2010年9月21日火曜日

介入後の相場、あまりに静かで不気味・・・

連休の谷間ですし、今夜はFOMCもありますし、
中国は明日から大型連休入りするそうですし、なんだか静かなマーケット。
ドル円の介入は初日の2兆円規模のみ?!なのでしょうか。

85円あたりに大量のbidを置いてあるとかなんとか噂されていますが、
その真相は分からずとも、こうも静観の中、85円を崩さずに水準を
維持しているとはその介入の巧妙さに唸るばかり。
何がキッカケとなりまた動き出すのでしょうね。

先週のFOREXRADIOではだいまんさんが
つまらない相場になっちゃったとおっしゃってましたが、
こんな相場になることが分かっているなら、
85.50-85.90レンジで逆バリでシステマティックに売買を
繰り返してりゃ良かったわけです。
でも、今頃それに気がついてそういうポジションを作ったところで
直後にレンジブレイクしたりするのが法則(笑)
不思議と自分のポジションが見事にキッカケとなるような
絶妙なタイミングで、逆に動き出したりするので、
この相場、手出し無用?!

先週作ったドル円ロング、ほぼコストで一旦降りることにしました。
1週間ハラハラさせられて疲れちゃった。
今夜のFOMCも怖いですし、今日は夜遅くまで仕事で為替が見られないし。

またポンドドルロングは買った後少しは上がったのですが、
昨日、英国の9月ライトムーブ住宅価格が前月比▲1.1%と3カ月連続で低下、
また8月の主要銀行モーゲージ承認件数が4.5万件
(2009年4月の4.3万件以来の低水準)に落ち込んだなどという
ニュースに下落し、コストで撤退。

はー今の相場は細かく利食いしなきゃ駄目か。

すかさずドテン売りで挑みましたが、思うように下がらず、
すぐ止めました・・・(笑)

結局介入後の相場では負けてはいませんが、勝ててもいない。
というか、やっぱりやりにくいな(笑)
今夜のFOMCキッカケでドカーンと動いたりする?!
皆この持久戦に疲れ始めているような気がしますけど。

昨日はギリシャ国内の銀行へのストレステストを延期するとか、
ドイツ国債とポルトガル・アイルランドの10年物国債利回りスプレッドが
ユーロ導入後最大となるなどユーロ圏のネガティブ材料も飛び出して
ユーロが下落する局面もありましたが、トレンドを形成するに至らず。
結局はレンジから抜けられずにいます。
今夜のFOMC待ちなのかしらね。

豪ドルだけは、高値を更新する強さを見せていますが、
RBA総裁のスティーブンス氏が昨日、
「国内経済の見通しは強く、金融政策により対処する必要あるだろう」
「豪経済の力強い上振れに対し、利上げが必要となる公算」とか
強気な発言をしていますので、
市場には追加利上げの期待が広がっているみたいですね。
今日の議事録もそれが確認できる内容でした。

でも、ひねくれ者の私は、このままオージーだけがドンドコ上がるって相場に
違和感を覚えています。当局も強気、市場も強気、罫線も強気なんて三拍子が
揃ったところで、一旦大きく調整するんじゃないの?!なんて思ってるので、
次にやるなら豪ドル高値更新なんて水準を売ってみたいところです。
いつもの思い込みですので、危険だとは思いますけど(笑)

今日からTOCOM東京工業品取引所の夜間取引が翌朝4時まで延長されます。
これを記念して今夜、六本木でイベントが開催されるのですが、司会を務めます。
帰りは遅くなるので、今日は早めのブログ投稿。

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