2009年10月28日水曜日

調整歓迎。下げたら買うべし?!

        写真メチャアップ!!、、、、もうアップには耐えられない、、、(悲)
2年前のロジャーズ氏の講演会の時には司会をさせていただきましたが
その講演会の主催は豊商事さんでした。

ドル円は結局92.50円引き付けて利食うのには失敗しています。
92.30円くらいまでの高値で頭を抑えられていますね。
日足では見事に雲に阻まれた格好ですので、ここから失速しそうなムードも
あるのですが、まだ持っていたりします。
91.50円割れるまではまだ再度の92.50円近くまで戻せるチャンスは
あるんじゃなかろうか、、、
なんて期待も入っちゃっているのがあまりよくない傾向?!
本当なら一度撤退して様子を見るべき場面なのかもしれませんが、、、、。

NYダウが一昨日の夜急落したことで警戒する向きもありますが、
その理由も著名アナリストが
「多くの米地銀は2011年まで利益を出すことが出来ないだろう」
との見通しを示したにすぎず
(正体はロックデール証券のアナリスト、リチャードボーブ氏だとか)
この人のマーケットへの影響力って最近になって
大きくなってきているみたいですが、
そもそもそれほど有名な人でもなかったようです。

つまり、
市場は今ちょっと何か起こると過敏に反応するような神経質さを孕んでおり、
これが何処で利食っていいものかわからぬ強気相場の調整へのきっかけを
欲しがっているというだけならまだいいのですが、
材料が2つ3つ重なったりすると、根拠の薄い上昇相場の終焉への
不安のスパイラルから大きく下げるかもしれないなんて連想が働くのでしょうね。

しかしながら、むしろ調整を歓迎する向きも多く、
健全なガス抜きをしながら上昇は続くとした強気継続派の声も聞かれます。
NY株の動向を探りたいときに参考にさせていただいている
「10~15%の調整がある」という見方をとる投資家が多かっただけに
押し目歓迎という人気もある。」
さらに「市場外には3兆ドル(276兆円)の資金が
MMFに眠っており、預貯金で生活している退職者には悩みの種であった。
ビル・ミラーは「向こう10年間の株価は年10%の成果をあげる」
という信念の持ち主だけに、金上昇→ドル高は当然とみているのだろう。」
とした記述もあり、これから出口戦略論が盛んになるという見通しをされています。

足立さんとは10年くらい前にラジオでお仕事ご一緒させて
いただいたことがあるのですが、当時、誰も見向きもしなかった
下げ相場が長く続いていた金相場が
近い将来上昇に転ずることを予見されていらっしゃいました。
金なんか誰も見向きもしなかったんですよね、その頃。
あの当時に金を買っていたなら1キロ100万円もしなかったのに(笑)
今では300万円出してもまだ足りません。

話がそれました。
えーと風向きが変わるのではないかという懸念もチラホラある中ですが、
今年いっぱいは強気で押し切っていいのではないかと思っています。
つまり、何かあっても調整。
懸念の声など聞かれなくなった熱狂が来ない事には
終わらないものと思うので、クロス円は押したら買いでいいんじゃないかな。
目先もっと調整が欲しいところではありますので、
今すぐに買いではないと思いますが。

ドル円は91.50きれないことには保有継続。

↓こんなのとか、ガス抜きにはいいんじゃない?
10月の米消費者信頼感指数が47.7と前回値、市場予想平均を下回った。