドルが一段安となるかもしれません。

現時点(FOMC前)での通貨インデックス一覧

FOMC結果は明日にまとめますね。

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