2010年3月15日月曜日

ギリシャ問題デットライン

今日かサマータイム。
そう思うと心なしか東京の空気もすっかり春めいて感じます。
いや、今日は実際暖かかったの。桜の開花が気になる頃となりました。
来週末には目黒川花見大会が企画されてますが、
さて東京の開花とばっちりタイミングが合うでしょうか。

NY株式取引時間は、
日本時間で22:30~翌5:00。
昨今注目の商品市場は若干異なります。
NY 金 21:20~2:30 
NY白金 21:20~2:05
NY原油 22:00~3:30

さて、今日明日のEUの財務省会合は注目ですね。
先月のYMTV[まる金のここがポイント」でも荻野金男さんが
3/15-16がギリシャ問題にとって重要だと指摘していました。
ギリシャ政府の公務員賃金法案、燃料税、年金改革などを含む
追加財政再建策の実施期限のデッドラインとされています。

これに先立ち、先週末に仏ル・モンド紙が「15日のEU財務相会合で、
ギリシャに200-250億ユーロの金融支援計画を打ち出す」との観測記事を、
オーストリアの現地紙にいたっては「EUから550億ユーロの支援を受ける可能性」との観測記事を報じています。
フランスのルモンド紙も250億ドルって予測してたかと思います。
各国がこれだけ具体的な観測記事が書けるということの裏側には
なんらかのリークでもあるんじゃないかと思ってしまいますよねぇ。

でも、ドイツの財務省は
「15日のEU財務相会合でギリシャへの財政支援に関して
何らかの決定がなされる理由はない」と述べていて。
期待に水を差しています。
ユーロが下げ止まっていることの理由にはやはり市場の期待の方が
勝っているということなのかなーと見ているのですが、
追加再建策というのが期待はずれの内容に
終わるようなら下落スタートのシナリオも拭えませんね。
EU財務相会合は、今日15日25:00~と16日(火)17:30に開催の予定。
見極めるまで無理に賭けに出る必要はなさそうです。

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