2008年10月4日土曜日

雇用統計悪化でドル買い?


雇用統計は悪かった、、、んですよね?
NFP非農業部門雇用者数は前月比▲15万9000人!!
市場予想平均も悪かったんですよね、▲10万5000人、
この事前予想をも上回る悪い数字に瞬間ドル売りに走りました。
いやー追いかけなくてよかった、、、ドル売りはほんの一瞬。
その後のドル買いはいったいどういうわけでしょう?!

昨日2日に発表された新規失業保険申請件数が49.7万件で、2001年9月以来の高水準
(主にハリケーンの影響だとか)ということもあって、
事前に悪い内容を織り込んでいたという解説がなされることでしょうけれど、
実際こんだけ悪い数字が出てるのにドル買いだなんて、これは
「相場がそっちに行きたがっていた」だけだと思います。

じゃあ、何でドル買い方向に行きたいのか。というと、
やはりこの後am2:00には出るであろう下院での米金融安定化法案の可決への期待。
ということでしょう。
雇用統計というのはレートが乱高下するイベントですけれど、
その内容と相場の反応が一致しないことが往々にしてありますよね、、、。

昨日のECB理事では金利が据え置かれましたが、
トリシェECB総裁の声明がインフレの上振れリスクの後退を指摘、
さらに理事会で利下げも検討したことを明らかにしたことで早期利下げ観測が強まって
ユーロが売られていますね。ユーロドルもユーロ円も前回安値を割り込んで
年初来安値更新してしまいました。
戻ったら売り。で考えていましたが、期待値まで戻らぬまま下げてしまったので、
売り損ねたまま置いてきぼり。追いかけて売ってもいいのだろうか?安値更新だし、、、
あまり戻らずに下げそうですが。

しかし、後1時間ほどで下院での採択がありますので、今ポジションを取るのはリスキー。
ここんとこ腰が引けてポジション取ってません。こんなにチャンスのある相場なのに(笑)
今週は寝不足で昨日ブログを書く前に寝ちゃいました。
季節の変わり目、体調管理気をつけなきゃ。

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