予想はしていましたがやはり日経平均はバブル後最安値を更新。
7,162.90円▲486.18(▲6.36%)
先週末のNY市場で安値から戻りを入れていた為替市場も軒並ギャップダウンからのスタート。
やはり簡単には戻りませんね。東京時間は日経平均も最安値更新となったことからだらだらと
下げ続けましたが、夕方欧州時刻あたりから再び上昇に転じています。
しかし、週末はいつ何が発表になるかしら?
とずっと気にかけておりましたが、何もでませんでしたねぇ、、、。
大倉さんが当局に緊迫感がないと先週のFOREXRADIOで話していましたが、
金曜の為替の急落をみても反応なしとはちょっと驚きです。
週がスタートする前には何かが、という期待が剥げ落ちた動きとも取れますね。
株価がバブル後最安値を更新して、やっと出てきたのは
「株価の緊急市場安定化策」これは日本国内の対策。その後に「G7共同声明」。
「G7共同声明」として
「円の急激な変動は好ましくなく、経済や金融市場に与える影響に重大な関心を持っている」との
発表がありました。言及されているのは「円高」のみ。ユーロの下落は気がかりではないようです。
G7声明を受けて、市場には協調介入に対する警戒感も広がりましたが、
その割にはマーケットは極端に動く風でもなく、中途半端な印象。
G7の共同声明なんか聞かなくても市場は勝手に介入警戒していましたから、
この程度の声明はあってもなくても同じでは?と思いましたが、
これを受けても円高が止まる兆候がはっきりと見られないあたり、
まだまだ市場に潜む鬼に脅えて大きくポジれない投資家が多いと思われます。
そう、疑心暗鬼ってやつですね。
日経新聞などにはヘッジファンドの換金売りとの解説がなされていたりしますが、
そういうポジションって今現在もまだまだ残っているのでしょうか?
オージー円チャートなんかもう底値の底値近辺でしょ。
どうみても投げは一巡したと見えるのですが、下落過程でヘッジファンドではない
新規買いのポジションがしこっていたりするのでしょうか。
んーオージー円50円台なんて黙ってみているわけには行かない。ちょっと拾ってみたいわ、、。
今日はRBA(豪準備銀)が豪ドル買いを行った模様(24日にも行われたとか)ということで、
ここからは支えられるかも。ということで、今日の安値近辺55.89円でロングしてみました。
前回安値を割ればきります。
さらにポンドを142.90円でロング。
これは下落のスタート地点150円くらいまでもう一度戻すのでは?という期待からですが、
まだまだ薄氷の上を恐る恐る歩くようなものですから、ヒビが入った!と思ったら即撤退します。
先週のGDP前期比▲0.5%92年以来はじめてのマイナス成長との発表には
「いよいよか、、、」とも思ったのですが、ここまで下げちゃってますので、、、。
アメリカの次は欧州、イギリスとは言われていましたが、
ここから更に下げるかもしれないと考えると末恐ろしい限り。
欧州圏についてはまだまだ全力買いは禁物と思っています。
でも、チャートを見つめれば見つめるほど「セリングクライマックス」だったのでは?
という気がしてならない金曜日の下ひげ長い大陰線。
今日はそのひげの脇をちょろちょろ動いているので完全に戻るという自信はないですが、、、。
今週のFOMCでは利下げの観測が強まっています。
FOMCでは他に何か出てくるかしら?まだまだ眠れぬ夜は続きそうです。
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